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【目次】
絶壁頭とは?
直線的な形の後頭部
絶壁頭とは一般的に、「後頭部から首にかけて、シルエットが直線的な頭の形」のことを言います。
横から見たときに、後頭部にあまり丸みがないのが特徴と言われています。
絶壁頭をカバーするなら押さえておきたいポイント
【1】レイヤーカットで毛流れに動きをつける
カットは、肩レングスで長さを設定し、後ろから前下がりにレイヤーを入れる。前髪は頬骨あたりの長さにして流れるように。
ひし形シルエットはハチ周りと首周りのボリュームを抑えてバランスよく見える上、毛量が多くてもスッキリ見えが可能。ハネる長さでカットすれば、襟足が自然と外ハネになってスタイリングも簡単に! 後頭部がぺたんとなることを防ぐので、横から見てもきれいな形をキープしてくれます。
【2】スタイリングでカールを作る
軽やかに見せたり動きを出したりと髪に表情をつけるのに不可欠なレイヤーを、より生かすようにスタイリングした時短スタイル。
レイヤーの入ったスタイルを巻きすぎてしまうとやや“昭和世代“感が漂うので、ワンカールだけでナチュラルに仕上げるのがコツ。前髪をフロントで分けて根元を立ち上げながら外に流すと、人気の韓国風テイストになります。くびれたシルエットはバランスよく見えるだけでなく、色っぽい雰囲気も出しやすいので、ぜひ取り入れたいもの。毛先の外ハネで首を長く見せて縦のラインを強調し、小顔効果を狙います。かわいらしさと大人っぽさを兼ね備え、しかもスタイリングしやすい。簡単で素敵なイチオシスタイルです。
【3】ヘアアレンジにはゆるく崩しを入れる
ヘアゴム2個でできるまとめ髪アレンジ! トップと両サイドの耳上あたりの毛束をとり、ねじりながら編み込みにしてゴムで結ぶ。その後、三つ編みにしてゴムで結んだ後、編み目をほぐしてふんわりとした立体感をだして完成です。
【ショート】絶壁をカバーできるおすすめヘアスタイル
メリハリあるシルエットでコンパクトに見せるくびれショート
とにかく簡単でありながら、どこから見ても完璧なショートヘア。襟足をすっきりさせてキュッと締めているため後頭部の丸みが生き、気になる頭の形(特に絶壁)も美しく補正。ボリュームのメリハリをつけると頭の立体感が強調され、顔が間伸びすることなく小顔に見えます。ストレートタッチのスタイルにオイルでツヤを足し、光に映えるきらめき感をプラス!
カット
顔周りは少し長めに残し、襟足は首に沿わせて短くカットしたショートベース。前髪は目の下あたりで薄く作り、サイドバングは頬骨下あたりに設定。トップに軽くレイヤーを入れ、後頭部の丸みを出す。
カラー
明るめのミルクティベージュ。ハイトーンでも取り入れやすいまろやかなカラー。
スタイリング
ストレートアイロンで全体をほんのり内巻きにして、丸みのあるシルエットにする。少量のオイルを手のひらに薄く広げたら手ぐしで髪になじませ、形を整えながら束感を出す。サイドの内側の髪は、耳にかけても◎。前髪やもみあげあたりの毛先を指でつまみ、完成!
