「硬派」の意味と類語や対義語とは?
それでは、まず「硬派」の正しい意味から解説します。類語や対義語も紹介するので、状況に合わせて使い分けましょう。
<「硬派」の意味>
「硬派」と聞くと、真面目で実直、男らしいなど力強い男性像を思い浮かべる人も多いでしょう。まさしく「硬派」は強い主義や考え方を持ち、男らしさを強調する人を指します。
「硬派」という言葉が使用され始めたのは明治時代のころで、当時は「自分の意見を曲げない頑固者」という意味合いが含まれていたようです。しかし、時代とともに「硬派」の意味も少しずつ変化しポジティブな意味で使われることが多くなりました。
<類義語や対義語は?>
「硬派」の類語には、「男らしい」「男気がある」「気骨のある」「気風がよい」「竹を割ったような」などがあります。ちなみに、「気骨のある」は、自分の信念を曲げず強い意志で前に進むという意味です。
「気風がよい」は、性格や心意気がさっぱりとして清々しいさまを表します。 最後に「竹を割ったような」は、曲がったことができない真っ直ぐな性格や人柄のことです。
硬派の対義語は「軟派」で、その場の空気に合わせて自分の意見や考え方を変える人を指します。女性の扱いにも慣れているところがあるので異性からモテる人も多いようです。
「硬派」な男性によくみられる特徴
「長期的な交際や結婚をするなら硬派な男性」と考える女性は少なくありません。しかし、硬派な男性をどのように見極めればいいのか分からない人も多いはず。ここでは、「硬派」な男性に共通する特徴をまとめました。硬派な男性を見極める際の判断材料にしましょう。
確固たる信念を持っている
硬派な男性は、強い信念を持っています。人間関係や恋愛、仕事に対して誠実に向き合い、いい加減に物事を進めるところがありません。真面目に物事に取り組むのは、確固たる信念があり自分の正義を全うしようとするからです。
その結果、周囲からストイックな人だと思われていることもあります。尊敬の眼差しが注がれる一方で、自分の信念を優先することもあり時には少し頑固で柔軟性に欠けると思われることもあるようです。
恋愛に不器用な人が多い
硬派な男性は恋のチャンスを逃しやすいという傾向があるようです。なぜなら、硬派な男性は不器用な場合が多く、好意がある相手に対して素直に愛情表現をすることが苦手だからです。
好意を匂わせるなどのアプローチも苦手なので、相手へ恋心が伝わらず、関係がなかなか進展しないことも。ただし女性に対して常に誠実に向き合うので、無理にスキンシップを求めたりメールをしつこく送ったりなど、相手が嫌がることはしないというのも大きな特徴です。
周りの人に弱音を吐くのが苦手
硬派な男性は人に弱音を吐いたり、アドバイスを求めたりするのが苦手です。なぜなら、弱い自分を人にさらけ出すことが自分の信念に反すると思っているからでしょう。硬派な男性は本当に信用できる相手にしか自分の本音や弱みを見せません。女性に弱音を見せたり甘えることも信念に反する、と考える方も多いでしょう。
硬派な男性が恋人の場合、何かあっても女性にはなかなか相談しないため、いつのまにか関係に亀裂が入るパターンも。ただし、彼女のことを信用していないわけではありません。。硬派な男性は周りに自分の弱みを見せるのが苦手なのです。もし硬派な男性と交際していて、なかなか相談をしてくれないと感じる場合は、無理やり悩みを聞き出すよりも見守って待ってあげるのが望ましいでしょう。
恋愛には一途で裏切らない
基本的に硬派な男性は、浮気はせず相手に一途です。軟派な人のように感情に任せて恋愛を楽しむことはしません。そのため、一度付き合い始めたらそのまま結婚に至ることも多いようです。
また、彼女を悲しませることをしないので、円満な結婚生活が送れるのも大きな特徴でしょう。 付き合うなら自分を楽しませてくれる軟派な人を好む女性も、結婚は硬派な男性がいいと言うケースも多いです。それは、硬派な男性が一途に自分を愛してくれることが理由かもしれません。
嘘や曲がったことが嫌い
硬派な男性は、強い信念を持ち曲がったことが大嫌いです。正義感の強い硬派な男性は自分の信念に反することを見過ごせないので、仕事場では人と対立して揉め事に発展することも。
また彼女の裏切りを許せないと考える人が多く、浮気をされるとたとえ気持ちが残っていても別れを選ぶ人も多いようです。硬派な男性は小さな嘘であってもなかなか許してくれません。もし円満な関係を続けたいなら、その場しのぎの嘘はつかないように注意しましょう。