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2022年夏、思ったこと
あっという間に8月が終わり、新学期。長い休み明けで、まだまだ気持ちが追いつかない方も多いのではないでしょうか? 私は夏休みの間に引っ越し居住環境をアップデートさせました! この点まだ慣れないでいますが、子供たちと愛犬アニーの新しいお散歩コースを探したり、公園を探したり、図書館を探したり、毎日の発見もあり、ゆっくりペースを掴んで行こうと思っています。
身を持って知った、この夏の“日差しの強さ”
今日は私の夏の出来事をお話ししますね。8月に帰省した時のこと。実家には姉の3人の子供達もいるため、いとこ同士6人、朝から大騒ぎとなり、大人たちは常にお疲れモード… なのでこの日も早々に6人の子供達を連れ出し、8時半の開園から閉園まで毎年恒例となった長島ジャンボ海水プールで遊び通しました。そこで初めて「日焼けした肌がピリピリ痛む」ことを感じたんです!!!
今までどんなに日差しを浴びても肌が赤くなることもなく、皮も剥けたことがなかった私が、日焼け止めを塗り、プールの外にいる時は日陰に座っていたにも関わらず…です。たったこれだけの事が、私にとって地球環境を熟考させるには十分過ぎる出来事でした。自分の身に起きないと実行できないことがお恥ずかしい話ですが、それから地球温暖化について改めて考え、さまざまな記事を読むきっかけになったんです。
地球温暖化について、“改めて知り、考えてみる”
その中でNewsweekの『地球の気温は250度まで上昇し硫酸の雨が降る』というホーキング博士の記事が目に止まりました。当時のドナルド・トランプ大統領が2017年6月にパリ条約脱退を宣言した直後に公開されたこの記事は、温暖化の危険性を再警告するもの。(参照:Newsweek『地球の気温は250度まで上昇し硫酸の雨が降る』ホーキング博士)
二酸化炭素の排出量が世界第2位のアメリカが国として協定から離脱したあと、カリフォルニア州など複数の州がパリ協定の目標達成のため、独自政策を打ち出し、意識を継続していたのだそうです。そういった動きもあってか、アメリカは2021年2月にバイデン大統領によってパリ協定に正式復帰しています。
最近のニュースでも、パキスタンで国土の3分の1が水没するような洪水、テキサス州で起きた46℃の熱波による恐ろしい自然災害の被害が流れ、環境問題が警告を鳴らしています。この夏の気温に関してデータはもとより、日本でも体感温度で真夏の焼けるような猛暑日は年々、増えている現状です。
その一方、子供たちに「自分たちが過ごしてきたような自然を残したい」という思いは日に日に強くなっています。マスクをして暑い中、ランドセルやリュックを背負って通学する子供たち、炎天下の運動場で汗を流しスポーツをする様子などを見ていて、便利な世の中のその先を、自分たちの過去と照らし合わせてはいけないという現実が重くのしかかるのでした。
▶これまでの連載:モデル牧野紗弥の夫婦生活ホントのところバックナンバー
モデル
牧野紗弥
愛知県出身。小学館『Domani』を始め、数々のファッション誌で人気モデルとして抜群のセンスを発揮しながら、多方面で活躍中。キャンプやスキー、シュノーケリングなど、季節に合わせたイベントを企画し、3人の子どもとアクティブに楽しむ一面も。自身の育児の経験や周囲の女性との交流の中で、どうしても女性の負担が大きくなってしまう状況について考えを深めつつ、家庭におけるジェンダー意識の改革のため、身を持って夫婦の在り方を模索中。
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