40代が入れるべき場所は目元まわり
ハイライトを入れるべきは目元まわり。とくに目尻側はツヤを足すことで若々しさがアップします。おすすめはクリームタイプのハイライト。クリームなら乾燥しやすい人でも、みずみずしく自然なツヤを一日中キープできます。
\How to/
クリームハイライトを指につけたら、トントンと点置きしながら広げます。
入れる場所は、目尻のCゾーンとこめかみ。ここに入れるとふっくら若々しい印象になります。
【アイメイク】眉と目が顔の印象を左右する
眉メイクのもっさり見えを解消するには下処理が大事
メイクで眉を濃くしたり太さを出そうとしたりして、色をしっかりとのせることばかり意識すると、のっぺりとした平面的な眉になってしまう可能性が…。
立体感のある眉を作るためには、しっかりと下処理をすることが肝心です。
\How to/
眉メイクを開始する前に、スクリューブラシで毛流れを整えます。
眉毛の中に入り込んだ下地やファンデーションを取ることもできるので、必ず行いましょう。眉頭から眉尻まで、ブラシを左右に動かし払い取るようにオフしたら、眉頭から眉尻へと毛流れを整えます。
アイブロウの色をキレイにつけるために、フェイスパウダーで眉毛の中をサラサラにしましょう。ブラシにフェイスパウダーを含ませたら、一度手の甲でトントンなじませてから眉毛にオン。眉頭から眉尻までブラシを使ってくるくる動かしながら塗布し、最後に毛流れを整えましょう。
続いて眉毛を書いていきます。おすすめはパウダー。薄く平たいブラシを使い、眉頭を抜かして眉上と眉下を描き足し形を整えます。5mm程度の線を少しずつ描くように描いていくのが◎ 眉尻は長すぎると古臭く見えるので、口角→目尻の延長線上よりも内側に収めましょう。
アイブロウリキッドも使用します。眉頭を描くときは上向き、眉山までは横向き、眉尻は斜め下向きといったように毛の向きに合わせて足りない部分を描いていきましょう。こちらも2〜3mm幅で少しずつ描くのがポイント。眉頭は描きすぎないように注意して。
立体感を出すために、最後はアイブロウマスカラを塗布。眉頭は上向き、眉山までは横向き、眉尻は斜め下に向かってブラシを細かく動かしていきましょう。とくに眉頭を上向きにしっかり立てることが大事です。
黄みを入れると茶色メイクが沈まない
便利なブラウンカラーですが、大人は使い方によっては沈んで見え、目元のくすみが際立って疲れた印象になってしまうことも…。ブラウンの知的さをキープしつつ目元を明るくするなら、黄みカラーを加えるのがおすすめです。
\How to/
イエローカラーをブラシにとり、手の甲で数回トントンなじませます。二重幅のライン上でブラシを左右に動かし、その後ワイパーのように左右に動かしてアイホール全体にのせます。横幅を広めにすることを意識しましょう。次に、ブラウンカラーをブラシにとって、二重幅に入れて目元を引き締めます。
パール感あるブラウンを、ニュアンス程度に下まぶたへのせます。ピンクみのあるブラウンやベージュ、グレージュがおすすめ。ブラシに色をとり手の甲でなじませたあと、目尻から目頭へ、その後再び目尻へとリターンさせましょう。再度ブラウンをブラシにとったら、目尻5mm程度に重ね奥行きをつくります。
アイライナーは黒ではなくネイビーをセレクト。目頭から目尻1/4まではキワに沿って細めに引き、目尻1/4からはやや太めにしましょう。目尻は1〜2mm程度長くスッと伸ばして完成です。
ローズブラウンメイクで大人の華やぎを
垢抜けを狙う大人におすすめなのが「ローズブラウンカラー」。親しみやすい柔らかな雰囲気がありつつも適度な華やぎ感もあるため、ブラウンメイクを更新したい人にピッタリです。
\How to/
まずはローズブラウンカラーのアイシャドウを指にとり、二重幅にふわっと軽くのせましょう。その後くすみピンクカラーをブラシにとってアイホール全体になじませます。
くすみピンクを下まぶたへとサッとのせます。下まぶたにほんのりと血色感がプラスされる程度に、ブラシでなじませましょう。さらにブラウンカラーを目尻5mm程度に細く入れ、キュッと締めて。
華やかなローズブラウンカラーには、堅実な印象のグレーが好相性。グレーアイライナーを上まぶたのキワ1mm程度にやや太めに引き、腫れぼったさを回避しましょう。目頭は空けてまつげの生えはじめから目尻まで引くのがポイントです。目尻側はフォルムに沿って2〜3mm延長して。
これがおすすめ!
