5位:愛
5位の漢字は「愛」。「愛する」「いつくしむ」「大切にする」などの意味を持つ「愛」は、古くから女の子の名前に使われてきました。優しさと強さを併せ持つイメージの「愛」を使った人気の名前には、「愛(あい)」「優愛(ゆあ)」「愛美(まなみ)」などがあります。
歴代の「女の子の名前」とはどう変わった?
「女の子の名前」の人気の傾向は、昔と変わったのでしょうか? ここからは、10年前の名前ランキングを参考にその変化を見ていきましょう。なお、2012年の1位は「結愛(ゆあ)」、2位は「陽菜(ひな)」、3位は「結菜(ゆいな)」、4位は「結衣(ゆい)」、5位は「葵(あおい)」でした。
2012年は、1位「結衣」3位「結菜」4位「結衣」に「結」が使われており、「結」人気が高かったことがうかがえます。明るさやまっすぐさ、芯の強さをイメージさせる名前や、雅さを感じさせる漢字が多い印象です。
女の子に名付ける際のポイント
女の子に名前を付けるポイントについて、見ていきましょう。
名付けをする際、最初に「どのような人に育ってほしいか」を考えてから、そのイメージに沿った漢字を探してみるというのはいかがでしょうか。例えば、可憐さを持つ人に育ってほしい場合は、花をイメージさせる「花」「向日葵」「桜」などの漢字を使うのがおすすめです。また、のびやかに育ってほしい場合は、「太陽」「月」「日」「海」など自然に関連する漢字を使うのもよいでしょう。
響きのよさも名付けのポイントの一つ。「凛(りん)」「芽依(めい)」「杏(あん)」「恵麻(えま)」などは、海外でも通用する名前と知られ、高い人気があります。また、生まれた季節にちなんだ名前をつけるのも定番で、人気のある名前には、「春香(はるか)」「夏帆(かほ)」「千秋(ちあき)」「雪乃(ゆきの)」などがあります。
なお、画数に基づく姓名判断の結果を気にする人もいるかもしれません。姓名判断は、流派によって考え方が異なることが多く、あまり気にすることはないという見方もあります。それでも気になる場合は、複数の候補を挙げ、その中で画数のよい名前を選ぶとよいでしょう。
最後に
女の子の名前で人気があるのは、愛らしさや可憐さを感じさせるものであることがわかりました。また、「りん」や「めい」など響きのよさや呼びやすさも、名付けのポイントになっているようです。本記事を参考に、ぜひお子さんにぴったりな名前を選んでください。
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