「黒髪なのに垢抜けてる！」理由は？
必ず“抜け”をつくっているから
ただでさえ重い印象の黒髪。すべてが重いと垢抜けず、野暮ったさが出てしまいますが、“抜け”をつくることで表情が明るくなり、垢抜けた雰囲気に仕上がります。
その“抜け”とは例えば、透明感を感じられるツヤや、ゆるめウェーブの動きなど。顔まわりのレイヤーやシースルーバングも“抜け”に繋がります。
似合うカットをしているから
自分に似合う前髪やシルエットというように、「色」だけでなく「髪型」にもこだわることが、黒髪を垢抜けさせるコツ。
例えば、気になるフェイスラインや頬骨をカバーするため、前髪をチークラインで流れるようにカット、もしくはスタイリングしたり、クールな雰囲気をまとうためカットラインをぷつっとした切りっぱなしにしたり、「似合う」を追求した髪型は、重い印象の黒髪でも垢抜けて見えると言われています。
トーンの高い黒髪だから
黒髪は黒髪でも、トーンを上げると落ち着いたムードからグッと華やかなムードに変わります。ダークな髪色ながら顔色が明るく見え、決して派手ではないのに垢抜けた印象に。
黒髪の中でもトーンにこだわって髪色を選ぶと、これまでの印象とは大きく違った黒髪ヘアを体験できるかもしれません。
【ショート×黒髪】でおすすめの髪型
やわらかフォルムの大人ショート
短い髪でも、やわらかいフォルムを意識することで女性らしく。縦長をカバーしたい面長さんにとくにおすすめできる髪型です。
カット
顔まわりに長さを残しているので輪郭カバーができ、初ショートさんでもトライしやすい髪型です。襟足は短くすっきりと。サイドも耳が隠れる長さをキープし、エレガントな仕上がりにしています。
スタイリング
ストレートアイロンを使い、中間から毛先にかけてカールをオン。前髪は頬の高さで動くようにしているので、気になる面長感を緩和できます。かき上げるように立ち上げることでボリューム感が出て、バランスよく仕上がるでしょう。
前髪なしのコンパクトショート
ストレートのセンターパートショートは、パーマで毛先に丸みをプラスするとぐんとレディな印象に。清潔感と知性を感じさせるスタイルで、ベーシックカラーのシンプルなファッションとの相性も抜群。カットのラインや角度を計算すれば、どんな顔型にも似合います。
カット
フロントはリップライン、サイドは耳たぶがギリギリ隠れる長さにした前下がりのサイドグラデーションショート。前髪を長めにして目のラインから耳にかけて表面と内側にもレイヤーを入れて、フロントを分けたときに髪が溜まりがちな部分の毛量をしっかり調節。そうすると重くなることなく抜け感がたっぷり出て、きれいなカールがお目見え。
パーマ
直毛に曲線を与える程度のパーマがベスト。大きめのロッドで毛先〜中間まで1回転半巻き込んで、ハーフカールをプラスします。直毛すぎてやわらかさを感じられない人は、これで劇的に扱いやすくなり、印象もアップ。
スタイリング
分け目がぱっくりしないよう、根元をこすりながらドライしてフラットにしておきます。少量のオイルを手のひらに薄くのばし、オールバックにしながら根元近くからなじませて。最後は、手ぐしでざっくりセンターパートに。
乾かすだけで決まる丸みショート
仕事や家事など、何かと忙しい30代・40代には、乾かすだけで簡単かつおしゃれに仕上がるヘアスタイルがおすすめ。そんな大人世代の願いを叶えてくれるショートヘア。
カット
全体はやや重めにカットしてまとまりやすく。リップラインの長め前髪でフェイスラインを包み込むようにつくることで、小顔見せ効果と大人っぽさも発揮。前髪の根元を自然に立ち上げることでこなれた雰囲気も手に入ります。バックにレイヤーを入れて頭の形がきれいに見える丸みのあるシルエットに。襟足部分をコンパクトに仕上げることで甘くなりすぎません。
スタイリング
髪を軽く濡らしてブローする際、手ぐしを通しながら乾かすことがツヤ感をだすコツ。前髪はかきあげるようにして乾かして、根元を軽く立ち上げて。『N. スタイリングセラム』を2プッシュとり、手のひら全体に伸ばしてから全体にもみ込んでナチュラルなウェットヘアに。
ふんわりとしたボリューム感のひし形ショートボブ
骨格や頭の形をカバーできるひし形のショートボブスタイル。ひし形は顔型などのバランスを補正してくれるため、幅広い顔型の人に似合うシルエットです。
カット
ふんわりとしたボリューム感がやわらかい印象を与え、短めのレングスでもフェミニンさを引き立てます。バランス補正効果で首を長くもすっきり見せてくれるところも◎。
スタイリング
ストレートアイロンで襟足は外ハネに、もみあげ部分は内巻きにします。表面は後ろに流すようにサッとアイロンを通す。軽めのオイルでフワッと仕上げます。ドライの際、トップにボリュームが出るように根元を立ち上げながら乾かすのもポイントです。
【ボブ×黒髪】でおすすめの髪型
定番ボブをアップデートした黒髪ボブ
アンニュイな前髪の大人かわいいボブ
