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BEAUTY 毛穴

2021.01.15

もう〝イチゴ鼻〟で悩まない!【小鼻の黒ずみ問題】を解決するためにすべきこと

 

小鼻の黒ずみは、人目に付きやすいため、気になっている人も少なくありません。小鼻の黒ずみを解消するためには、まず原因を知り、適切なケアと予防をすることが大切です。エステや美容皮膚科で専門ケアについても紹介します。

【目次】
小鼻の黒ずみとは?まずは原因を探る
自宅で簡単、黒ずみケア
エステや美容皮膚科で専門ケア
日頃から黒ずみを予防しよう

小鼻の黒ずみとは?まずは原因を探る

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「小鼻の黒ずみをケアしても、また黒ずみができる」という悩みを抱えている人は少なくありません。小鼻の黒ずみを根本から解消するには、まず小鼻の黒ずみはどういう状態なのか、また、どうしてできるのかを知ることが肝心です。

どういう状態を指すのか

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メイクの際に鏡で自分の顔をよく見たときに、小鼻の黒いポツポツに気づいた経験がある人も多いのではないでしょうか? 小鼻にできるイチゴの表面のようなポツポツは、「イチゴ鼻」とも呼ばれている小鼻の黒ずみです。

この黒いポツポツは、古い角質や皮脂、雑菌が毛穴にたまって「角栓」ができている状態です。黒ずみがあると、ファンデーションがきれいに塗れなかったり、メイク崩れとともに黒いポツポツが目立ったりなど、日常的な悩みに直結するため、気になっている人が多い肌の悩みのひとつです。

小鼻の黒ずみは何が原因?

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前述の通り、小鼻の黒いポツポツは、古い角質や皮脂、雑菌が毛穴にたまり、角栓になってしまっている状態です。通常、健康な肌は定期的に「ターンオーバー」と呼ばれる新陳代謝を繰り返すため、古い角質は自然と剥がれ落ち、新しい角質が作られます。

しかし、生活習慣やホルモンバランスの乱れなどさまざまな原因で、肌のターンオーバーが正常に行われなくなることも少なくありません。そうなると、古い角質皮脂などが毛穴にどんどんたまり、角栓になります。この角栓が空気や紫外線に触れることで、徐々に酸化し、黒ずんでくるのです。

なお、小鼻の黒ずみの主な原因は角栓によるものですが、毛穴の周りの肌にメラニン色素が沈着して起きている場合もあります。

自宅で簡単、黒ずみケア

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「小鼻の黒ずみが、なかなか取れない…」と悩んでいる人も少なくありません。しかし、小鼻の黒ずみは、正しいセルフケアをすれば、無理なく取り除くことが可能です。具体的にどのような方法があるのか紹介します。どれも手軽にできるので、自分に合う方法で小鼻の黒ずみを解消しましょう。

オイルで小鼻マッサージ

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自宅にあるもので手軽にでき、高い効果が期待できるのが、オイル綿棒を使った「オイルマッサージ」です。オイルをたっぷり染み込ませた綿棒でコロコロと転がすように、小鼻を優しくマッサージするだけなので、誰でも簡単にできます。

マッサージに使用するオイルは、普段使用している美容オイルだけでなく、オリーブオイルココナッツオイルベビーオイルでも代用可能です。ただし、肌に直接触れるため、なるべく添加物などが含まれていない肌に優しいものを選びましょう。

また、マッサージの前に、顔に蒸しタオルを乗せて毛穴を開かせてから行うと、より効率良く黒ずみを除去できます。入浴中入浴後も毛穴が開いているので、マッサージにおすすめのタイミングです。

オイルには毛穴の汚れを溶かしてくれる作用をがありますが、洗い残しがあると、毛穴を詰まらせ、ニキビや毛穴の黒ずみを悪化させてしまうため、マッサージ後にはしっかり洗顔を行うこともポイントです。

適切なパックやスクラブ

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毛穴に古い角質や皮脂、汚れを蓄積しないようにするために、週に1~2回、パックやスクラブを使用して小鼻の黒ずみケアをするのがおすすめです。

使用するパックやスクラブは肌に優しくて負担の少ないタイプを選びましょう。肌に負担がかかるものを使用すると、症状を悪化させてしまったり、別の肌トラブルを引き起こしたりすることがあります。

ベリッと剥がして、無理やり角質を取り除くタイプのパックを頻繁に使用していると、毛穴が余計に開いてしまい、より毛穴を目立たせてしまう原因になります。また、刺激の強いスクラブも、使い過ぎれば必要以上に角質を取り過ぎてしまうため、乾燥による肌トラブルにつながることがあります。

自宅で使える毛穴吸引器

自宅で使えるセルフケア用の毛穴吸引器でも黒ずみケアができます。近年は、機能が充実している毛穴吸引器が増えていますので、選択肢もさまざまです。

吸引力が強すぎると肌に負担をかけてしまい、肌荒れなどの原因になりますので、一般的な40kPa~50kPa(キロパスカル)前後のタイプをおすすめします。吸引力が調節できるタイプであれば、肌の状態によって適切な強さを選べて便利です。

