Contents
そもそも「運気」とは何?
そもそも「運気」とは何なのでしょうか。辞書には、次の通り意味が掲載されています。
【運気】
自然界の現象に現れる人間の運勢。天地・人体を貫いて存在するとされた五運と六気。人間の脈にも現れるとして漢方医に重視された。
言葉を「運」と「気」に分解して、もう少し細かく見ていきましょう。
【運】
1. 幸、不幸などをもたらし、状況を動かしていく、人の力ではどうすることもできない作用。巡り合わせ。運命。
2. ( 特に、よい場合をいう ) 幸運。しあわせ。⇔不運。【気】
1.生命・意識・心などの状態や働き。
2.天地に生じる自然現象。空気・大気や、水蒸気などの気体。
3.あたりに漂う雰囲気。心に感じる周囲のようす。
4.ある物がもっている特有の香りや風味。
(引用すべて小学館『デジタル大辞泉』より)
つまり「運気」とは「(良いことも悪いことも)自分では支配することのできない、目に見えない大きな動き」だといえそうです。
「運がいい」ってどういう人のことをいう?
そもそも「運がいい」とはどういった状態のことなのでしょうか? 「運がいい」と感じたエピソードを、全国の女性に調査しました。あなたは自分自身を「運がいい人」と思えますか?
(Domani編集部調べ。30~45歳の有職既婚女性110人に調査)
懸賞やクジに当たる
・懸賞によく当たる!(40代・愛知県)
・何気なく応募した懸賞で、一番いい景品が当たったことがある(40代・茨城県)
・海外旅行が2回当たった(40代・神奈川県)
・懸賞に応募したら、当たることが多々ある (30代・石川県)
・普段のちょっとしたことに運はないが、こここぞという時によく当たったりラッキーなことが起こる(40代・広島県)
・宝くじで5万円当たった(30代・東京都)
仕事・職場に恵まれている
・今の職場にいられることに運を感じる(30代・東京都)
・何も資格がない40代の私が、派遣社員から大企業の社員になれた(40代・大阪府)
・想定外のことで仕事の成果が出てくるから (30代・東京都)
・仕事運。ひとつの仕事がなくなっても、しばらくすると新しい仕事が入る(40代・京都府)
・仕事運はいいと思う。今までアルバイトを含めても、いい職場ばかりだったので(40代・北海道)
・子どもや仕事に恵まれた(40代・東京都)
周囲の人に恵まれている
・困っていることがあっても、絶対助けてくれる人がいるから(40代・神奈川県)
・出会いに恵まれている(30代・埼玉県)
・周りに良い友人がたくさんいるから(40代・茨城県)
・人の出会いがいい(40代・神奈川県)
・先生や友達、環境に恵まれていたりタイミングがいいことが多い(30代・神奈川県)
物事がいい方向に進む
・こうなった方がいいと思う方に物事が進むことが多いから(30代・埼玉県)
・嫌なこと、困ったことがあっても、最終的にはうまくいく(40代・大阪府)
・思った通りに人生を歩めている(30代・東京都)
・なんだかんだと受験を第一志望で突破して、就職先で働き続け、結婚して子供たちにも恵まれたから(30代・愛知県)
タイミングに恵まれる
・新型コロナがここまで流行する前にギリギリ出産できたのはラッキーだった(30代・鳥取県)
・電車に乗り遅れたと思ったら、遅延で電車自体が遅れており、正当な言い訳ができた(40代・東京都)
・今の仕事にタイミングよく就けたこと。私が仕事を始めたら、嫌な上司がすぐに移動になったこと(30代・茨城県)
いい家族に恵まれる
・良識のある夫と結婚できたこと。子供に恵まれたこと。親に愛されて育ったこと。日本に生まれたこと(40代・神奈川県)
・家族に恵まれたから(30代・福岡県)
・なんだかんだで可愛い子供が3人もいる(30代・愛知県)
ピンチを乗り越えられる
・最悪なピンチを毎回乗り越えれた(30代・大阪府)
・私はシングルマザーです。父は他界、母は難病で体が不自由。10年程子どもを一人で育てながら、母の家に様子を見に行く生活でしたが、周りの人達に助けてもらい、何とか乗り越えてきました。金銭面でも、大変な時にたまたま応募したギフト券や、しまい忘れていたお金が出てきたり、いつもピンチがラッキーに変わってきました(40代・北海道)
「最近運気が悪い…」と感じたら見直したいこと
嫌な人と無理して付き合っていない?
