「心が狭い人」ってどんな人?
他人への思いやりが少ない
心が狭いとは、一般的に「他人への思いやりがない」ことや「度量が狭い」ことを言います。気持ちに余裕がなく自分のことばかりで、他人を思いやる心まで持ち合わせていない状態の人に使うことが多いようです。
「自分の心は狭い」と感じている人はどれくらいいるのでしょうか。女性100人にリサーチしました。
【質問】あなたは、自分自身を「心が狭い」と思いますか?
・そう思う…24.8%
・やや思う…38%
・あまりそう思わない…28.9%
・そう思わない…8.3%
※アンケートは30~45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数121名。
「やや思う」と答えた人が最も多く38%という結果に。「そう思う」と答えた人の24.8%と合わせると、6割以上の人が自分の心の狭さを感じているようです。
実際にどんな場面で「自分は心が狭い」と感じるか、体験談も教えていただきました。
【体験談】「私って心が狭いな…」と感じた瞬間は?
・自分が簡単に出来ることを相手が出来ないと、それを許容する心が持てないときがあります。(30代・東京都)
・二人目が欲しいと思っているがなかなかできず、友人に二人目ができたことを素直に喜べない。こんな心が狭いママは良くないな、と思ってへこむ悪循環です。(30代・東京都)
・根にもつ性格で、夫に過去に言われて傷ついた言葉をほぼ覚えているところ。タイミングを見計らって、何度もチクチク言い返してしまいます。(40代・神奈川県)
心が狭い人に見られる特徴や共通する心理って?
心が狭くなってしまう背景には、どんな理由や心理があるのでしょうか。その特徴を詳しく見ていきましょう。
他人の成功を喜べない
心が狭い人は、他人の成功や幸せに嫉妬し喜べないという人が多いよう。
誰しも他人を羨ましく思うことはありますが、羨ましいという気持ちだけでなく「悔しい」という気持ちが同時に湧き上がります。それがポジティブに働けば自分を成長させるきっかけになりますが、心が狭い人は「嫉妬」や「妬み」に変わってしまう人が多いようです。
負けず嫌い
心が狭いと思われる人の特徴に、「負けず嫌い」もよく挙げられます。
プライドが高く見栄っ張りなところがあり、「自分は相手より劣っていると認めたくない」「周囲から高く評価されたい」などという承認欲求から、優勢を保とうとする傾向が。
こういった姿がプラスに働けば良いのですが、周囲からは自分勝手に思われてしまうことも。自分のペースで自分中心に物事を進めてくため、柔軟性や思いやりに欠けると思われてしまうようです。
助言を素直に聞けない
心が狭い人はプライドが高く、自分が絶対に正しいと思い込んでいることが多いです。そのせいか、人の助言を素直に聞かないところがあります。
他人を信頼しない傾向もあり、自分の弱みを見せたり素直に認めたりすることを「負け」だと思っているのかもしれません。
損得勘定で動く
心が狭い人は、物事を損得勘定で判断しがち。
損得勘定とは「物事を自分にとって損であるか得であるかを天秤にかけて打算的に判断すること」。自分に利益や得があれば動きますが、そうでない場合は行動しません。
そのため自分本位になりがちで、他人に何かしてあげたときは、その分の対価を要求したくなります。結果、円滑な人間関係の構築がしづらく、周囲との関係も希薄になりがちです。