ふんわり感をつけた外ハネミディ
毛量が少なめだったり髪が細かったりする人にも似合う、オールマイティなスタイル。前髪は束感のあるシースルーにしつつ、毛先は外ハネでくびれスタイルに。32mmのアイロンで大きな外ハネを作った後、顔まわりの表面の髪は軽く内巻きにし、くびれ感を際立たせるのがポイントです。
ワイドバングのレイヤーミディ
毛量が少なめな人、軟毛さんでもふわっと見えるミディスタイル。髪の表面にレイヤーを加え、前髪は眉下あたりでややワイドめにカットしながらサイドにつなげて。ラウンド気味にすると◎ 32mmのカールアイロンで毛先を外ハネに、表面に加えたレイヤーの毛先を内巻きワンカールにしましょう。前髪も毛先が外に流れるようほんのり巻いて。バームをなじませた手でひし形シルエットに整えたら完成!
ウェットなパーマ風ロング
動きをつけたシースルバングがポイント。女性らしい王道のシースルーバングに、無造作な動きをプラスするだけでロングヘアのおしゃれ度がグンとアップします。前髪の少なさもカバー。太めのカールアイロンで全体をふんわり巻いたら前髪を無造作に動かし、ヘアオイルでウェッティな質感を加えましょう。
ふんわりビッグカールロング
前髪だけでなく、全体を大きめのカールで巻いた大人可愛い愛されスタイル。全体はバストラインで前上がりにカット。トップのみレイヤーを入れます。前髪は目元ギリギリに設定し、サイドに自然につなげ頬骨あたりにボリュームがくるようにカットしましょう。カールは全体を内巻きワンカールに、顔まわりのみリバースに巻いて。根元がペタンとなりやすい人は、プリカールがおすすめです。前髪のペタッと感を避けたい人は、スプレーでキープを。
明らかな毛量減少を感じる人は根気強い「ケア」を
前髪が少ないのは薄毛が進行している可能性も?
予防医療/栄養コンサルタントの細川モモさんによれば、女性の場合ホルモンバランスと貧血が薄毛に関係している可能性があるそう。
「日本女性が1日に必要とする鉄分は11mg、経血量が多い場合は16mgですが、働く女性では6.74mg(※1)、子育て中のママは821mg(※2)とかなり不足している状態。結果的に、400ccの献血ができない女性は約4割(※1)と多くの女性が貧血を抱えています。また、ヘモグロビンに異常がなくとも貯蔵鉄が枯渇している“隠れ貧血”は約3割おり、貧血ではなくとも鉄欠乏の女性は1,000万人と推測されています。貧血になると毛母細胞に酸素と栄養素が十分にゆき届かず、髪がボリュームダウンして地肌が見えてくるといった〈びまん性脱毛〉をまねく可能性が高まります」(細川さん)
以前より前髪の量が減った、昔はふさふさだったのに… という人は、こういった可能性も疑ってみるといいかもしれません。
※1「「Will Conscious Marunouchi「まるのうち保健室」調査」Copyright© 2015 三菱地所株式会社・一般社団法人ラフデリAll Rights Reserved.」
※2「こどもすくよか白書」Copyright© 2019 一般社団法人ラブテリAll Rights Reserved.
育毛が期待できる正しいヘアケアを
例えば髪を濡れたまま放置すると、髪内部のタンパク質や水分が逃げ、髪の毛が空洞化しやすくなります。
またいつも同じ髪型でいることも、薄毛の原因になり得るそう。
前髪が少ないことにお悩みの方は、前髪が薄くなったり少なくなったりする可能性がある行為をやめ、正しいケアをしていく必要があるかもしれません。
まずは育毛剤を使って頭皮環境を整えてみるのがおすすめです。
髪の生え際、頭頂部を中心に、シャンプー後の湿った頭皮に直接10箇所ほどなじませていきましょう。そのまま指の腹で美容液を頭皮に浸透させるようにマッサージ。
頭皮環境の改善だけでなく、顔のリフトアップ効果も期待できますよ。
▼あわせて読みたい