人生は出会う人、付き合う人で変わります。 もし今あなたの運気が下がっている、運が悪い、と感じることがあれば、苦手な人との付き合いを無理に続けていないかどうかを見直してみてください。
心身のコンディションや運気を守るためには、こういった人との距離を保つことは大切なこと。自分のために負のエネルギーに時間を使わないことが重要です。
ポイントは「会わないこと」「関連するSNSを無理に見ないこと」「口に出さない(陰口も言わない)こと」。 視界をできるだけポジティブなもので埋め尽くす努力をしてみましょう。
トイレの清掃をサボっていない?
一級建築士であり、家相を取り入れた家づくりを行う建築のプロ・株式会社G proportion アーキテクツ代表の八納啓創(やのう けいぞう)さんに、運気を下げるトイレの特徴について伺いました。
トイレは金運を象徴するところ。ただきれいにしただけで金運は上がりませんが、汚い状態ではもろにダウンしてしまうそう。掃除は誰がやってもいいので毎日行い、清潔を保つことが大切と言います。
その他、運気が下がるトイレの特徴についても教えてもらいました。例えば照明が暗すぎるトイレは、汚れていても気にならなくなってしまいがちなので状態としては凶。
トイレにスマホや本を持ち込み、長居するのもやる気がダウンしやすくなったり、テンションを下げてしまうような行動を取りやすくなるようです。
トイレの床にスリッパや掃除道具、ゴミ箱以外のものを置くのもNG。マットは置いてもよいですが、頻繁に取り替えることが条件と言います。
また、脳にダイレクトで不快感を抱かせるニオイもNG。芳香剤はあまり使用せず、天然由来のアロマディフューザーなどでニオイケアをしてあげるとよいそうです。
水を流すときはトイレの陰の気が拡散されてしまうので、必ずフタを閉めることのもポイントだそうです。
うじうじ思い悩んでいない?
運がいい人は、気持ちの切り替えが早いという特徴があります。
諦めず粘ることで好転することももちろんありますが、過去の失敗に躓いて動けなくなってしまっているのなら、早めにその気持ちを手放してしまったほうが運気はアップしやすいでしょう。
ネガティブな気持ちやマイナスな考え方はスパッと見切りをつけ、前向きに行動することで新たなチャンスがやってくるものです。
時間や気持ちに余裕がない暮らしをしていない?
忙しすぎて時間や気持ちに余裕がない暮らしをしていませんか?運気を上げる上で「余裕」は欠かせません。
もし好機がやってきても、あなたに余裕がないとそれに気付くことができず、仮に気付けても両手が塞がった状態では受け取ることができません。
余裕を持つことは運気を引き寄せるだけでなく、ピンチを切り抜ける力にもなるのです。
【日常】日頃の生活でできる運気を上げる方法
神社やお寺に行く
運気の停滞を感じるときは、お祓いを試してみるという方法があります。
時間がなければ参拝をするだけでもよいでしょう。決して有名な場所でなくても、近所にある神社やお寺に行けば十分。参拝はできるだけ午前中にしましょう。
自分のための祈りの時間を作る
スピリチュアルビューティコンサルタントのNeffymaiさんによると、毎朝5時〜7時の間に瞑想をするなど、自分のための祈りの時間を作ることが、運気アップのコツだといいます。
「この時間帯は自分の本質的な部分と向き合えるゴールデンタイムなんです。ワーママの朝は戦争だと思いますが、少しの時間でもいいので〝自分は今日1日どう過ごしたいのか〟 〝どんな自分でいたいのか〟 などイメージできるといいですね。Appleの創設者・ステーブ・ジョブズをはじめ、成功者たちは早起きしてこのような時間を過ごしてチャンスをものにしています」(Neffymaiさん)
自分を愛する
さらにNeffymaiさんによると、自分自身を愛することで幸運が舞い込みやすい体質になるのだそう。
「『いつもありがとう』『頑張っているね』『愛してる』など、まずは自分を愛することから始めてみてください。自分自身で愛され体質に変換することで、幸運が舞い込みやすくなるはずです」(Neffymaiさん)