【目次】
・モヤシの糖質はいくつ?
・モヤシはカロリーも低い食材
・モヤシに含まれる栄養素もチェック
・糖質制限中もOK!おすすめのモヤシレシピ
モヤシの糖質はいくつ?
モヤシ一袋の糖質は2.6g
スーパーに売っている一般的なモヤシの糖質は、100gで1.3g、一袋(200g)でおよそ2.6gです。
これは市場に出回っている数が多い「緑豆モヤシ」の場合。その他種類のモヤシの糖質量(100gあたり)は以下です。
大豆モヤシ:0.6 g
黒豆モヤシ:1.2g
モヤシの糖質はその他野菜に比べても低い
モヤシはその他の野菜に比べても糖質は低めだと言われています。
きゅうり:1.9g
白菜:2.0g
にんじん:5.7g
玉ねぎ:6.9g
トマト:3.1 g
※すべて、食べられない部分を除いた生100gあたり。日本食品成分表2020年版(八訂) 利用可能炭水化物(質量計)より
モヤシは比較的低糖質なきゅうりや白菜よりも低いということがわかりますね。
モヤシはカロリーも低い食材
一袋30 kcal前後なのでダイエットに最適
糖質が低いモヤシ。カロリーも非常に低く、ダイエットに最適な食材だと言われています。
モヤシ(緑豆)の生のカロリーは、一袋(200g)で60 kcal。100gにするとわずか30 kcalです。
モヤシに含まれる栄養素もチェック
手に入りやすく、日常の食卓で活躍しているモヤシは、一見栄養がなさそう?と思われがちですが、そんなことはありません。含まれている量は少ないながら、様々な栄養素が含まれています。
たんぱく質
大豆モヤシは大豆を発芽させた「大豆モヤシ」には、他の種類のモヤシよりもたんぱく質が多く含まれています。
たんぱく質は、人間が生きていくために必要なエネルギーを生み出し、ホルモンや体内酵素、筋肉や皮膚、髪の毛などが作られるためにも必要な大切な栄養素です。
アスパラギン酸
モヤシのたんぱく質を構成するアミノ酸には、アスパラギン酸が含まれています。
アスパラギン酸はグルタミン酸のように旨味成分でもあり、エネルギーを生み出す際に必要なアミノ酸です。疲労回復だけでなく、お肌のためにも積極的に摂りたい栄養素です。
食物繊維
モヤシには食物繊維が含まれています。
食物繊維は一般的に「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類に分けられますが、モヤシにはこのどちらの食物繊維も含まれています。
カリウム
モヤシにはカリウムも含まれています。
カリウムには過剰な塩分を排出して、体のむくみを防いでくれる働きがあります。現代人は塩分の摂取量が増えているのにも関わらず、カリウムが不足しているというデータも。
カリウムを含むモヤシは意識して積極的に摂りたいですね。
葉酸
モヤシには葉酸も含まれています。
葉酸とは胎児の育成に欠かせないと言われる栄養素。妊婦さんはとくに積極的に摂るよう推奨されています。
他にも葉酸は、血液を作るために欠かせないビタミンのひとつなので、貧血が気になる人も積極的に摂りたい栄養素です。
ビタミンB1
モヤシにはビタミンB1も含まれています。
ビタミンB1とは、疲労回復効果が期待されている栄養素。糖質を代謝させるために必要な栄養素で、運動する人やダイエット中の人、疲労の回復を早めたい人、さらにアルコールをよく飲む人はとくに積極的に摂りたい栄養素です。
糖質制限中もOK!おすすめのモヤシレシピ
無限もやし
もう一品ほしいときに!作り置きして常備も可能!
【作り方】
1. モヤシにごま油を加えて混ぜる。
2. 1にコチュジャンを和えたら完成!
簡単豚しゃぶ
ダイエット中お肉が食べたくなったら、モヤシをたっぷり使ったこんなおかずを!
【作り方】
1. 深めのお皿にモヤシを入れたら、上から豚バラ肉を広げる。
2. さらにネギや生姜をのせ、ラップをふんわりとかける。
3. 2をレンジで3〜4分チンしたら、お好みでポン酢醤油をかけていただく。
もやしのナムル
隠し味に少しの砂糖、ニラやにんじんを入れても美味しい!
【作り方】
1. お皿にモヤシを入れ、中華だし、ごま油、砂糖、白ごまを混ぜる。
2. 1にラップをかけて2~3分レンジでチンしたら完成!
さっぱりユズみそ鍋
食物繊維たっぷりでお腹もしっかり満足!
【作り方】
1. ごぼうを皮ごとささがきに、玉ねぎを薄切りにしそれぞれ15分程度水にさらす。
2. 鍋に醤油小さじ1、料理酒150mL、だし汁150mLを入れ火にかける。
3. さらに鶏肉を入れ火が通ったら、1としいたけを鍋に加える。
4. ごぼうが柔らかくなったら、大豆モヤシと小松菜を入れる。
5. 4を3~4分煮込み、ゆでた大麦を入れユズを散らしたら完成!
監修
多田綾子
化粧品ブランドに14年間勤務後、からだの内側からも美容や健康をサポートしたいという思いから栄養士の資格を取得。現在はあすけん栄養士としてコラム執筆やオンライン栄養カウンセリングを担当。。
あすけん公式サイト https://www.asken.jp/