無理をしてしまう
人生に疲れを感じているときは、その時点で心身に大きなストレスを抱えています。無理をしていることに気づいているなら、それ以上の無理は避けたいところです。
また、周囲に心配をかけまいと、意に反して気丈にふるまうのも要注意。ストレスを抱えている状態で無理にテンションを上げると、反動で精神状態が不安定になることもあります。さらに、自分の体から発せられる警告にも注意しましょう。「体がだるい」「常にどこかが痛い」などのサインを無視して無理を続けようとせず、早めにケアすることが大切です。
自分を責めてしまう
何事に対しても頑張る人ほど、うまくいかないときやミスをしてしまったときに自分を責めてしまう傾向があります。人生に疲れを感じ、さらに自分を責め続けると、ネガティブな精神状態からなかなか抜け出せません。
また、自己否定する癖を解消できなければ、人生に疲れを感じやすくなるだけでなく、その状態が長く続きやすくなります。人生に疲れたら自分を責めるのではなく、逆に自分の努力をねぎらったり、第三者目線から「そういうこともある」と割り切る勇気もときには必要です。
【目次】
普段から気分転換することも大事
日頃からストレスをためないように心掛けていれば、人生に疲れを感じにくくなります。気分転換するためのポイントを見ていきましょう。
しっかり睡眠をとる
普段から十分な睡眠をとることで、心身を良好な状態に保ちやすくなります。仕事や家事に追われているときこそ、できるだけしっかりと睡眠をとるようにしましょう。
また、人生に疲れを感じるような出来事があっても、質のよい睡眠を十分にとることで体や心への負担が軽減されます。昼間に嫌なことがあった場合は、昼寝をするのもおすすめです。10~15分程度の軽い睡眠をとれば、リフレッシュになります。
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お風呂につかってリラックスする
体が疲れていると、少なからず精神的にも負担がかかります。お風呂にゆっくりつかって体を休ませてあげれば、心が落ち着いてきて気分転換に。
また、体が温まると、自律神経の働きが回復するといわれています。イライラする原因のひとつである自律神経の乱れも、お風呂につかることで改善へと促しましょう。いつもより心身の疲れがたまっていると感じたら、リラックスすることを最優先に、長めのお風呂を楽しむのも有効です。
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たまにはひとりで過ごす
仕事と並行して家事や子育てに奮闘しているときは、自分の時間がほとんどありません。そういうときこそ、ひとりになれる時間を作りましょう。
「○○をしなければならない」というタスクから一度離れ、ひとりになれる環境を意識してつくることで精神的な負担が軽減できます。1日中子どもにつきっきりの状況であれば、一時保育やベビーシッターを利用してひとりの時間を確保することもときには必要です。家でゆっくり過ごしたり、おいしいものを食べたり映画鑑賞をするなど、その時間は自分がもっともリラックスできることをして過ごすのが大切。心のバランスを保つエネルギーを補充するために、週1回や月1回など定期的にこのような時間をつくり、こまめなストレス発散を。
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