くせ毛を活かしたパーマ風のミディボブ
前髪なしのクール系ボブ
小顔効果も期待できるコンパクトボブ
軽い外ハネで華やかさがUPするニュアンスボブ
定番ボブをアップデートした黒髪ボブ
重く見えがちな黒髪ながら、動きのある前髪で今っぽさと小顔見せを両立。今のボブにそろそろ飽きてきた、なんて人におすすめです。
カット
ライン感ある重めのボブがベース。顔まわりは骨格に合わせたステップボーンカットを施し余白を埋め、小顔に見えるよう調整します。
スタイリング
ストレートアイロンで全体をまっすぐにしたら、前髪と顔まわりは動きが出るようワンカールに。
アンニュイな前髪の大人かわいいボブ
黒髪でもゆるふわウエーブが軽さを演出。前髪までカールを加えることで、優しげな印象と洒落感が同時に手に入ります。
カット
ベースはボブ。透け感がある前髪と、全体のゆるやかなカールで、軽やか&優しい印象に。前髪にもウェーブを加えることで、アンニュイな雰囲気が出ます。
スタイリング
26mmのコテで全体を外ハネにした後、表面を内巻きにします。バランスを見つつ巻きを崩しながらバームを塗布して完成。
くせ毛を活かしたパーマ風のミディボブ
お悩みのくせ毛を活かしてつくったパーマ風のボブスタイル。スタイリングがしやすく、収まりがいい点がうれしいポイント。きちんと感や今っぽさを出すために、必ずツヤ感を出せるスタイリング剤を使いましょう。
スタイリング
26mmのコテでくせとレイヤーを活かしながらベースを外ハネに、表面の毛束をランダムにとったらすべて外巻きに。熱が冷めてから軽くほぐせば、今っぽさのあるパーマ風に仕上がります。最後に、オイルとバームを1：1で混ぜたスタイリング剤を髪に揉み込んだら完成。
前髪なしのクール系ボブ
スタイリングが楽ちんで、テクニックなしで決まるあごラインのワンレンボブ。
スタイリング
オイルをワンプッシュとり、手のひらに伸ばしてから全体になじませてツヤを仕込みます。前髪は6：4で分け、量が多い方の根元を立ち上げるようにして後ろに流して。くせやうねりが気になる人は、ストレートアイロンを全体に通し、軽く内巻きにしてからスタイリング剤をつけましょう。
小顔効果も期待できるコンパクトボブ
カジュアルな印象のボブとシースルーバングを合わせることで甘過ぎない仕上がりに。大人かわいいスタイルがお好みのかたにもおすすめです。
カット
コンパクトなシルエットのあごラインのボブ。あごライン＋少し前下がりにカットすることで輪郭をカバーしてくれるため、小顔効果も期待できるスタイルです。首周りをすっきりと見せてくれるので、首が長く見える効果も。
スタイリング
ストレートアイロンでさらっと内巻きにし、ツヤ感をプラスするオイルでスタイリングします。カールアイロンで巻くと丸みが出すぎて子どもっぽい雰囲気になってしまうので、ストレートアイロンで毛先を内側に向けるくらいの気持ちで巻くのがポイント。
軽い外ハネで華やかさがUPするニュアンスボブ
カジュアルもきれいめスタイルも相性がよく、簡単に決まる前髪なしのボブスタイル。
カット
ベースはあご下のラインでカットしたボブスタイル。毛先を軽く外ハネにすることで立体感が生まれ、華やかさを演出することができます。顔周りは後ろにふんわりと流すとフェイスラインもきれいに。
スタイリング
ストレートアイロンで全体のくせを伸ばした後、中間の毛束をランダムに取り、内巻きに。毛先は軽く外ハネにします。ストレートアイロンで顔周りの毛束を縦に挟み、外巻きにして後ろに流します。バームをパール1粒分をとり、手のひらに伸ばしてから全体にもみ込んで。髪の内側からつけるのがベタつかせないポイントです。
【ミディアム×黒髪】でおすすめの髪型
小顔を叶えるナチュラルなレイヤースタイル
切りっぱなしのくびれミディアムスタイル
小顔に見える外ハネミディアム
シースルーバングで甘さを抑えたラフなミディアム
パーマ風ウェーブスタイル
カジュアルでも色っぽい、かき上げアンニュイミディ
ナチュラルなふんわりレイヤーミディ
華やかさを演出するパーマスタイル
スタイリングがしやすいくびれミディ
小顔を叶えるナチュラルなレイヤースタイル
ナチュラル感が今っぽい雰囲気を醸し出す、ミディアムレイヤースタイル。くびれシルエットが小顔効果をアップさせてくれます。
カット
顔まわりに独立したレイヤーを施すことで、ウルフカット風のくびれシルエットをつくります。全体にも少しレイヤーを加えサイドのボリューム調整をすれば、顔型に合ったベストなバランスが完成するはず。前髪はフルバングにし、上品ながらトレンド感も感じられるスタイルに。目の上ラインのフルバングは、広いおでこにお悩みの方にもぴったりです。
スタイリング
ストレートアイロンを使いくせをある程度伸ばしたら、毛先は全部外ハネに。スッと外を向くくらいのゆるめカールがおすすめです。顔まわりの髪は軽く内巻きにし、最後オイルを少量ずつつけ束感を出して完成です。