このモデルの顔型や髪質
ゆるっとパーマのマッシュショート
「マッシュ」と聞くと子供っぽいイメージですが、実は大人女性をいい感じにかわいく見せてくれるスタイル。動きのある束感をつけると、大人にもフィットします。丸みのあるシルエットだから、ハチ張りや絶壁など、気になる頭の形でもキレイにカバーしてくれます。パーマをかけてしまえば、とにかくスタイリングが楽ちん! お疲れ顔が気になるときでも、肌の血色をよく見せてくれるピンクカラーの効果でツヤのある表情に。
カット
目のラインギリギリの長さでマッシュベースにカット。表面にのみ、レイヤーを入れる。シルエットは、耳よりも上にウエイト(一番重くなるポイント)位置を設定して、リフトアップ効果を狙う。
カラー
深みがあるのに柔らかく見えるピンクブラウンベース。ハイライトを細かく入れ、立体感と透け感を表現。細かいハイライトは、出始めてきた白髪をごまかして見せてくれるので、気になる人はぜひトライして。
パーマ
大きめのロッドで、毛先が動く程度のゆるいパーマをかける。フェイスラインはピンパーマを使い、顔にフィットするような動きをつける。
スタイリング
パーマがかかっているので、ウエット時にオイルやバームなど保湿できるアウトバストリートメントを少しなじませてから、手でもみ込むようにドライヤーで乾かす。ベタつかないタイプのワックスをほんの少し、よーく手に広げてから、毛先から髪を持ち上げるようにクシャッと揉み込んで束感と空気感を出し、指先で形を整える。
似合う顔型や髪質
※髪が多い場合は、内側を短くした2段階でカットするといい。面長さんはウエイト位置を少し下げるとバランスが取りやすい。
短くても甘い雰囲気を味わえる柔らかマッシュショート
「しっかり短くしてしまうとエレガントさが損なわれそう」「手持ちの服に合わなくなってしまうかも」という心配を解消してくれるのが、丸いシルエットのマッシュショート。パツンとしたラインやシュッとしたストレート面が目立つと辛口な雰囲気に寄りがちですが、後頭部の丸みや顔周りの曲線で女性らしさを際立てます。特におすすめしたいのは、後頭部の絶壁が気になる人。このスタイルなら、頭の形がキレイに見えますよ。
カット
サイドは耳下、前髪は眉にかかる長さに設定し、ゆるやかなマッシュラインでつなぐ。後ろはウエイトがやや低めになるようにして、襟足は短くカット。
カラー
やや落ち着いたトーンのアッシュベージュでカラーリング。スモーキーな透け感が出る。
スタイリング
ストレートアイロンで、前髪と前髪の端をワンカールの内巻きにしてから流す。全体も毛先のみ、頭の丸みに沿う程度の内巻きにして、最後にオイルを少量ずつ2回に分けてなじませる。
このモデルの顔型や髪質
※セルフスタイリングが苦手な人は、全体にゆるくベースパーマをかけておくと便利。量が多い人はボリュームダウンのパーマがおすすめ。
絶壁をカバー! 襟足をキュッと締めたくびれショートボブ
頭の丸みをキレイに見せるショート。前髪は長めに残して幼く見えないようにし、大人の女性の雰囲気を存分に発揮。ショートスタイルは、顔が大きく見えたり、頭の形の悪い部分が目立ってしまったりとネガティブな印象を持つ人が多いですが、耳周りを透けさせて抜け感を出したりくびれを作って絶壁を補正したりとカバーテクはたくさん。スタイリングが簡単なのも大きなメリット!
