Contents
美バストを目指す!バストアップマッサージ
簡単3ステップのセルフバストケア
1. バストの上をほぐす
まずは手をグーの形に。そのままバストの上を内側から外側に向かって、円を描くようにしてほぐしていく。
2. 脇を内側に引き寄せる
脇の下に指を4本入れしっかり掴んだら、息を吐きながら内側に寄せていく。戻すときに息を吸い、再度吐きながらさらに内側に引き寄せる。これを全部で5回繰り返して。
3. 両手でバストの形を整える
片方の手でバストを上に押し上げながら支えたら、もう片方の手でバストをまあるく円を描くイメージで、形を整えていく。
バストは体の癖や肩こり、首のこりの影響も受けやすい場所です。バストのコンディションが悪いと、老け見えの原因にも。バストを整えれば、ふわっと温かい感触になるだけでなく、見た目にも透明感がアップ。顔の血色まで明るくなります。
バストアップには肩甲骨ケアも重要!
実は背中の状態はバストに大きく影響します。肩甲骨が開くと背中が丸まり、バストが垂れる原因に。さらにバストが背中に引っ張られて離れ乳の原因にも繋がってしまうのです。
さらに肩甲骨の可動左右差は、バストの左右差に影響を与える可能性も。美しいバストのために、肩甲骨アプローチは欠かせないのです。
1. 肩に手をそえる
左手を左肩にそえる。
2. 肘を上げる
頭と目線はまっすぐをキープし、肘を耳の高さまで上げる。
3. ゆっくり回す
2の状態でゆっくりと肘を前側に5回まわす。肩が後ろにいくときに、大きくまわすことを意識して。
4. 後ろ向きに回す
さらに後ろ向きにも5回まわす。肩甲骨を引き下げるようにまわしてあげることで、僧帽筋のハリが解消。スラッとした首に。
5. 反対側の肩も同様に行う
同じプロセスで反対側の肩も同様にまわす。左右の肩を前に5回、後ろに5回×3セット。毎日行って。
美バストへ導くツボマッサージ方法
自宅でできるツボ押しケア
1. 乳腺に効果的な「天渓(てんけい)」のツボ押しマッサージ
天渓(てんけい)は脇から下に伸びるラインと、バストのトップから脇に伸びるラインが交わるところ。
手をグーにしたら、人差し指、中指、薬指の第二関節の山でツボをグリグリとマッサージ。慣れてきたら天渓からバスト側に向かって、乳腺を流すイメージでグーの手を移動させる。左胸は左手で、右胸は右手で行って。
2. 「中府」のツボ押しマッサージ
鎖骨外側の下、窪んだ部分から親指一本分したにあるツボが「中府」。猫の手を作ったら、指の第一関節を押し当てるようにしてグリグリマッサージして。
このバストケアは毎日やってOK。入浴中または入浴後は血行がよくなっているので、できればそのときにケアしてあげて。擦って色素沈着が起こらないよう、しっかりクリームなどを塗ってケアを行いましょう。
その他バストアップが期待できる方法とは?
バストに合ったブラジャーを選ぶ
下着メーカー・ワコールによると、女性は「37~39歳で急激な体型変化が訪れる」のだそう。つまり20代の頃に合っていたブラジャーが、40代でも合うとは限らないということ。
バストも加齢とともに変化していきます。美しい状態をできる限りキープするには、自分のバストに合ったブラジャー選びが大切だそう。
ブラジャーを選ぶときのチェックポイントは以下の5つ。
1. カップの上辺が浮いたり食い込んだりしていないか。
2. 前中心が浮き上がっていないか。
3. アンダーバストが苦しかったりずれ上がったりしていないか。
4. ストラップがズレたり食い込んだりしないか。
5. バージスライン(バストの底辺)のワイヤーが食い込んだり、当たったりしていないか。
現在手元にあるブラジャーがこれらのポイントを満たしていない場合、買い替えどきかもしれません。
バスト下垂の原因「悪姿勢」を見直す
姿勢の悪さは体型崩れにつながると、サロンオーナーの中野祐子さんは言います。
「肩が内に巻き込み、頭が前に出てバストの位置は下がり、お腹は潰れる。逆に、背面は背骨が曲がり、肩甲骨が開き、内に入っている肩は後ろから見ると肩が上がって大きな負担をかけている状態。長時間この姿勢をしていると、体が丸まる力が強まって、筋肉が緊張状態に。伸縮性を失い、硬くなって、体の可動域が狭まります。さらに疲労も溜まり、代謝が落ちて、脂肪も付きやすくなる。潰れたバストは下垂しウエストや捻じれた二の腕は太く見えてしまう。背中がガチガチに固まり、丸くムッチリ大きく、首は短く太くなり顔まで大きく見せてしまいます」(中野さん)
正しい姿勢のポイントは「頭の先から1本紐で引っ張られるイメージで背筋を伸ばすこと」だそう。美しい姿勢をキープすることで、表情までにこやかに変わると言います。
「姿勢を正した時の笑顔はしっかりと口角が上がりハツラツと明るい印象に。気持ちも自然と上がり、自信に溢れたようにも感じます。姿勢を正す時のポイントは、身体の力を抜いた状態で頭の先から1本紐で引っ張られるイメージで背筋をまっすぐ伸ばし、骨盤を立てます。この時深い呼吸ができるかが大切です。お腹が潰れていたり、巻き肩になっていると肺が圧迫され呼吸が浅くなってしまいます。姿勢を正す時に体が力んでしまうと反り腰になったり肩に力が入り腰痛や肩こり、疲労の原因になるので力を抜いた状態で姿勢を正すように意識してくださいね」(中野さん)
筋トレにより胸回りの筋肉を鍛えるのも有効
胸の大きさを直接増やすことはできませんが、胸まわりの筋肉を鍛えることで垂れにくいバストのキープにつながります。
胸には重さがあるので、それを支える筋肉がなければ時間と共に垂れ下がってしまいます。これを防ぐため、大胸筋を鍛えることを習慣にするとよいでしょう。
ただしやり過ぎには注意して。高重量を扱う本格的なトレーニングは、ふっくらとした感触を失う可能性があります。自分の体重を使った自重負荷トレーニングを継続して行い、胸を支える筋力を維持しましょう。