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「真面目」と「真面目過ぎる」の違いって?
「真面目」と「真面目過ぎる」の違いはどこにあるのでしょうか。
「真面目」は「嘘やいい加減なところがなく真剣であること。真心があること」。一方「真面目過ぎる」と評される場合は「非常に真面目で、融通がきかない」点を指すことが多くあります。
例えば、「真面目過ぎる」性格の場合、少しのルールの逸脱でも許せなかったり、自分が正しいと思うことを貫こうとしたりと、頑固で柔軟性のない人という印象を与えてしまうことがあるのです。
「真面目」はポジティブに使用することが多いのに対して、「過ぎる」がつくと一定のネガティブな要素が含まれているという点に、2つの用語の違いがあるでしょう。
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「真面目過ぎる」と言われる人の特徴4つ
ここで「真面目過ぎる」と言われる人の特徴の主なものを4つ挙げてみました。あなたにはいくつ心当たりがあるでしょうか。
ルールを厳守し頑固
「真面目過ぎる」人が苦手とするのは、「臨機応変」や「例外」といった対応です。あらかじめ決まったルールや期限を絶対のものと考えてしまいがちなので、やむを得ない事情などでの変更でも嫌がる傾向があるでしょう。
仕事の目的を達成し成果をあげることよりも、「決まっていることを守る」ことに注力してしまうことも。
また「真面目過ぎる」人のなかには頑固な一面をもつ人も多いよう。「ルールを守ること」は正しいことであるため絶対の自信をもっており、どんな場合にでもそれに固執し、周囲の意見に耳を貸さないことがあるなどです。
意見を変えることを「負け」と考えてしまうことも多いかもしれません。
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完璧主義で妥協ができない
「真面目過ぎる」人は何ごとにも真剣に取り組むため、完璧主義になる傾向があります。ひとつひとつの仕事ぶりはとても丁寧なのですが、反対に状況に応じて「計画を走らせながら同時進行で修正と完成をさせる」などの現実でありがちな状況には、非常なストレスを感じてしまいます。
出来上がった部分より、欠けたところが気になって仕方がないのです。完璧主義で自分に厳しくストイックな分、他人にも厳しい目を向けがち。
「真面目過ぎる」人は、仲間のミスや規則破り、仕事の遅れなどに非常に敏感であり、いい加減なことを許せない気持ちから厳しくあたってしまうことが多いようです。
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責任感が強く人を頼れない
人から頼まれると断れない…これも「真面目過ぎる」人の特徴のひとつです。「自分がなんとかしないと!」という責任感が強いうえ、人の役に立ちたい気持ちが強いため、ついつい仕事や用事を引き受けてしまいます。自分のキャパシティを超えていても、「自分さえ頑張れば」とオーバーワークになってしまうことも。
そのうえ、人を頼れない性格を併せもっていることが多く、仕事を抱え込んでしまいがちです。他人に迷惑をかけたくない気持ちはもちろん、依頼しても自分の望むクオリティの仕事ができるとは限らないという気持ちもあって、他人を頼るのが苦手な人が多い傾向にあります。
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周囲からの評価が気になる
「真面目過ぎる」人は、周囲からの評価をとても気にします。人よりもストイックに真面目に頑張っていることに対して、優れていると評価してほしい気持ちが強いのです。自分の意見を折らない頑固な面や、頼られると断れない性格は、その承認欲求から生まれているのかもしれません。
真面目過ぎる子どもにはどう接する?
「真面目過ぎる」性格は子どもにも見られます。素直で気持ちを純粋に表出しやすい子ども時代。「真面目過ぎる」気質をもっている場合、学校や友達関係などで困ってしまう子もいるようです。