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お尻が大きくなる原因は?気をつけたい生活習慣
骨盤が後傾すると太りやすくなる
例えば、スマホを見るときは猫背になって、首や肩が前に落ちた姿勢になります。これにより上半身の傾きをカバーするため、下半身の膝が曲がり、骨盤が後傾するという立ち姿勢になります。
骨盤が後傾すると、歩くときに足を強く蹴り出すことができず、歩幅が狭くなり、弱々しい歩き方に…。そんな生活を続けていると、筋肉の量が落ちていくので太りやすくなってしまいますし、体力が落ちるので疲労も抜けにくくなってしまいます。結果的に動く気力が低下し、ますます運動不足になってしまう、という悪循環に陥ってしまう可能性が。
歩き方の改善とともに、日常の姿勢も意識していきましょう。
お尻を小さくするために覚えておきたい正しい歩き方
見た目も変わる! 理想的な歩き方
足裏の重心移動は「かかと」→「指先」
\推奨されている正しい歩き方/
1. 足裏の重心は「かかと」→「指の付け根」→「指先」と移動させる。
2. 足裏はべったりつけずに、「中央外側」を意識。
3. 指先は「小指の付け根」→「親指の付け根」と重心を移動させる。
4. 踏み込みは親指で行う。
また、かかとを地面につける際は、膝はまっすぐの状態をキープするのがポイントです。
膝を曲げて猫背でちょこちょこした歩きでは、老けて見られてしまうというマイナス面もあるので、少しずつ正しい歩き方に改善していきましょう。
お尻を小さくしたいなら、こんな座り方はNG!
カイロプラクター・姿勢教育指導士の碓田紗由里さんにお話しをうかがいました!
「よい姿勢って、自分ではわからないものなんです。『胸を張る=よい姿勢』というのは間違い。私が考えるよい姿勢とは、『体にもっとも負担の少ない姿勢』です。姿勢が崩れるのは主に座っているとき。立っているときよりも圧倒的に崩れやすくなります。つまり、座っている姿勢を正すことが、よい姿勢への近道。24時間ずっと姿勢よくいる必要はありません。「姿勢が悪いな…」と気づいたら、姿勢をリセットする、ストレッチをする、くらいの感覚でいいのです」(碓田さん)
\悪い姿勢習慣例/
(1)ねこ背
(2)仙骨座り
(3)横座り
(4)割り座
日常の何気ない姿勢が体のゆがみをつくります。気がついた時点でやめるようにしましょう!
お尻痩せにも◎簡単に始められるストレッチ
骨盤を整える簡単ストレッチ
腸腰筋ストレッチ
碓田さん曰く、腸腰筋のストレッチは骨盤を整えるだけでなく、姿勢改善にも役立つのだとか。
まず片膝立ちをしたら、手を膝の上に置きます。
そのまま上半身をスライドさせるようにして前方に移動させ、後ろの脚の付け根からももの前を伸ばします。呼吸するたびに少しずつ深くストレッチし、15秒ほど伸ばしていきましょう。息を吐きながら最初の状態に戻したら、反対側の脚も同じようにしてストレッチします。