周りの助言を聞かない
自己中心的、頑固、プライドが高いなど、人の意見や助言を聞かない人には人望が集まりにくいのではないでしょうか。
自分が一番正しいという気持ちが強いので、周りがせっかくアドバイスや意見をくれてもそれを聞き流し、無理にでも自分の意見を押し通そうとすることも…。
周囲との協調性に欠けるので信頼されづらく、本当に自分が困ったときに助けてもらえなくなってしまう可能性が。
責任感がない
自分が負うべき責任を他に負わせるなど、責任転嫁するような人も人望を得るのは難しいでしょう。
面倒なことを避けようとしたり、都合の悪いことから逃げたり、周囲からの評価を下げたくないという心理から責任転嫁をしてしまうようですが、これは逆効果。
周囲からの信頼を失い、関わりたくないと思われてしまう可能性が。
人を悪く言う
人の悪口を言うような人は信頼されません。
成功している人や幸せそうな人に対する嫉妬心が強かったり、何かトラブルが起こらないと気が済まないようなトラブルメーカーだったり。
こういった人は信頼されないだけでなく、周りから人が離れていくので「人望が厚い」とは言えないでしょう。
【目次】
人望を集めるにはどうしたらいい?
相手ファーストを心がける
自分が抱えている仕事の量や状況によっては難しいときもあるかもしれませんが、できるだけ相手ファーストの気持ちでいることが大切。
体調を気遣ったり、仕事上でフォローしたり。自分を押し付けるのではなく、相手を尊重することが重要なのではないでしょうか。
物事を俯瞰的に捉える
思い込みや独りよがりで突っ走ってしまう人には、人望は集まりにくいもの。
視野を広く持って多くの視点を持つことは、判断の質が上がって周囲からの信頼度を上げていくことに有効なのだそう。
「自分の考えや感覚が正しいとは限りません。物事を俯瞰的に捉えるようにしましょう。そうすることで何事に対してもより高いところから見えるようになって判断の質も上がり、ほかの人からの信頼度を上げていくことが可能となります」(心理カウンセラー 吉野さん)
情緒を安定させる
臨床心理士の吉田さんによれば、人望を集めるには情緒的に安定していることが必要なのだそう。
「人望の厚い人に欠かせないのは、なんといっても裏切りのない安心感・いつでも頼りにできる安定感です。そのためにはまず、自分自身ができるだけ満たされていて、情緒的に安定していることが必要です」(吉田さん)
オープンな態度で接する
さらに吉田さんによると、何を考えているのか分からない人は信頼されづらいと言います。オープンな態度でいることが、自然と周囲から慕われることに繋がるのだとか。
「人望の厚い人は、自分の気持ちや考えをオープンにしていることが必要です。なぜなら何を考えているかわからない人を信頼したりできないからです。同時に、周囲の人たちに対してもオープンな態度で接することができると、慕われ、頼りにされるのではないでしょうか」(吉田さん)
自分らしさは失わない
人望を集めるために大切なこととして、やはり「自分らしさ」は重要なよう。無理に完璧な自分を演じるのではなく、自然体でいることも心がけてみてはいかがでしょうか。
「自分らしく、無理なく、自分と他者を大切にすることが、結果として人からの信頼獲得につながります」(吉田さん)
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