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LIFESTYLE 漢字クイズ

2022.10.14

読めそうで読めない!【旋毛】←この漢字、なんと読む?

 

日常生活の中で、読み方がわからない漢字に遭遇することはありませんか? そういった漢字に遭遇した時、正しい読み方や意味がわからずスルーしてしまうことや、この漢字は読めるけど、組み合わせると何と読むんだろうと思うことがあると思います。 漢字にはそれぞれ意味があり、私たちの身体や物を表現しています。今回は、私たちの身体の一部である「旋毛」について読み方や意味をみていきましょう。

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「旋毛」の読み方や意味は?

まずは、「旋毛」の読み方やその意味について見ていきましょう。「旋毛」は「毛」という漢字が入っていることから、毛髪に関する漢字です。

旋毛

■読み方

「旋毛」は「つむじ」と読みます。「毛」は馴染みのある漢字ですが、「旋」についてはあまり見慣れない漢字かもしれません。「螺旋」や「旋回」などに使われており、「せん」と読むことができるので「せんげ」と読むと思った方もおられるかもしれませんね。なお、「せんもう」と読む場合は、「渦巻き状に生えている毛」という意味になります。併せて覚えておいてください。

■意味

「旋毛」の意味は、「渦を巻くように生えている毛」のことです。みなさんすでにご存知の通り、頭頂部にある髪の毛が渦巻き状に生えている部分のことを指します。

旋毛

「旋毛はげ」とは?

ここまで「旋毛」の読み方や意味、言い伝えについて話してきましたが、次は「毛」の部分に着目していきます。みなさんも一度は聞いたことがあるであろう「旋毛はげ」についてです。

「旋毛はげ」とは、頭頂部周辺が薄くなる薄毛の一種。厄介なことに、どこからが「旋毛はげ」なのか基準がわかりにくく、中には自分が「旋毛はげ」ではないのにそう思い込んでいる方も少なくないそうです。

「旋毛はげ」には次の4つの特徴があります。見分けるために、これらの特徴に当てはまるかをセルフチェックしてみてください。

1:頭頂部の地肌が透けて見える。
2:頭頂部の地肌が赤っぽくなっている。
3:頭頂部の毛流れがはっきりしていない。
4:頭頂部の髪の毛が細く、短くなっている。

また、男性でも20代など若くから「旋毛はげ」の傾向があらわれる方や、女性でも頭頂部の薄毛になる可能性はあるとのこと。睡眠不足や偏りのある食事は、髪の毛や頭皮に栄養が行き届かず、薄毛になる可能性が高まります。最低でも6時間以上の睡眠、1日3食の食事を心がけ、生活習慣を整えていきましょう。

■「旋毛」がない人はいる?

「旋毛」がない人はいるのか。この疑問を持たれた方も読者の中におられるかもしれません。結論として、「旋毛」がない人はいないようです。様々なバリエーションや種類はあるものの、「旋毛」は誰にでもあるようです。

この「旋毛」の種類によっても、はげになりやすい「旋毛」、そうでない「旋毛」があるそうなので、普段はあまり気にされないかと思いますが確認しておくとよさそうです。

「旋毛」には、下記のような種類があります。

・O型:最も一般的で丸い「旋毛」のタイプです。
・I型:「旋毛」から前頭部、もしくは後頭部へ分け目がまっすぐ伸びているタイプです。
・分岐型:まっすぐな分け目が、「旋毛」部分から分岐したタイプです。
・L型:左右のどちらかにL字型に広がるタイプです。このタイプの方は、頭皮が見えやすいのではげだと勘違いしやすい傾向があります。
・H型:文字通りH型になっているタイプです。後方から見た時にこの形に見える方が稀にいます。
・後方型:後頭部にまで「旋毛」が広がっているタイプです。

「つむじ」がつく語、旋毛虫・つむじ風とは?

世の中には、「つむじ」がつく言葉がいくつかあり、旋毛虫やつむじ風などが挙げられます。これらの「つむじ」とつく言葉にはどんな意味があるのでしょうか。紹介していきます。

■旋毛虫

「せんもうちゅう」と呼ぶ寄生虫で、線虫類に属します。クマ肉やシカ肉、ウマ肉などにも含めれていることがあり、十分に調理できていない時に感染する可能性があります。東京都福祉保健局によると、日本でもツキノワグマやエゾヒグマの刺身による感染者が出ているそうです。

■つむじ風

「つむじ風」は晴天時に強い日射により地面が暖められ発生します。時折、運動会などで風が強い時に、渦巻くように砂が立つ光景を見たことがあるかと思います。まさに、小さな竜巻のようなものが「つむじ風」と呼ばれています。

旋毛

最後に

今回は、「旋毛」について様々な切り口で見てきました。「旋毛」ができる経緯や、言い伝えなど新しい発見があったのではないでしょうか。私は漢字ってしっかりと意味が当てられて作られているんだなと感じました。

世の中には読み方のわからないものや、どうしてこういう漢字なんだろうというものがまだまだあります。みなさんもぜひ、気になる漢字を調べてみてください。新しい発見に繋がり、きっとワクワクすることと思います。

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