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BEAUTY 保湿

2022.11.16

美容液の効果的な使い方をレクチャー!美容のプロがやってる朝晩のスキンケア

美容液の効果的な使い方を、美容のプロたちのスキンケアルーティンとともににご紹介!使用するタイミングや朝夜のスキンケア方法まで、美肌づくりのヒントが満載です。

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スキンケアの際、美容液を使う順番は?

化粧水と乳液・クリームの間が正解

美容液は、保湿・透明感アップ・シワの改善など、目的に合わせて集中的に肌をケアするためのアイテム。

基本的な使用の順番は、【化粧水】→【美容液】→【乳液・クリーム】です。ただし、アイテムによっては異なる場合もあるため、パッケージに記載された使用方法を確認しておきましょう。

導入美容液の場合は洗顔後すぐが基本

美容液の中には「ブースター」「導入美容液」と呼ばれるアイテムもあります。これらは洗顔後すぐ(化粧水の前)に使用する美容液です。

洗顔後に化粧水を使用してもあまり浸透を感じない、すぐに乾いてしまうという人におすすめのアイテムで、洗顔後に使うことで表皮の角質層を柔らかくし、その後に使う化粧品を肌により浸透しやすくします。

シートパックをするときはパックの前に使用する

もしもスペシャルケアとしてシートパックをする場合は、美容液の後に行うのが推奨されています。先に塗布しておくことで、パック中に美容液を浸透させることができるそう。アイテムによってはパックが先、美容液が後のほうが良いとされるものもありますが、こっくり重めのパックなら美容液の後で問題ないでしょう。

アイクリームを使用する場合も、美容液は同じく化粧水の後。その後乳液またはクリームを塗布し、最後に目のまわりをアイクリームでケアしてあげます。

美容液を効果的に使う方法とは

適量を手のひらに出し温めて使う

美容液を塗る際、気になるのがその「量」ですよね。

基本的にはアイテムごとに推奨されている量を使用するのがベストです。もし使用方法に推奨量の記載がない場合、一般的には直径2.5cmくらいの円を目安にした量がおすすめ。

美容液は個々の悩みに合わせて使用するアイテムなので高価なものも多くありますが、適量を使用しなければ本来期待できるはずの効果が得られない可能性があります。ケチらず、まずはしっかり適量を使うことを意識しましょう。

また、美容液は手に出してすぐ顔に塗るよりも、一度手のひらで温めてから塗布するといっそうなじみが良くなるとされています。両手でじっくり温めてから顔に5点置きし、丁寧に塗り広げましょう。

〝音〟で浸透のサインを見極める

トータルビューティアドバイザーの水井真理子さんによると、スキンケア効果を上げるためには化粧品のつけ方にポイントがあるのだそう。

トータルビューティアドバイザーの水井真理子さん
「スキンケアはひとつひとつ浸透させて使うことが大切で、それができれば潤いやツヤはもちろんのこと、透明感や肌のやわらかさまで高まります。最近のスキンケアは昔に比べて浸透力がよくなっていますが、それでも手のひらの圧を使ってグッグッと入れ込むプッシングが大切です。浸透したことを見極めるポイントは“肌の音”です。浸透しきってないときはぴちゃぴちゃと水っぽい音がしますが、浸透するとシュワッシュワッと少し乾いた音に変わります。この音を確認してから次のスキンケアをつけましょう。化粧水は浸透までに少し時間がかかるので、軽くプッシングしたら浸透までの合間に家事をしても構いません。ただし、化粧水の湿り気が完全に乾く前にスキンケアに戻りましょう。次のスキンケアをつける前にもう一度プッシングして、肌表面に残っている化粧水を余さず入れ込むことも重要です」(水井さん)

化粧水を肌にハンドプレスでなじませる女性
プッシングは頬の内側から外側、さらに額の順で行います。まずは化粧水をなじませ、頬の内側に手のひらを当てて少しだけ圧をかけるように5秒キープしましょう。

