二重あごのせいで太って見える、老け見えしてしまう、そんな悩みを抱えている方もいるのでは? 二重あごができてしまう原因って? 二重あごを解消するストレッチやケアアイテム、予防法までしっかり解説していきます。 メイクで上手に目くらましするという方法も。二重あごをなくしてシャープな小顔を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
太っていなくても二重あごに? 考えられる原因とは
「たるみ」「むくみ」「姿勢」「皮下脂肪」
二重あごになってしまう原因は主に「たるみ」「むくみ」「姿勢」「皮下脂肪」。
たるみ二重あごは、表情筋や舌の付け根などの筋肉が衰えてくることで招く二重あご。むくみ二重あごは、老廃物がたまりリンパの流れが滞ることにより、フェイスラインがむくみ二重あごに。また姿勢が悪いと余分な脂肪が首の前に蓄積、二重あごだけでなくブルドック顔も招いてしまいます。
肥満によって顔まわりにお肉がついたことで二重あごになっている場合は、減量しフェイスラインについた脂肪を落とさなければなりません。
スマホ生活も二重あごの原因に
実は二重あごは姿勢が原因の人が多く、とくにスマホを見続けるスマホ生活を続けていると、どんどん悪化。
スマホを覗き込む下を向く姿勢によりたるみが進行、二重あごだけでなくほうれい線まで深くなります。疲れ目やドライアイ、目のまわりや眉間、額にもどんどんシワが刻まれて、顔そのものが変わってしまいます!
二重あごを解消するマッサージ・エクササイズ・ストレッチ
顔をグッと引き上げる「頭ほぐし」
後頭部の頭ほぐしには、顔を引き上げる効果が。
まずはこぶしを作り平な面を後頭部に当てる。こぶしに頭蓋骨を感じるくらいの圧をかけ、左右1~2ミリ小刻みに動かしながら下に移動させていく。
頭の付け根まで後頭部をまんべんなくほぐしたら、こぶしを当てる位置を変えながら、5回ほど上〜下へと移動させていく。
皮膚をこするのではなく、奥の骨をほぐすイメージで行うのがポイント。
スッキリフェイスラインを作る「リンパ流し」
まずはオイルや乳液を、下に向かってリンパを流すイメージで耳下〜肩先まで塗る。次にあご下に親指を入れたらエラ下〜耳後ろまで動かしリンパを流していく。
さらにあごの骨を親指と人差し指で挟み、フェイスラインに沿って移動させていく。最後は顔全体を下から上に引き上げて。
むくみや硬くなった筋肉をほぐす「顔ヨガ」
まずは鼻から息を吸ったら、中心に顔のパーツを全部集めるイメージでお腹から息を全部吐き出す。
次に口を大きくパーッと開けて、縮めた顔の筋肉を一気に拡げる。
息を口からフーッと吐いて脱力。血液の巡りが良くなって、顔が真っ赤に染まったらOK! これを3回ほど繰り返して。
あごのたるみに効果的な「舌エクササイズ」
まずは頬から持ち上げる意識をしながら、上の歯のみ8本見えるくらい口角を上げて。
鏡を見ながら実践!
次に舌で上の歯を舐めるようにして、ゆっくりと左右に動かしていく。下あごは出たり動いたりしないように注意して。指であごをおさえながらやってもOK!
あごと首の筋肉に効く「下唇ふーエクササイズ」
二重あごが気になる、下あごがたるんできた… そんなときにおすすめ!
背筋を伸ばして顔を上に向ける。無理に真上を見なくてもOK。できる範囲で行う。
深呼吸をし、下唇を上に向かって引き上げ、5秒かけて「ふー」と息を吐いて首まわりの筋肉に刺激を与えます。5秒×3回。