カット
レングスはあごラインに設定。前髪は頬骨にかかるくらいから耳につなげる。後頭部の丸みに合わせてくびれを作る。
カラー
ショートスタイルの軽さが引き立つよう、9〜10トーンのシフォンベージュに。透明感がありクリアな印象が期待できる。
パーマ
髪質によりトップがペタンとしてしまう場合は、ポイントでパーマをかけて。直毛の人も髪が柔らかく見えるパーマをしておくのがベター。
スタイリング
寝グセがつきやすいショートスタイル。もし気になった時は根元を軽く濡らして、分け目がつかないように根元をこすりながら様々な方向からドライヤーの風を当てて、クセを直す。トップはペタッとしないように毛束を持ち上げて根元に風を当て、襟足部分は手で抑えながらブロー。少量のバームを手に広げ、手ぐしを通しながら全体の形を整える。
似合う顔型や髪質
※前髪の長さを調整するだけで、どんな顔型にも会うようになる。クセ毛や毛量が多い人、髪が硬い人は、毛量調節をしっかりめにすること、顔周りだけストレートパーマをかけることなどで、スタイリングを楽にする方法を取り入れて。
【ボブ】絶壁をカバーできるおすすめヘアスタイル
前髪ありミニボブ
あごの付け根のラインに合わせて切り揃えたミニボブ。肩と平行にラインをつくることでトレンド感のある切りっぱなし風になっています。このとき内側の毛量を多めに設定し、ブローだけで自然な丸みがでるようにカットするのがポイント。フェイスラインに沿うようなシルエットが、顔まわりを軽く見せてくれます。
柔らかくつながるサイドバングをつくってナチュラルで大人っぽい雰囲気に。顔型や首の長さに合わせて、スッキリと見えるように調整しながらカットしているので小顔効果も抜群! カットで丸みのあるシルエットをつくることで、日本人に多い絶壁頭のカバーにもおすすめです。
カラー
カラーリングは肌をきれいに見せてくれる明るめのくすみカラーをチョイス。オレンジみを抑えた10トーンのスモーキーベージュなら、透明感のある雰囲気を目指せます。
スタイリング
髪のクセをとり、ツヤをだすためにストレートアイロンを通す。オイルを2プッシュとり、毛先を中心によくなじませて。ふんわり感をキープするために、根元にはスタイリング剤をつけないこと。
このモデルの顔型や髪質
さりげない動きのニュアンスボブ
全体に動きをつけるというより、毛先に少し曲線をつけてフォルムを調整したナチュラルなボブ。外ハネと内巻きだけの簡単な巻き方だからこそ、こなれ感が生まれます。こめかみあたりに作ったサイドバングが小顔効果を生み、ひし形のシルエットが骨格を補正。「自分に似合うボブ」を探している人はぜひお試しを!
カット
全体は鎖骨あたりでワンレングスにカット。顔周りと表面にレイヤーを入れ、巻いた時の動きを底上げする。前髪は目の上の長さに設定し、サイドバングを作って流しやすいようにカット。
カラー
やや落ち着いたトーンのグレージュ。しっかりした色味の中に透明感があり、軽やかな仕上がりに。
スタイリング
ハチラインで髪を上下に分け、下の髪は毛先を外ハネのワンカールに。上の髪は内巻きのワンカールにして、バームをなじませつつ形を整える。前髪は軽く流し、束感を出す。
このモデルの顔型や髪質
パーマと深め前髪がポイントのふんわりボブ
前髪は深めにとり少し厚めに設定することで、薄毛で頭頂部の地肌が透けて見えるのを防ぐメリットも。イキイキとした印象を与えられます。前髪からサイドにかけて、顔まわりを包み込むようにカットし、毛先にランダムな動きがあることですっきりとしたフェイスラインに。
カラー
8トーンのメープルベージュカラーでやわらかさをプラス。チークのように肌に血色感も与えてくれます。
スタイリング
髪全体を濡らした後、ワックスをパール2粒分の量をとり、全体に手ぐしでよくなじませる。毛先を下からやさしく握るようにしてドライヤーで乾かし、カールをだして。顔まわりは指先で毛束をつまむように整えましょう。
このモデルの顔型や髪質
エアリーなパーマでふんわり感
レイヤー+平巻きの低温デジタルパーマが、無敵のエアリー感を演出!