化粧水を肌にハンドプレスでなじませる女性
そのまま手を頬の外側へ。同様に優しく圧をかけます。

化粧水をおでこにハンドプレスでなじませる女性
次に額をプッシング。何回かに分け行ったら、その後鼻、あごも行いましょう。

化粧水を首までハンドプレスでなじませる女性
手に残ったもので首もケア。そのままもう一度顔全体をプッシングし、浸透のサインの音が出たら、同じように美容液と乳液・クリームもつけていきます。

顔全体に広げたら気になる部分に重ね塗りを

気になる部分があれば重ね塗りをするのもおすすめです。

例えばより乾燥が気になる部分や毛穴が目立つ場所など、肌悩みがある部分には美容液がなじんだ後、もう一度少量の美容液をピンポイントで重ねてみましょう。

美容液を複数使用するときは油分の少ないものから

美容液は一般的に、複数アイテムを使用しても問題ないと言われています。

例えば保湿に特化した美容液とブライトニングに特化した美容液を併用する、というように、期待できる効果が異なるものを一度のスキンケアで重ねても良いのだそう。

ただし、2つを混ぜて使用するのは避けたほうがよいとされています。しっかりと肌になじんでから次の美容液を使用すること、油分の少ない美容液から先に顔に塗布することを守りましょう。

美容液、こんな使い方はNG!

肌を擦るように塗布するのはNG

摩擦は肌にとって非常に負担になる行為。美容液に限りませんが、スキンケアを行う上で摩擦が起きないよう肌を優しく扱うのは基本です。

しっかりと美容成分を肌に浸透させたいという気持ちから、つい擦って美容液を塗布してしまう人が多いかもしれませんが、肌は擦らず優しくなじませることを意識しましょう。

大量につけすぎない

適量に満たない量の使用は期待できる効果が得られない可能性がありますが、大量につけたからと言って効果が大きくなるとも言えません。一般的に、美容液が一度で肌に浸透できる量には限りがあると言われています。

先述した通り、理想はメーカーが推奨する「適量」を守ること。記載がなければ直径2.5cmを目安に使用することをおすすめします。

美容のプロはどう美容液を使ってる?【夜スキンケア編】

ホリスティック美容家、岸紅子さんのスキンケア

\時短と保湿を両立したシンプルケア/

美容家岸紅子さん
【STEP1 クレンジング】

クリームタイプのクレンジングで〝落としすぎない〟を意識。ダブル洗顔はしません。

【STEP2 化粧水】

フローラルの香りがする化粧水で幸福感を高めます。

【STEP3 美容液】

美容液はニーズに合わせて複数アイテムを使用。手になじませてから、ハンドプレスでしっかり入れ込みます。

【STEP4 オイル】

天然由来100%の肌なじみのいいオイルで、心地よく油分を補給。

美容コーディネーター、弓気田みずほさんのスキンケア

\エイジング悩みを全方位から徹底アプローチ!/

美容コーディネーター 弓気田みずほさん
【STEP1 クレンジング】

汚れ落ちの早さを重視したクレンジングで、しっかりメイクも手間なくオフ。

【STEP2 洗顔】

泡立ちのいい洗顔料を使ってもこもこ泡で洗います。

【STEP3 美容液】

高い保湿効果を備える美容液で、肌を潤します。

【STEP4 化粧水】

角層細胞にまで潤いを届ける化粧水で肌の水分不足を解消!

【STEP5 美容液】

部分美容液で狙ったところへオン。パーツケアも忘れずに。

【STEP6 乳液】

水分と油分のバランスがいい乳液で肌全体を整えます。

【STEP7 クリーム】

目周りをほぐしながらハンドプレスでクリームをオン。朝まで潤いをキープします。

トータルビューティアドバイザー、水井真理子さんのスキンケア

\“肌ぐもり”に徹底的に対抗するケア/

トータルビューティアドバイザー、水井真理子さん
【STEP1 クレンジング】

ドライに傾くアラフォー肌は、潤いを守ってくれるミルクでオフ。

【STEP2 洗顔】

保湿成分をたっぷり配合したマイルドな洗顔料で、つっぱり知らず!

