【目次】
・なんか疲れたと感じる瞬間
・なんか疲れたと感じる原因は?
・疲れているときのサイン
・なんか疲れたときに試してほしいこと
なんか疲れたと感じる瞬間
なんか疲れたと感じる瞬間は、突然訪れるものです。自分でもなぜそのように感じるのか分からず、不思議に思うこともあります。ではどのようなときに、なんか疲れたと感じるのでしょうか。
仕事や家事に追われているとき
仕事と家事・育児を両立させているワーママは毎日がとても忙しく、いつも時間に追われています。本当は仕事のストレスや育児疲れがたまっているはずなのに、やるべきことがありすぎて息抜きをする暇もありません。終わらない家事を前に途方にくれた瞬間や、逆に全て終わってほっとしたときなどに、たまったストレスや疲れが一気に押し寄せ、疲れを感じます。
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人間関係がうまくいかないとき
職場や家庭での人間関係が良好なときは、多少ストレスや疲れを感じてもあまり気にならないものです。ミスをして落ち込んだときも、目が回るほど忙しかった日も、同僚や家族と楽しく過ごしているうちにストレスはどこかへ吹き飛び、元気を取り戻せます。
しかし人間関係がうまくいっていないと、余計なことに気をつかわなければならず、精神的な負担が増します。会社で嫌なことを言われたり、夫と口論になったりなど、ひとつひとつはささいな出来事でも度重なるとストレスがたまり、なんか疲れたと感じるようになるのです。
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なんか疲れたと感じる原因は?
急になんか疲れたと感じるときは、疲れの理由が自分でも分からないことがあります。原因が分からなければ適切に対処できないため、まずは疲れの原因を探りましょう。
疲労がたまっているから
残業や休日出勤が続いたり、子どもの世話で寝不足になったりすると、当然体が疲れてきます。空いた時間に体を休めたくても、忙しくて思うように休めないことが続けば、精神的にもつらくなります。休みたいのに休めない状況が長引くことで、心身ともに疲労がたまり、疲れとして現れるのです。
現状に満足していないから
それほど多忙でもないのに、なんか疲れたと感じるのは、自分の現状に満足していないことが原因の場合も。例えば職場で自分の言動に自信が持てなくて、周りの視線ばかり気にしていると、心が落ち着かずストレスがたまります。少しでも自分をよく見せようとして無意識のうちに肩に力が入るので、体も疲れてきます。
また、経済的な不安や家族の心配事などが重なり、将来のことを前向きに考えられなくなるのも疲れる原因です。自分の置かれている環境に不安や不満がなく、のびのびと振る舞える環境なら、少しばかり大変なことがあっても疲れを感じることはあまりありません。
疲れているときのサイン
なんか疲れたと感じるのは、決して気のせいではありません。疲れているときは、心や体から何らかのサインが出るものです。サインに気づいたら無理をせず、早めに休むことが大切です。疲れているときのサインを具体的に見ていきましょう。
やる気が出ない
疲れがたまると何もかもが面倒に感じ、やる気が出なくなります。家族や友人と一緒に過ごすことすらおっくうになり、外に出ず何もせずに休日が終わってしまうこともめずらしくありません。嫌なことをやりたくないときは誰にでもありますが、意欲的に取り組んでいた仕事も、楽しみにしていた休日の予定も、全てを投げ出したくなるようであれば、それはかなり疲れているサインです。
そのようなときは責任感が強い人ほど、無気力な自分を許せず頑張ってしまいます。しかし無理をするとますます疲れがたまり、本格的に体調を崩してしまうこともあるので注意が必要です。体調を崩しては元も子もありませんから、やる気が出ないときは自分を甘やかし、ゆっくり体を休めることにしましょう。
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体が重く感じる
体が重く、だるさを感じるのも疲れたときのサインです。微熱が出たり、食欲がなかったりなど、風邪のような症状が見られることもあります。しかし風邪ではないので、病院に行っても原因が分かりません。はっきりした理由がないのに起き上がることすらおっくうに感じるときは、心や体が疲れていると考えられます。
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なんか疲れたときに試してほしいこと
最後に心身の疲れをとり、リフレッシュする方法を紹介します。なんか疲れたと感じたら、ぜひ試してみてください。
たくさん寝る
たくさん寝ると、体の疲れだけでなく、精神的なストレスもやわらぎます。疲れを感じたら、たとえ家事が終わっていなくても早めにベッドに入り、できるだけたくさん寝るようにしましょう。可能なら目覚ましをセットせず、家族にも起こさないように伝えて、自然に目覚めるまで眠ります。
ただし精神的な疲労がたまってくると、なかなか寝つけなかったり、眠りが浅くなったりします。その場合はゆっくりとお風呂につかり、アロマオイルをたくなどしてリラックスするのがおすすめです。子どもがまだ小さくてまとまった睡眠がとれない人は、子どもの昼寝の時間に一緒に休みましょう。休日にソファでゴロゴロしながら、好きなように過ごすのも有効です。
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疲れの原因をなくす
ストレスや疲れの原因をなくしていけば、なんか疲れたと感じることも少なくなります。やりたくないことを我慢して続けたり、無理に相手に合わせたりせず、自分が疲れないようにすることも大切です。
例えば話が合わない人やいつもネガティブな発言をする人といると、精神的にとても消耗します。そのような人とは距離を置き、関わらないようにするだけでもずいぶん楽になります。苦手な家事を無理してやらずに、家族や家事代行サービス、デリバリーに頼るのも一つの方法です。仕事の付き合いや学校の役員など、どうしても避けられない場合を除いて、嫌だと感じることから極力離れることを意識しましょう。
ストレス発散をする
ストレスがたまった状態では、心身の疲労はとれません。普段からストレスを感じないようにするのはもちろん、たまったと感じたらすぐに発散するのが疲れを早めにとるポイントです。大声で笑ったり何かに夢中になったりする時間を持つと、ストレスを上手に発散できます。休憩時間に気の合う同僚とおしゃべりする、アフター5に好きな喫茶店に立ち寄ってお茶を一杯飲んで帰るなどは、とても手軽なストレス解消法です。
家事や育児で疲れている人は、休日に子どもを預けて夫とデートをしたり、女子会を開いたりするのもおすすめです。また、趣味の習い事や旅行の予定など、自分なりの楽しみがある人はストレスを感じにくくなります。何もないという人は、今からでも楽しみを探しておくといざというときに役立ちます。
体を動かす
体よりも心が疲れていると感じたら、少々動きたくない気持ちがあっても思い切って体を動かしてみましょう。体を動かすと血の巡りがよくなり、心がリラックスします。ベッドから起き上がってストレッチをしたり、近所を散歩したりするだけでも十分効果的です。
また、運動して体が疲れると、食欲が出るうえによく眠れるようになります。多少疲れがたまっていても、早めに回復することが可能です。余裕があれば、ジムに通ったりスポーツを習ったりして、定期的に体を動かすようにしましょう。
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