ベースは鎖骨長さの、やや前下がり。表面に軽くレイヤーを入れ、前髪は目の上で薄めに作り流せるようにして。耳下の髪は26mmロッドで平巻き、表面の髪はミックス巻きにし、崩れたようなパーマをかける。
スタイリングは根元がしっかりと立ち上がるように乾かし、少量のシアバターを手のひらで溶かしたら、毛先から手を入れて髪を持ち上げながらもみ込んで。
【ミディアム】絶壁をカバーできるおすすめヘアスタイル
万能なひし形シルエットで美バランスに魅せる華やぎミディ
ハチ周りは抑えながらもサイドに少しボリュームを持たせ、レイヤーでくびれを生かしてバランスのよいひし形シルエットに。大人の女性の華やかさを引き立てつつ、軽やかな顔周りの動きでトレンド感を意識。
カット
全体の長さは鎖骨から肩上あたりに。ひし形シルエットになるよう、骨格に合わせて全体にレイヤーを入れる。目元の長さにした前髪はやや薄く作り、隙間を生かしたスタイリングに。
カラー
落ち着いたトーンのパールベージュカラー。赤みや黄みを抑え、肌をキレイに見せる効果が期待でき、暗いトーンでも透明感が出る。
パーマ
基本はノンパーマだが、直毛で動きが出にくい人や朝のスタイリングを時短したい人は、毛先を中心にランダムな動きが出るようなパーマをかける。硬い髪質の場合は低温デジタルパーマで髪を柔らかく、細毛の場合はエアウェーブでふんわり感を出すのがおすすめ。
スタイリング
裾の毛先は外巻きにして、レイヤー部分はミックス巻きに。カールをほぐしたらオイルやバームをなじませて束感とツヤ感を出す。パーマをかけている場合は、濡れている時にミルク系トリートメントをつけてドライ。乾いたらオイルやバームをもみ込むようになじませる。
似合う顔型や髪質
※面長やエラ張りなどの場合は、サイドにボリュームが出るようにレイヤーを入れる。骨格に合わせて顔にかかるおくれ毛を作るのも効果的。
ハンサムなニュアンスをプラスしてこなれ感たっぷりに
かき上げ前髪が、ハンサムなニュアンスを感じさせるラフなミディアムボブ。トップにボリュームが出るため、若々しい印象を与えてくれるのもうれしいポイント。センターパートにして両サイドを耳にかけると顔が大きく見えてしまいがちですが、いつもの分け目を少し変えるだけで根元がふわっとしてシルエットもキマります。結べる長さなので実用性が高く、レイヤー効果でふんわり感もあるスタイルはワーママにぜひ試してほしいところ。
カット
鎖骨レングスのミディアムボブ(ロブ)。前髪はリップラインでカット。顔周りに、表面からつながるようなレイヤーを入れ、動きを出しやすくする。
カラー
アッシュブラウンをチョイス。ダークで重くなりすぎず、クリアな印象。あか抜けて見えるカラー。
パーマ
巻くのが苦手な人は、毛先にゆるいパーマをかけておくと動きをサポートできる。
スタイリング
32mmアイロンで、毛先全体を平巻き(床と平行の巻き方)でワンカールの内巻きに。前髪の分け目が分かれないようにトップの毛束を取り、後ろ向きに流して毛先から根元まで大きく内巻きにしてから崩すとふんわり。少量のオイルを手になじませてから、手ぐしを通すようにつける。
このモデルの顔型や髪質
揺れるカールが華やかなフェミニンミディアム
重さを残したカールスタイル。軽やかなカールが顔周りをエレガントに彩り、好印象な雰囲気を際立てます。柔らかな毛流れが女性の優しさやゆとりを感じさせ、大人にぴったり。結ぶとキリッとしたイメージになり、ファッションに合わせてアレンジするのも楽しそうです。
カット
全体は鎖骨下でカット。顔周りにレイヤーを入れ、やや短く見えるようにすることで気になるフェイスラインをカバー。前髪は目元ラインで深めに作り、サイドに流しやすくカット。
カラー
9トーンのクリアベージュ。全体に細かくハイライトを入れて、立体感と柔らかさを強調。
パーマ
髪が硬い人、上手く巻けない人、直毛の人はパーマを。毛先の内側は外ハネ、表面は内巻きにしたボディパーマがおすすめ。
スタイリング
ノンパーマの人は、32mmのカールアイロンで、毛先は外ハネ、表面は内巻きにしてほぐす。少量のシアバターを手のひらに広げなから溶かし、手ぐしを通しながらカールをほぐす。オイルでもいい。
似合う顔型や髪質
強めのカールでボリュームと華やかさを出す
髪の長い人は、強めにカールを効かせれば、ボリュームと華やかさがアップ!
