悩み事とは?悩みの種類別に考える
仕事と家庭の両立は簡単なことではありません。世のワーママたちは、どのような悩み事を抱えていることが多いのでしょうか。種類別に見ていきましょう。
家庭の悩み事
家庭の悩み事としては、「パートナーが非協力的」「子育てがうまくいかない」などが挙げられます。
育児と仕事を両立していると、子どものためにスケジュールを調整したり仕事を休んだりと大変なことが多々あります。しかし、そんな自分の頑張りを旦那や子どもが理解してくれないことも。(44歳・東京都)
子どもが全く言うことを聞いてくれないときなどは「こんなに頑張っているのに…」と苛立ちを感じてしまうこともあります。(42歳・千葉県)
仕事の悩み事
「子育てと仕事の両立」に悩まされるという人も。
子どもが小さいときは頻繁に体調を崩しがち。当時、周りに頼る人があまりいなかったので、子どもが保育園を休むときは、自分も仕事を休まなければならなかった。休んだり早退したりが続くこともあり、「職場に迷惑を掛けているのでは」という悩みが常にありました。(41歳・東京都)
社内に子どもを理由に休むことを快く思わない人がいました。ゆえ、大切なプロジェクトや責任のある仕事を任せてもらえないことも。周囲からの厳しい目がつらくなり、その後転職しました。(38歳・東京都)
お金の悩み事
お金の悩み事では、子どもの将来や自分たちの老後、親の介護問題がネックとなることが多いようです。
光熱費や保険料、ローンなど、毎月必ず出て行くお金があります。残るお金が少ないと、子どもの教育費などに不安を感じることも。他にも、自分たちの老後資金、親の介護費用についても心配になります。(40歳・東京都)
悩み事の主な解決方法は3つ!
悩み事に対して前向きに取り組めるよう、自分でも対策を講じてみてはいかがでしょうか。
悩み事の解決につながる、おすすめの方法を3つ紹介します。
悩み事を具体化しよう
悩み事があるときは、「何に悩んでいるのか」を具体的にします。悩みを客観視することが解決への近道です。
まずは紙を用意して、今抱えている悩みを全て書き出してみましょう。そして書き終えたら、それらの悩みを「自分でどうにかできること」「できないこと」に分類してみます。
このとき、「自分でどうにかできないこと」については無視してしまいましょう。自身の努力やコントロールの外にあることは、どうにもなりません。「仕方ない」と受け流すのが最善の方法です。自分でどうにかできることについては、考えればきっと何らかの解決策や対策が見つかります。「どうしよう」ではなく「どうすべきか」を、前向きに、確度を変えて俯瞰的な視点で考えてみましょう。
ストレスを解消しよう
悩み事がストレスになっている場合は、うまく発散せねばなりません。体やメンタルに悪影響が出る前に、少しずつガス抜きすることが大切です。
ストレス解消方法には以下のようなものがあります。
・ドラマや映画で思い切り泣く
・おいしいものを食べる
・深呼吸する
・ストレッチする
思い切り泣いた後、心がすっきりした経験はありませんか?涙を流すことはストレスの解放につながります。悲しいのが苦手な人は、泣くほど笑えるドラマや映画を選んではいかがでしょうか。
また、おいしいものを食べることもストレス解消になるといわれています。成分まで意識するなら、ビタミンやカルシウムを多く含む食品がおすすめです。
一方オフィスにいるときは、小まめに休憩を取るよう心掛けます。深呼吸やストレッチを取り入れて、リラックスしましょう。
さらには、瞑想をしたり、20分のランニングをしたりと、頭の中を空っぽにしてリセットさせることも大切です。このときの感覚に体をしっかり慣れさせ、普段から自分の感覚として体現できるように癖づけをしましょう。
誰かに相談しよう
悩みを抱えた人は、ネガティブになりがちです。1人で考えていても、悪い方向にしか考えられないかもしれません。このようなときは、思い切って誰かに相談してみると、解決策が見つかることがあります。家族や友人、職場の同僚や先輩などの中から、自分の足を引っ張ることのない、信頼できる人に相談してみましょう。
もしも「身近な人には知られたくない」という場合は、カウンセリングを受ける方法もあります。悩み事に押しつぶされる前に、問題を客観視できる人に頼るのがベターです。
家庭で抱える悩み事への対処法
悩み事の原因が家庭にある場合は、考え方を変えたり話し合ったりすることで改善できるケースがあります。
家庭についての悩み事があるときの対処法を見ていきましょう。