【STEP3 化粧水】

うっとりするような使用感の化粧水で、肌にハリとツヤを与えます。

【STEP4 美容液】

メラニンやしつこいシミにアプローチする美容液で、色ムラぐすみの原因を遮断。

【STEP5 クリーム】

ライトな使用感の美白&保湿クリームをオン。

【STEP6 アイクリーム】

シワひとつひとつを引き上げるようにして、濃密な潤いを目元に。

ビューティライフスタイリスト、神崎 恵さんのスキンケア

\潤いをたっぷり入れ込み、朝まで乾かない肌へ!/

神崎恵さん
【STEP1 クレンジング】

メイクとのなじみがいいクリームクレンジングで、みずみずしくオフ。

【STEP2 洗顔】

しっとりした洗い上がりの洗顔料で、くるくるとなじませながら手早く洗顔。

【STEP3 美容液】

肌なじみのいい軽やかな美容液で、キメ、潤い、ハリなど気になるところをまとめてケア。

【STEP4 クリーム】

マスクのような保湿力のあるクリームで、肌をうるすべに!

美容家、小林ひろ美さんのスキンケア

\全身の潤いを顔に集結/

美容家、小林ひろ美さん
【STEP1 オイルケア】

まずはオイルマッサージで全身をめぐらせケアをスタート!

【STEP2 化粧水】

ペプチド配合の化粧水で肌のハリを取り戻します。

【STEP3 化粧水】

さらに発酵化粧水で抜け感ある肌へ。

【STEP4 美容液】

エイジングケア効果のある美容液で、肌に厚みを。

【STEP5 クリーム】

エイジングケア成分配合のクリームで、肌の保湿力と柔軟性を高めます。

美容のプロはどう美容液を使ってる?【朝スキンケア編】

美容家、岡本静香さんの朝のスキンケア

\限界まで水を入れて水光りする肌を目指す!/

美容家、岡本静香さん
【STEP1 クレンジング】

朝は洗顔のかわりにクレイのマスクでクレンジング!

【STEP2 ブースター】

植物エキスがたっぷり配合されたブースターを使って、水を入れ込む準備を。

【STEP3 化粧水】

敏感肌用の化粧水で、肌の表面をバリア!

【STEP4 美容液】

美容液で肌の透明感を一気にアップ!をねらいます。

【STEP5 UVカット】

クリームのかわりに保湿力の高いUVカットで完了。

美容家、深澤亜希さんの朝のスキンケア

\透明感ケア&抗酸化&インナーケアで焼けない肌づくり/

美容家、深澤亜希さん
【STEP1 洗顔】

くすみやゴワつきが気になるときは、酵素洗顔で古い角質をオフ。

タオルで顔を拭く深澤亜希さん
【STEP2 化粧水】

透明感をぐっと上げる透明感ケア&抗酸化力の高い化粧水をつけます。

顔に化粧水をなじませる深澤亜希さん
【STEP3 美容液】

24時間透明美肌を守る美容液で肌のUV防御力をアップ!

【STEP4 クリーム】

潤いとUVケア効果のあるクリームで、紫外線の影響を受けにくい肌へ。

美容エディター 大塚真里さんの朝のスキンケア

\朝のスキンケアは同時進行!/

大塚真里さん
【STEP1 洗顔】

毎朝洗顔料をしっかりと使って、古い角質をオフ。

タオルで顔を拭く大塚真里さん
【STEP2 美容液】

すぐに美容液で肌に栄養を与えます。

【STEP3 シートマスク】

原稿やメールチェックをしながらシートマスクで潤い補給!1枚目はプチプラのシートマスクで、2枚目はジェルタイプのマスクで30分程じっくりと。

シートマスクを手にもつ大塚真里さん

モデル 有村実樹さんの朝のスキンケア

\肌状態に「最適な」ケアをする!/

モデル 有村実樹さん
【STEP1 肌状態をチェック】

朝、前の日のしっとり感が残っていたらしっかりとケアができていた証拠。もし乾燥していたら、スキンケアのやり方が悪かったのか、体調によるものなのかを分析します。

【STEP2 オイル】

スキンケアのはじめにオイルを塗って、肌をやわらかくします。ここでしっかり保湿するので、乳液は使いません。

【STEP3 化粧水】

その後たっぷりと化粧水を!

【STEP4 美容液】

最後は2種類の美容液で肌を整えます。

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