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2020.12.02

【ワンオペ育児】になってしまう原因と成功させるコツ(まとめ)

子育てや家事を1人で回しているという「ワンオペ育児」に悩んでいる人が増えています。ワンオペ育児に対処するには、どのようなコツがあるのでしょうか? 読者に取材してわかった、ワンオペを解消する方法やワンオペ育児を成功させるための方法を紹介します。

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【目次】
ワンオペ育児とは
ワンオペ育児になってしまう原因
ワンオペ育児を解消する方法
ワンオペ育児を成功させるコツ
ワンオペ育児でも心に余裕をつくる考え方

ワンオペ育児とは

ワンオペ育児」という言葉を、ネットやテレビ番組で耳にするだけではなく、身の回りでよく聞くようになったという人も多いのではないでしょうか? また、自分自身がワンオペ育児の状況に陥っているのでは、と感じている人もいるはず。まずはワンオペ育児とはどのような状態を指す言葉なのかを紹介します。

〝ワンオペ〟とは、1人で育児や家事をする状態

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ワンオペ育児のワンオペは、「ワンオペレーション」という単語を省略した言葉。もともとは人員不足の飲食店やコンビニエンスストアなどで、従業員1名で無理に店を回すような状態を指します。

つまりワンオペ育児とは、「子育てや家事を、1人でやらなくてはいけない状態」を意味しているのです。パートナーや周囲の協力が得られないワンオペ育児は、場合によっては精神的にも大きな負担を強いられてしまいます。

近所付き合いの減少も影響

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ワンオペ育児の問題が増えた背景には、近所付き合いの減少も影響しています。隣近所の付き合いが希薄になりつつある現代では、何かあったときに頼れる存在が少なくなってきているのです。

古き良き昭和の時代は、既に子育てを終えた「先輩」である近所のママたちが、近所に住むの家の子育てに協力する姿も珍しくありませんでした。「困ったときはお互いさま」と、子どもを預かったり、育児のアドバイスをしてくれたりと、周囲のサポートが新米ママたちを支えていたのです。

しかし、近所付き合いが減った現代ではそういったサポートが得にくくなりました。その結果として、母親が誰にも頼れず1人で努力し、疲れてしまうというワンオペ状態が生まれてしまうのです。

ワンオペ育児になってしまう原因

ワンオペ育児とは

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体力的にも精神的にも疲弊してしまうワンオペ育児は、どのような原因によって起こってしまうのでしょうか? ワンオペ育児には労働環境や家庭環境など、さまざまな問題が関係しています。

なぜワンオペに陥ってしまうのか、主な原因を見ていきましょう。

夫の仕事が忙しい

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妻が働いていながらも1人で子育てと家事を行っている原因として、夫の仕事が忙しいということが挙げられます。早朝から出勤し、夜遅く子どもが眠ってから帰宅するような長時間労働では、家事や育児に協力することは難しくなってしまいます。食器洗いや掃除などの簡単な家事でも、仕事で疲れている夫には協力を仰げないというケースも珍しくありません。

また、夫が単身赴任や出張などで家にいない場合も、ワンオペ育児を余儀なくされてしまう環境です。

仕事をしているという立場は同じなのに、子どものお世話と家事はほぼ私。平日の学校行事や保育園のお迎えコールももちろん対応するのは私です。夫が忙しいことは理解していますが、私だってパンクしそうなときがある!もう少し協力して欲しい、というのが正直な気持ちです。(ライター・8歳・2歳男児の母)

両親などに頼れない

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両親や親族に頼れないことも、ワンオペ育児の状態を引き起こす要因のひとつ。住む家の近くに実家があれば、両親や家族に協力してもらえることも多いですが、実家が遠方の場合や両親が既に他界している場合などは頼れません。

急に体調を崩してしまったときや、どうしても外せない予定があるとき、少しだけ子どもを見てもらえるような親族が近くにいるだけで助かりますが、それができないのです。

夫の転勤で知らない土地に引っ越してからは、両親はもとより、頼れる友人すらいません。フリーで働いているとはいえ、仕事が終わらず予定の時間に帰れないときもあるので、そういうときは本当に頭を抱えてしまいます。以前、息子のインフルエンザをもらってしまい、39度発熱したときは、フラフラになりながら熱のある息子を抱えて薬をもらいに行きました。辛すぎて泣きそうだった…。(自営業・5歳男児の母)