毛穴吸引器は、毛穴が開いている状態で使用しましょう。防水機能付きの毛穴吸引器であれば、毛穴が開く入浴中にも使用できます。また、いつでもどこでも毛穴を開いた状態にできる、ミスト機能付きの吸引器もおすすめです。

エステや美容皮膚科で専門ケア

「黒ずみが頑固で取れない」「よりしっかり黒ずみケアをしたい」という人は、エステや美容皮膚科で、経験豊富なプロによる施術も検討してみましょう。

エステで毛穴洗浄・吸引

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エステでの黒ずみケアは、毛穴洗浄や吸引などのフェイシャルエステが主流です。毛穴洗浄や吸引の方法はエステによって異なりますが、筒状のガラス管で角栓を取り除く毛穴吸引や、微振動で古い角質を除去する毛穴洗浄が一般的です。その他にも泥などで古い角質を吸着させて取り除くパックによるケアもあります。無料でカウンセリングを行っているエステが多いので、気になる人は問い合わせてみましょう。

また、保湿ケアアンチエイジングケアなど、多種多様なメニューを用意しているエステが多いです。小鼻黒ずみ除去と組み合わせて、さまざまなケアにチャレンジできます。

美容皮膚科で治療する

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美容皮膚科での小鼻の黒ずみケア方法もさまざまです。人気の「ケミカルピーリング」は、肌に薬剤を塗って古い角質を除去し、肌のターンオーバーを促す施術です。ダウンタイムがほとんどなく、すぐにメイクも可能なのがメリットです。

「ディープエレクトロクレンジング」は、電気を使用して毛穴の奥に詰まった皮脂や汚れをしっかり取り除く施術です。「イオン導入」は、皮脂の働きの抑制毛穴の引き締め効果が期待できます。

その他にも「光フェイシャル」や「美容レーザー」などさまざまな施術があり、医師の診断のもと適切な施術を提案してくれます。

日頃から黒ずみを予防しよう

生活習慣やスキンケアを見直すことで、小鼻の黒ずみを予防することも大切です。長年の習慣をいきなり変えるのは簡単ではありませんが、できることから少しずつ変えていきましょう。

必要な栄養を取る

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偏った食生活は美肌の大敵で、小鼻の黒ずみを作る原因にもなります。美肌を保つには、5大栄養素と呼ばれているタンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルをバランスよく取ることが肝心です。

中でも黒ずみを予防するには、脂質の蓄積を抑制し、皮脂分泌をコントロールする働きがあるビタミンB2を摂取するように心掛けましょう。ビタミンB2はレバーや納豆、ほうれん草などに多く含まれています。

またファーストフードや揚げ物など油脂の多い食べ物は、なるべく控えるようにしましょう。油脂の多い食べ物を食べすぎると、皮脂が過剰に分泌されて角栓ができやすくなり、毛穴の黒ずみの原因になります。

質の良い睡眠と運動

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睡眠と小鼻の黒ずみなどの肌トラブルは、密接な関係にあります。睡眠中は美肌に欠かせない「成長ホルモン」が分泌されますが、睡眠不足で成長ホルモンが減少すると、肌のターンオーバーが正常に行われません。そのため、古い角質がうまく剥がれ落ちず角栓になり、黒ずみの原因になります。

最近の調べでは、成長ホルモンは、眠りについてからすぐ現れる深い「ノンレム睡眠」中(約3時間)に多く分泌されると言われています。なので、眠りの深い質の良い睡眠をとるように心掛けましょう。

また、運動不足も毛穴の黒ずみにつながります。運動不足になると、体の冷えや血流不良が起こりやすくなります。その結果、肌のターンオーバーが乱れ、古い角質がたまりやすくなり、黒ずみになってしまうのです。適度な運動を行うことで血流がよくなり、肌のターンオーバーが促進され、黒ずみを予防できます。

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正しいスキンケア


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毎日のスキンケアを正しく行うことで黒ずみ予防をすることも大切です。まずはクレンジングでメイクや汗などの汚れをしっかり落としましょう。肌に汚れが残ったままだと、それが毛穴にたまってしまい、黒ずみの原因になります。

アイテムに記載されている使用量を守り、優しくなじませるようにメイクを落とすのが基本です。クレンジングの量が少なすぎたり、ゴシゴシ擦ったりすると、肌が刺激されて負担がかかります。そして乾燥などを引き起こし、黒ずみにつながるのです。

また、肌の隅々までしっかり保湿することも大切です。潤いが足りず肌が乾燥すると、乾燥から肌を守ろうと皮脂の分泌が過剰になり、過剰な皮脂が毛穴に詰まることで黒ずみになります。

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写真・イラスト/Shutterstock.com

監修/皮膚科医

泉 さくら

琉球大学医学部卒業/東京大学医学部附属病院皮膚科・都内美容皮膚科・形成外科勤務後、ココメディカルクリニックを開業。一般皮膚科、美容皮膚科、アレルギー外来、女性外来を行い、漢方薬などを用いた近代西洋医療と補完代替医療、伝統医学等を組み合わせて行う統合医療を積極的に取り入れている。プライベートでは一児の母。
▶︎ココメディカルクリニック 
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