毛先をぐるぐるとねじった状態のランダムカール。スタイリングは毛束を裂くようにほぐしながら、ドライヤーで冷風を当て、内側からスプレーワックスを毛束を持ち上げながら吹きつけて。
【ロング】絶壁をカバーできるおすすめヘアスタイル
ハネ&レイヤーでふんわり。カジュアルのモードのセミロング
のばしかけの人にイチオシなスタイル。顔周りに入れたレイヤーでハチ周りをカバーしつつ小顔見せも。くびれを作ってから毛先をハネさせるため、シルエットにメリハリがついて頭の形悩みも解消。
カット
鎖骨下3〜5cmで設定し、顔周りにレイヤーを入れる。裾の重さはそのまま残し、トップから中間あたりに軽めのレイヤーを。前髪は、おろした時に眉にかかるくらいの長さで薄く作る。
カラー
やや暗めのピンクベージュ。暖色系でツヤっぽさとしなやかさを添える。
パーマ
髪がペタッとする人は、大きめのロッドで平巻きのパーマをかける。ウェーブというより、カールが重なるイメージ。
スタイリング
裾の毛先は外ハネのワンカールに。表面の髪は縦のミックス巻き。顔周りはリバース(外向き)になるように巻き、前髪は毛先に軽く丸みをつける。巻く時はやや強めに巻き、最後にオイルをなじませてカールを落ち着かせる。
似合う顔型や髪質
ふわっとレイヤー+顔周りハイライトのこなれロング
ロングだけどコンサバに寄りすぎず、ちょっと抜け感を出すのが今っぽく見せる秘訣。毛先はスカスカにならないようにきちんと厚みを残し、顔周りにレイヤーを入れて華やかな動きを加えて。トップにもレイヤーを入れているのでぺたんとならず、ふんわり見せることができます。
カット
ベースはバスト上のロングで、前髪はあごラインに設定。前髪からフェイスラインにしっかりとレイヤーを入れて動きをサポートし、華やかさをアップ。トップにもレイヤーを入れ、頭の形をキレイに見せる。髪がぺたんとしやすい人にはマスト!
カラー
ブリーチで全体にハイライトを入れ白髪をハイライトと同化させてから、カッパーブラウンでカラー。顔周りをやや明るくすると肌がトーンアップして見える。
パーマ
直毛の人、髪が硬くて多くて太い人、巻くのに手間取る人はパーマをかけておくと朝が楽ちん。ハチ下は毛先にワンカール、ハチ上は大きなロッドで根元までしっかり巻き込んでふんわり感を底上げ。
スタイリング
タオルドライ後に洗い流さないトリートメントをなじませ、分け目をつけずに360度さまざまな方向からドライヤーの風を当てて根元から乾かす。パーマをかけていない人は、ヒートプロテクトできるオイルを中間〜毛先になじませてから38mmのヘアアイロンで毛先だけワンカールの内巻きに。前髪とトップはリバース(後ろ方向)のワンカールにして、オイルを手ぐしでなじませて崩す。カールを強くつけすぎないのがポイント。
似合う顔型や髪質
※もし髪質が軟らかくて細い場合はやや短めにし、根元から大きめのパーマをかけると軽やかな動きが出やすくなる。
パーマでボリュームアップ! 大人世代の「ヨシンモリ」
「ヨシンモリ」とは韓国語で、「女神の髪」という意味。昨年からちょっとしたブームになっています。大きなカールが特徴の、エレガントだけど抜け感のあるスタイルは、大人世代でも気になるところ。髪が大きくうねるヨシンモリは、ふわっとボリュームアップして見えるのもうれしい。形状記憶ができるデジタルパーマをかけておくと、乾かすだけで形がキマります。
カット
