砂場で遊ぶ際に配慮したい点、遊びのポイントなど、市販の商品をチェックしながら紹介します。年齢別に変化していく関わり方のほか、簡単にできる手づくりのおもちゃも、要チェックです。
砂場遊びセット
まずは、あると楽しめる市販のグッズをみていきます。スコップ、バケツ、じょうろなどが基本の道具ですが、市販のセットには子供が喜ぶポイントが詰まっています。
6ピース/ 砂遊びのおもちゃ サンドプレイセット
シャベルや城など、くすみカラーのおもちゃが6点揃ったセット。バケツに入れて収納すると、無造作に置いてあってもかわいらしく、人気のセットです。
砂遊び お風呂 おもちゃ 6点セット
シャベルやジョウロ、手押し車などが揃った6点セット。さらに収納用のメッシュバック付きです。オレンジ色のパターンもあります。
アガツマ アンパンマン 遊びいっぱいどこでもすなば
アンパンマン・ばいきんまん・ドキンちゃんの半立体の砂型やサンドナイフなどが付属した、おうちの中でも遊べるお道具セットです。レジャーシートなどをしっかりと敷いて、雨の日の遊びに使うのも。砂は付属していないので、注意してください。
砂場遊びの服装
実際に砂場に出かける際の服装について確認しましょう。
服の中まで砂が入り込むとそのたびに着替えが必要になるので、プレイウェアがあれば便利です。さらに、砂の上にお尻をつけて座る場合も多いため、腰回りをすっぽり覆っているデザインだと安心でしょう。また、体の動きを制限せず、遊びの邪魔にならない点もポイント。
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kukka hippo プレイウエア
シンプルな形で、着せやすい点がおすすめポイント。足下の裾にゴムが入っており、水や砂が入り込みにくい仕様です。柄も多彩で、かわいらしいフォルムが人気のアイテム。
Yolaird キッズレインパンツ
92㎝（Sサイズ）から140㎝（2XLサイズ）までとサイズ展開が多く、11色の中から選べる実用性の高いプレイウェアです。
アモジ キッズレインシューズ
砂場遊びは、靴も重要です。長靴やウォーターシューズなら、砂だらけになっても簡単に洗い流せるため、お手入れが楽です。アモジのキッズレインシューズは、天然な特製ゴム仕上げ・一体成形のため、水が入りにくいつくり。軽量なのもポイントです。
砂場遊びの年齢別注意点
砂場遊びは、小さな赤ちゃんでもできる遊びですが、年齢別の必要な配慮とはどんなものでしょうか。
1歳頃～
小さな赤ちゃんが砂遊びをする場合の最大の注意は、口に砂を入れてしまうことです。1歳過ぎる頃までは、特に注意してあげてください。砂が入り込むことによる、不快な感触も一つひとつ体験している段階なので、子供の様子を見ながら始めましょう。
公共公園の砂場などでは、動物が入り込んだり、ゴミなども紛れていたりすることがあるため、最初に確かめてから遊んでください。
～6歳児
小学校へ入学直前の年齢でも、砂は魅力的な素材です。水を用いて固さを調節し、思い通りの形に仕上げるなど、遊びがダイナミックになります。友達との協力や工夫の積み重ねにより、創造性を発揮できる場なので、汚れてもかまわない服装を用意して、気兼ねなく遊べる環境を用意してください。
砂場遊びの年齢別楽しみ方
子供の年齢別にみる、砂遊びのねらいについてまとめました。
1歳頃～
1歳頃は砂の感触を確かめることから始まり、シンプルな道具を使って遊ぶ楽しみへと発展します。足の裏で地面をしっかりと踏みしめる動作や、道具を上手に使うことなど、大人から見ればなんでもないことですが、この頃の子供にとっては夢中で体験することになりえます。
徐々に、自分の思い通りの形に変わる面白さや、逆にうまくいかない経験も重ねながら、遊びが深まっていくでしょう。何度でもつくり変えられ、造形性が高い砂ならではの魅力です。
3歳頃～
3歳頃からは、砂場でお店屋さんを開いたり、食事をつくるマネをしたりと、ごっこ遊びが深まり、想像力を刺激します。年齢が上がると共に、友達との協力や、相反する意見のやり取り、イメージの共有を体験しながら社会性を身につける場所にもなります。
砂は揺れ動く子供の気持ちを受け止めてくれる面もあるので、成長を見守ってあげましょう。
手づくり！ 砂場遊びのおもちゃ
キッチンにある素材でつくるおもちゃを紹介します。おもちゃは数百円で購入できますが、自分の手で生み出したものを工夫して使う体験は、より情緒を深めるでしょう。道具はシンプルなものでよく、多様性があると遊びが発展します。
牛乳パックのバケツ
牛乳パックを利用して、水や砂の重さに耐えるバケツをつくりましょう。砂を詰めてひっくり返すと砂のブロックをつくれるので、さまざまな大きさがあると楽しめます。
材料
・500mLの牛乳パック（ヨーグルトの箱や、ジュースの紙パックなども使えます）
・布ガムテープ（白）
・針金など 20㎝程度
・穴あけパンチ
・はさみ
・ペンチ（針金を切るため）
・油性マジック
つくり方
1. 牛乳パックの注ぎ口を切り取り、好きな高さにカット
2. 全面に布ガムテープを巻き、油性マジックで好きな絵柄を描く
3. 穴あけパンチで開けた穴に針金を通して、バケツの持ち手に。針金の先は、テープ類で覆うと安全
ポイント
針金がなければ、紙袋についている持ち手を利用したり、古い靴紐を活用したり、工夫してみてください。
ペットボトルのスコップ
ごく簡単な工程の、シンプルなスコップです。すくう、こぼす、穴を掘るなど、思う存分楽しめます。
材料
・500mLのペットボトル 1本（固い素材のものを選んでください）
・ビニールテープ
・はさみ
・カッター
つくり方
1. ペットボトルをはさみで斜めにカット。カッターであらかじめ切り込みを入れると、楽に切ることができます
2. 切り口にビニールテープを貼る
最後に
子供がのびのびと楽しめる砂場遊びについて、詳しくみてきました。砂場は好奇心を刺激し、トライ＆エラーの経験を何度でも重ねられるおおらかさがあります。砂汚れの後片づけは大変ですが、夢中になって遊ぶことこそ学びです。環境を整えて、思う存分楽しんでほしいものです。
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