夫が協力してくれない

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夫がそれほど忙しくないにも関わらず、積極的に家事や子育てに参加しないケースも、ワンオペ育児の原因となっています。帰宅後もテレビやスマホに夢中で家事や育児に協力してくれない場合や、休日にごろごろ寝ているだけで、全て妻に任せっぱなしなどの場合、何もかも妻が1人でこなさなくてはならない状況を引き起こします。

「家事や子育ては自分の仕事ではない」という意識が、妻を孤立させ、ワンオペ育児に追い込む原因になってしまうのです。

休日は寝起き早々ソファーで横になり、ダラダラスマホでゲーム。「パパ、遊ぼう」と息子に誘われても重たい腰が上がらず、気付けば午後に。呆れて私が公園へ連れ出すのが常です。休みの日くらい積極的に子どもと関わって欲しい!(歯科医院勤務・8歳男児の母)

ワンオペ育児を解消する方法

ワンオペ育児とは

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ワンオペ育児を解消するためには、どのような方法をとればよいのでしょうか。1人きりで苦しんでいる場合は、少しでも負担を減らせるように取り組むことが大切です。

それぞれの家庭の事情に合わせて、ワンオペ育児の負担を解消する方法を実践してみましょう。

家事や育児について夫と話し合う

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1人の負担が増えるワンオペ育児を解消するためには、夫としっかり話し合いの場をもつことが重要です。仕事に家事、育児を1人で全てこなすのは困難であることを、きちんと理解してもらいましょう。

食事の準備やゴミ捨て、洗い物や掃除など、家事をリストアップして「見える化」することも有効。夫と家事、育児を分担できるように話し合ってみましょう。1人が子どもを入浴させている間に、もう1人が食器の片付けをするなど、協力して行う体制を作ることも大切なポイント。

代行サービスなどを利用する

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夫が多忙な時期や両親に頼れない場合は、思い切ってプロに頼ってみるのもひとつの手段。ベビーシッターや家事代行などのサービスを利用することで、時間を有効活用し、精神的な余裕も生まれます。子育ての援助や支援活動を行っている、地域の自治体が運営するファミリーサポートセンターなどを利用するのも有効。

ワンオペ育児に悩んでいる女性のなかには、自分の時間を全く持てずにストレスがたまっていることが少なくありません。自分の時間を作るために、一時的に利用してみるのもオススメ。

辛いときは無理をせず、周囲の人を頼ります。夫も自分も忙しい時期は長男の習い事や病院の送迎などをファミリーサポートにお願いすることもあります。(編集業・6歳・1歳男児の母)

つながりをもつ

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ワンオペ育児を頑張っている人は、1人で何もかも背負い込み、自分を追い詰めてしまうこともあります。限界まで孤軍奮闘して、ストレスや悩みを抱え込みすぎる前に、他の人とのつながりをもつことを考えてみましょう

同じようにワンオペ育児を頑張っているママ友を見つけたり、仕事関係や先輩ママ、ご近所ママなどと交流の場を作ったりすることも大切。SNSやオンラインのコミュニティなどでコミュニケーションを取れる友人を作るのもいいでしょう。1人で抱え込まずに悩みを相談し、気持ちを吐き出すだけでも楽になるものです。

ワンオペ育児を成功させるコツ

ワンオペ育児とは

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ワンオペ育児を解消したいと考えていても、さまざまな事情から、どうしても1人で育児をこなさなくてはいけない場合もあります。

そういったケースでは、どのようにワンオペ育児を成功させればよいのでしょうか。ワンオペ育児のコツをチェックしておきましょう。

家事に優先順位をつける

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自分1人ですべてやらなくてはならないワンオペ育児では、家事に優先順位をつけることが大切。子どものことを後回しにできない分、家事は優先度の高いものから手をつけるようにしていきましょう。

例えば、料理をしっかり作ることを優先するのであれば、洗濯や掃除を翌日に回し、洗濯をする日は食事を出前にするなど、取捨選択を行います。優先することを自分の中で決め、必ずやることと、やらなくてもよいことを区別することで、家事の負担が減り、気持ちにも余裕が生まれます。