全体はバストラインでやや前上がりにカット。前髪は少ない幅でリップラインあたりにカットし、レイヤーを入れる。トップにもレイヤーを入れてふんわり感を引き出す。
カラー
ベージュカラーでワンメイク。白髪が気になる場合は、ツヤと透明感、明るさの出る白髪染めを取り入れるといい。
パーマ
根元は立ち上がるように、全体はゆるく動くようにパーマをかける。乾かすだけできれいなカールができるデジタルパーマがおすすめ。
スタイリング
デジタルパーマをかけておけば、ドライする時に形を整えるだけでいい感じに。顔周りだけ、32mmのカールアイロンでリバースに巻くとさらにおしゃれ度がアップ。オイルかクリームを手に広げ、手ぐしを通しながらなじませる。
似合う顔型や髪質
【ヘアアレンジ】おしゃれに絶壁頭を隠せる方法
デイリーにもフォーマルにも大活躍!くるりんぱハーフアップ
超簡単なのに盛れて見える「くるりんぱ」を使ったアレンジ。簡単でシンプルだからこそ、ちょっとしたコツでもっと素敵に見せることができます。ストレートでもいいですが、今っぽいこなれたラフ感を出すなら事前に巻いておくのがおすすめ。
アレンジ方法
まずはハーフアップの髪を分けとります。このとき髪の内側がV字になるよう分けとって。
分けとった髪を結び、結び目上に隙間を開け毛束を上から入れ込みくるりんぱ。
表面の毛束をランダムにつまみ出し、デコボコさせたら完成!
低めの位置でまとめたローポニー
ひとつ結びにくるりんぱでこなれムードに。ゴムの結び目を割いて毛束を通すアレンジテクニックのくるりんぱをするだけ。ここで手抜きに見えないポイントは、ニュアンスのある立体感とゴムの結び目を隠す工夫があること! くるりんぱ、トップの毛束をしっかり崩しておくと無造作なこなれ感も手に入ります。
表面と毛先だけざっくりと巻いておくとグッと凝って見える。耳まわりの後れ毛はあえてきっちりまとめず、あいまいに残しておくと正面から見たときもおしゃれに。
アレンジ方法
[1]32mmのコテで全体をざっくりとミックス巻きにする。時間がないときは表面と毛先だけでもOK。オイルを2プッシュとり、手ぐしでよくなじませる。
[2]両サイドから耳上の毛束を後ろでひとつに結んだ後、残りの髪と合わせて毛先を外から内にくるりんぱする。結び目をキュッと締め、ねじれた毛束が広がりすぎないようにピンで留める。
[3]トップと結び目をほどよく崩して完成。
トップの毛を引き出したベーシックなポニーテール
アレンジ方法
まずは根元をつぶさないように、手ぐしでざっくりと耳の高さでうしろに髪を集める。
黒ゴムで集めた髪をきっちりタイトに結ぶ。
結び目をおさえながら、結んだ毛束の下側を部分的に引き出し、たるませる。
そのままトップの髪も部分的に引き出し、高さを出して完成!
抜け感バッチリ無造作お団子
アレンジ方法
髪全体を頭の高い位置で集め、ゴムを使ってお団子を作る。トップやサイド、お団子の毛束をつまんで無造作に引き出し、ラフ感をプラスする。ミニバンズクリップをお団子に2つつけ、後ろ姿をおしゃれに飾ったら完成。
三つ編みおだんごでふっくらまとめ髪
アレンジ方法
まずは髪全体を後ろでひとつ結び。トップを引き出してボリュームをつけたら、そのままくるりんぱする。下の毛束は三つ編みにして、表面を崩しておいて。
崩した三つ編みをくるくると丸める。最後、後頭部下でかんざしを使ってしっかり固定したらできあがり!
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