共通点が多い
共通点がある相手ほど心を開きやすい、とよく言われます。「趣味が同じ」とか「境遇が一緒」などという事実は、人間関係に少なからず影響するのではないでしょうか。
もちろん共通点が多いほど絶対に相性がいいと言えるわけではありませんが、共通点の多さによって相手の気持ちを察したり、配慮した言動ができる可能性が高まります。そういった相手とは、一緒にいるのが心地よく感じてくるものです。
金銭感覚が似ている
金銭感覚が合わないとお互いにフラストレーションが溜まりがちです。共通点があることは仲良くなる第一歩ですが、趣味や好きな食事が一緒だとしても、どれぐらいお金をかけるか、何にお金をかけるかなどが合わないとどちらかに合わせるか妥協しあうしかなく、満足感が下がってしまいます。金銭感覚が合うことでおでかけや外食、旅行などの擦り合わせがスムーズに進み、心地良いと感じるでしょう。また、金銭感覚が似ている人は育った環境が似ている人も多いことから、価値観が近く、相性がいいと感じやすいのかもしれません。
一緒にいて落ち着く
相性がいいと感じる相手の多くは、一緒にいて落ち着く人なのではないでしょうか。長時間一緒にいても苦にならず、無言の時間も気を遣わずに済む相手に居心地の良さを感じるでしょう。気は合うけれどそこまでではないという場合も、一緒に過ごす時間が長くなり信頼関係を築くうちに、一緒に落ち着く存在になることも大いにあります。
笑いのツボが近い
笑いのツボが近いと些細なことで笑いが絶えず、一緒にいて楽しいと感じることが多いでしょう。笑いのツボが近いことで会話も弾むほか、映画やテレビ番組など共通の話題も増えるため、相性がいいと感じやすいです。また、ちょっとしたメッセージのやりとりでもクスッと笑える部分があることで「この人と一緒にいると楽しい」という意識が強くなります。
【目次】
自分と相性のいい人の見分け方
相性がいい人を見分けるポイントはあるのでしょうか。アンケート調査や体験談とともにご紹介します。
自然体でいられるかどうか
全国20歳〜39歳の男女412名に、結婚を意識した瞬間を聞いたところ「自然体でいられると感じたとき」という回答がもっとも多かったというアンケート結果があります。
これは、「その人といて自分が自然体でいられているかどうか」を相性のよさの判断基準として考えている人が多いとも言えるのではないでしょうか。結婚相手だけでなく友人関係においても、過ごす時間が長くなればなるほど、自然体でいられることが大切になるものです。
久しぶりに会っても気を使わないかどうか
相性のいい人というのは、しばらく会えなかったり頻繁に連絡を取っていなかったりしても、距離感が変わらないものです。ずいぶん会っていなかったのに、久しぶりとは思えないほど話が弾むなど、不思議と溝ができません。
「あまり連絡をしなくても何かあったときには必ず連絡をくれる。日常的に話をしていなくても、すぐに分かり合える関係」(30代)
「連絡を取る前に何を話すか考えなくても平気で、気軽に連絡が取れる。用事がなくてもちょっと連絡したり、本当を気を遣わないのがいい」(30代・和歌山県)
利害関係がないかどうか
利害関係が一切ないのに長い付き合いだったり、一緒にいて楽しいと思えるような相手だったりするなら、それは相性がいい証拠なのかもしれません。
この人と関わっておけば得とか損とか、打算的な考えがあると、利害がなくなったと同時にお付き合いも終わるものです。
相手との間に損得勘定が一切なく仲良くしているのなら、それは相性がいいと言えるのではないでしょうか。
「何をしてくれたから、私もこれをしなくちゃみたいなことがない。誕生日以外でも彼女に似合うものを見つけたらあげるし、相手も同じようにしてくれる」(30代・東京都)
本音で話せるかどうか
恥ずかしいことや悩んでいること、他の人には見栄を張ってしまうようなことも見せられるなら、それはあなたが相手に心を開いている証拠。
またあなたが心を開いているのは、相手もそれを受け止めてくれているからではないでしょうか。相性が悪いと感じている人に本音を話そうとは思えませんし、受け止めてあげたいともなかなか思えないものです。
「その友達の前では隠し事が出来ないので、恥ずかしいことも、悩んでることも、なんでも話してしまいます」(40代・沖縄県)
「絶対に他言しないと分かっているので、家族にも話せないようなデリケートな内容の話もできる」(30代・大阪府)
「辛いときほど相談できる。また相談を受けた時、こちらも本音で話す」(40代・宮城県)
「言いたいことを何でも言い合える。たとえ喧嘩しても仲直りがちゃんとできる」(30代・大阪府)
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