楽ができる工夫をする

ワンオペ育児とは

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仕事と育児をしながら全ての家事を完ぺきにこなすのは、とても困難です。ワンオペ育児を頑張っている人は、少しでも楽に家事を行えるよう工夫をすることがポイント。一つ一つの家事を完ぺきにこなそうとするのではなく、できる限り楽に、時短でする方法を探しましょう

例えば、料理を作るときは一度にたくさん作って保存する、朝食を作りながら夕食の下準備を終わらせる、などの工夫をしたり、盛り付けはワンプレートにして洗い物を減らす、食洗器やお掃除ロボットを活用する、というのもいいでしょう。

今週は忙しくなりそう、というときは週末や週始めに豚汁やおでんなどの煮込み料理をまとめて作ります。ちょこちょこたくさん作るより、どーん!と一気に作ってしまった方が後が楽!(会社員・7歳・1歳男児の母)

すきま時間を有効活用する

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ワンオペ育児を成功させる上で、時間の有効活用は大きなポイント。例えば、通勤時間にネットスーパーで買い物を済ませたり、子どものお迎え前に食事の支度を済ませておくなど、すき間時間を有効に使うことで、うまく両立ができます。

買い物の時短につながる宅配食材サービスや、プロの掃除サービスを利用して時間をつくるのもおすすめ。

水やビール、オムツ、瓶詰めの調味料など、重たいものやかさばるものはすべて宅配。週1で利用しています。スーパーではなかなか買えない無添加の食品なども購入できるので、一石二鳥。炒めるだけ、煮るだけのミールキットも取り入れて、1週間の疲れがドッと出る金曜日はラクする!と決めています。(自営業・40歳・9歳・3歳男児の母)

ワンオペ育児でも心に余裕をつくる考え方

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どうしても事情があってワンオペ育児を回避できない場合は、精神的な負担を軽くすることも大切。仕事、育児、家事に追われ、心の余裕をなくしてしまうと、疲労やストレスから苛立ちを感じて子どもにあたってしまったり、仕事のミスにつながったりと悪循環を起こしてしまいます。

悩みを少しでも軽減するためには、心に余裕をつくる考え方を身に付けて、前向きな気持ちでワンオペ育児に取り組めるようにしましょう。

完璧にしようと考えない

ワンオペ育児とは

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ワンオペ育児は、全てを完璧にこなそうとは考えないことが重要です。家族のために手の込んだ料理を作りたい、きれいな部屋を保ちたい、という気持ちがあっても、ときには手を抜くことも必要。料理はカット野菜や冷凍食材を活用する、外食をしたり、できあいのお惣菜を買ってきたりするのも一つの手です。

洗濯や食器洗いは、子どもが寝たらまとめて片付ける、掃除は汚れが見えるところだけする、というように「楽をすること」を考えると、ワンオペ育児の重荷も軽くなっていきます。

「○○しなければならない」をやめると、不思議と気持ちが楽になります。法律を犯さないこと以外、絶対にやらなければならないことはほぼない(笑)!どうにかなるさマインドで、自分にできないことは周囲の人で今誰か対応できる…?と気楽な気持ちで考えます。(会社員・39歳・6歳女児、3歳男児の母)

きちんと息抜きをする

ワンオペ育児とは

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自分だけで育児や家事をこなしていると、ストレスが溜まり、子どもや夫に対して強く当たってしてしまうことも。イライラを爆発させ、家族にぶつけてしまうと家庭生活がうまくいかなくなってしまいます。

そういったことを回避するためにも、息抜きは大切。1人でゆっくり休む時間や、趣味の時間、美容に費やす時間などをできるだけ確保しましょう。1日数十分でも時間を見つけて、好きなデザートを食べるなど、短い時間でもストレス発散する方法はいろいろあります。

自分だけじゃないことを忘れない

ワンオペ育児とは

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ワンオペ育児では精神的な孤独を感じてしまう人も少なくありません。そんなときは積極的に外に出かけて、他人と話すなど、コミュニケションを取るようにするのもおすすめ。子どもを遊ばせられる施設や公園、教室などに出かけ、同じような悩みを持つ人と交流してみてください。愚痴を言い合うだけでも、自分だけじゃないと心強さを感じられます。

家から出てイライラを発散させ、時には周りに相談をしながら、子どもと笑顔で向き合えるようにしてみてください。

トップ画像・アイキャッチ/Shutterstock.com

取材・分/村井 絢

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