▲アルビオン エクシア アイカラー カンテット 06 6,600円(税込)
柔らかない色合いがセットになったアイパレット。重ねるごとに奥行きが増し、大人の落ち着いた眼差しが叶う。中央のピンクパールはしっとりと上品な輝きで、目元をトーンアップする効果が。
▲エスティ ローダー ダブル ウェア ウォータープルーフ ジェル アイ ペンシル 05 4,400円(税込)
深みのあるグレーカラー。なめらかなジェルタイプで、にじまず長時間キープ可能なウォータープルーフ処方。
【チーク・リップ】垢抜けるには色選びが大事
チークは肌色の延長線上にあるような「清らかな血色感」を
濃すぎる色のリップやチークは過剰になってしまう可能性が。かといって血色感のないベージュで抑えるのも△。
40代の垢抜けチークのポイントは、主張しすぎない品のよさがありながら、透明感と華やかさもある清らかな血色感です。
\How to/
ブラシは大きいものがおすすめ。チークをブラシにたっぷりと取ったら、手の甲やティッシュに何度もトントン叩き、色がベタッとつかなくなるまでなじませましょう。
その後、頬へ。スタート地点は黒目の下、笑ったとき頬が盛り上がる部分です。ここにブラシを置いたら、頬骨に沿ってやや丸みをつけるようにこめかみまでサッとのせましょう。
さらに黒目の下からスタートし、頬骨のやや下を通ってこめかみに。最後は黒目の下から、小鼻の高さくらいまで丸みをつけてこめかみへ。3回に分けてつけることで、肌なじみがよくなる上、立体感のある仕上がりに。
リップはシアーマットでほのかに透け感あるものを
▲SUQQU シアー マット リップスティック 11 5,500円(税込)
リップはほのかに透け感のある、薄膜マットな質感のものをチョイス。ヌーディピンクは、自然な赤みと抜け感、にじみ出るようなツヤ感もある、大人が使いやすいカラーです。
\How to/
上唇の横側は、少し丸みをつけるだけで唇がふっくらと見えます。ややオーバー気味に輪郭を取り、丸みを意識して塗っていきましょう。
山の部分はきっちりシャープな角をつけるのもポイント。ここがキリッと引き締まっていると、きちんと感がキープできます。下唇はオーバーにせず、輪郭に沿って塗って。
マンネリしてきたらこの3色を試して
リップがなんだかマンネリしてきた… と感じたら「温もりベージュ」「赤みブラウン」「クリアレッド」の3色を試してみて。
温もりベージュなら柔らかくこなれ感ある印象に
ワントーンメイクのようなこなれ感がありつつも、ほんのり血色感で柔らかく明るい印象に。
赤みブラウンならかっこよさと“華”をバランスよく表現できる
ダークな装いでも「華がある人」になれるのが赤みブラウン。凛としたかっこよさ漂う、使い勝手のいいカラーです。
クリアレッドなら品格ある大人の女性に
にごりのないクリアな赤リップは、華やかな装いにぴったり。肌の透明感を際立たせ、品格ある印象に仕上げてくれます。
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