人の目を気にしない
メンタルが弱い人は周りにどう思われるかを気にするあまり、自己主張ができないことも。人の目を気にせず自分の意見を述べたり、周りに流されずに自分が思う道を選択したりすると自信が持てるようになり、自己肯定感が高まります。周りと比較してネガティブ思考になるのを避けるために、「自分は自分」と割り切るのも効果的です。失敗を恐れず、チャレンジすることでもメンタルが鍛えられます。チャレンジする前から諦めてきたことに、積極的にチャレンジしてみましょう。成功するかどうかにかかわらず、チャレンジするという一歩を踏み出すだけでも自信につながります。
▼あわせて読みたい
メンタルを強くする方法 行動編
考え方だけではなく、実際に行動することでもメンタルを鍛えられます。メンタルを強くしたいとき、できる行動にはどのようなものがあるのでしょうか?
目標を定める
はじめに、どうしてメンタルを強くしたいのかを考えてみましょう。何かを成し遂げるためには、明確な目標を決めておくとゴールを見失わずにチャレンジができます。明確な目標を定めることでやるべきことやプロセスが分かり、行動につながりやすいためです。あれこれ迷って時間を無駄にしたり、思うように進まず立ち止まったりすることを避けられます。また、モチベーションが高まり目標を達成しやすくなるのもメリットです。目標を設定するときは、小さな目標を立てて少しずつ大きな目標に近づけていくと、自信をつけながら前進していけるようになります。同時に自己肯定感を高めながら進めるので、おすすめです。
打ち込めることを見つける
毎日が充実していると気持ちにゆとりができてメンタルが安定してきた、という人も中にはいるのではないでしょうか。多くの時間を過ごす仕事においてやりがいを見つけられれば、気持ちが満たされやすくなります。プライベートでも無心で打ち込める趣味を探してみるのがおすすめです。仕事などでストレスがたまっても、定期的に発散できてリフレッシュになります。好きなことに夢中になる時間を持てると、ポジティブな感情が芽生えやすくなり、自分の意外な面に気づけることや、自己肯定感が高まるきっかけになることも。興味があることに積極的にチャレンジすることで、より充実した日々を送れます。
▼あわせて読みたい
周りへ感謝をする
自分が発する言葉は、メンタルに影響すると言われています。ポジティブな言葉を発するように心掛けていれば、考え方や気持ちもポジティブ方向に変換できるようになっていくのです。普段からポジティブでいるための簡単な方法は、周りへの感謝の気持ちを口にすること。当たり前のことだと思っていても、感謝の気持ちを表すことで気分が良くなるものです。言われた方も気分がいいですし、プラスの連鎖を作れるというメリットもあります。ネガティブな感情が脳裏によぎったとしても、感謝の思いを引き出すことで、気持ちをポジティブに保ちやすくなります。
▼あわせて読みたい
メンタルが弱っているときの対処法
メンタルが弱っているときは、考え方を変えたり行動を起こしてみても変わらない場合があるものです。そのようなときは、どうすれば良いのでしょうか?
たっぷり休息を取る
考えれば考えるほど煮詰まって改善が見込めないときは、頭を切り替えるのがおすすめです。まずは疲れた心身を休ませるために、たっぷり休息を取りましょう。一晩寝ると冷静になれて、頭の中がクリアになることもあります。好きな香りに包まれて、湯船にゆっくりつかるのもいいリフレッシュに。心身ともに癒され、沈んでいた気持ちが自然と晴れるよう、リラックスタイムを楽しむことも大切です。
好きなことをする
好きなことに没頭している時間は嫌なことを忘れられて、気分転換になります。スポーツジムで汗を流したり、自然豊かな場所でハイキングをしたりすると、体と心のリフレッシュに。好きなスイーツを食べたり好きな映画を見るだけでも、心の栄養になります。あらかじめ、沈んだときに気分を上げるためのプランを考えておくのもおすすめです。特に映画や漫画は気軽に泣いたり笑えたりできるので、お気に入りリストや観たい・読みたいリストをチェックしてみましょう。
メンタルが弱い人に向いている仕事も紹介
どのような仕事も、性格によって向き不向きがあります。メンタルが弱い人にはどのような仕事が向いているのでしょうか?
ノルマのない仕事
事務職は、仕事がルーチン化されているため、過度なノルマに縛られることが少ない職種です。総務・人事・経理などのほか、工場のライン業務などもあります。ただし、どれも柔軟な対応や気配りが必要な仕事です。また、営業職のようにノルマがある仕事は、やりがいを感じられる一方で「達成できないかもしれない」と常に不安やプレッシャーがつきまとい、辛く感じることがあるかもしれません。クレーム対応が含まれる受付やカスタマーサービスなど、コミュニケーションスキルが必要とされる仕事も負担になりやすい可能性があります。常にノルマがある仕事や、多種多様の人と接する機会が多い職種よりも、比較的人と接する機会が少ない仕事の中から自分に合いそうなものを探してみましょう。
在宅ワークが可能な仕事
近年の働き方改革により、在宅ワークが注目されています。自宅でできる仕事であればその場にいるのは自分だけなので、対人関係などのストレスを抱えにくいでしょう。Webデザイナー・プログラマー・編集者・ライター・翻訳・イラストレーター・データ入力などさまざまな職種があります。ただし、ノルマはなくても納期があるため、人によってはプレッシャーに感じる人もいるかもしれません。また実務経験を経て在宅ワークに移るケースが多く、未経験者には狭き門である点がデメリットです。求人も一般の求人と比較すると少ないため、限られたチャンスをいかに仕事に繋げられるかがポイントになるでしょう。
▼あわせて読みたい