【目次】
・ママ友との付き合いは良好?
・ママ友との付き合いが良好ではない人の話
・ママ友との付き合いが良好な人の話
・ママ友との付き合いを良好にするために
【目次】
【質問】あなたのママ友との付き合いは良好ですか?
「良好」と答えた人は全体の約7割。残りの3割の人は、自分のクラスメートや幼なじみとのつきあいとは異なり、子どもを介してつながるママ友とは、接し方に悩んでいるようです。またちょっとしたトラブルをきっかけに、関係が疎遠になるケースも。
・はい(良好)……68.1%
・いいえ(良好ではない)……31.9%
※アンケートは30~45歳の日本全国のワーキングマザーを対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名。
【体験談】まずはママ友との付き合いが良好ではない人の話をチェック
「職場やママ友との付き合いが苦手…」もしかしたらシャイな性格のせい?
全体の約3割にあたる「良好ではない人」の声を聞いてみると、「人づきあい」にまつわるさまざまな苦手意識が浮き彫りに。
他人と仲良くするのが苦手
プチストレスに。ママ友づきあいが苦手なんです…【働くアラフォー質問箱】
・他人と仲良くするのが苦手なので、ママ友はいません (40代・愛知県・子ども3人)
・人見知りなので、話ができません (40代・北海道・子ども3人)
・学校の懇談会に行っても、知らない人ばかりだから (40代・埼玉県・子ども2人)
物理的に距離がある
・仕事の都合で引っ越しをしてから、ほかのママ友とは家が離れました。自然と関係性も薄くなっていって… (30代・大阪府・子ども2人)
・引越しを機に子どもが転校したので、新しいママ友がいません (30代・福岡県・子ども2人)
面倒だから
・単につきあいが面倒めんどくさいです。仲がいいママ友がいなくても、特に不便は感じていません (30代・東京都・子ども1人)
会う機会がなくなった
・子どもが大きくなるにつれ、お迎えがなくなると、ママ友とも会う機会がなくなってきました(40代・神奈川県・子ども2人)
関わろうと思わない
・自分から行かないし、来てほしくないと思っているから (30代・岡山県・子ども1人)
子ども間のトラブルがきっかけで
・子ども間のトラブルが母親にも波及した後、仲間外れにされました (30代・愛知県・子ども2人)
人と会うこと・話すこと・仲良くなることが、大人になってからも「苦手」だという人は案外多いもの。「人見知り」と言い換えることもできますが、精神科医の霜田里絵先生は「私にも経験がありますが、ゆっくり構築していく人間関係は、後になってみると宝物になるものです」と話します。(「医師に聞いた!アラフォーで人見知りはOK?【働く女性の質問箱】より」
SNSの影響もあり、友達が「すぐに」できることや、「たくさんの」いることに価値があるように考えられがちなのも、事実。
「大人になるほど、新しい仲間に出会ったり、時間をかけて関係をつくるということは、減ってしまいます。人見知りは気にしないでOK、ぜひ「ゆっくり」構築する楽しさを味わってください」(前出・霜田里絵先生)
【体験談】続いてママ友との付き合いが良好な人の話も見てみよう
では、日常の中で上手にママ友づきあいを実践している人の体験を聞いてみましょう。すべての回答に「ひとづきあい」のヒントが隠れています。
適度な距離感
・特に揉めごととかないし、適度な距離感を保っています(30代・兵庫県・子ども1人)
・適度な距離感を保つようにしている。もちつもたれつな関係(30代・熊本県・子ども2人)
・会いたくなったら会うという、適度な関係(40代・兵庫県・子ども2人)
・多くのママ友がいますが、つかず離れず、会えば楽しく語らうけど詮索はしない、という関係を心がけています。そのため、ママ友の存在が苦痛に感じることはありません(30代・兵庫県・子ども2人)
・特に揉め事もなく、深入りもしていないです(30代・栃木県・子ども1人)
・お互いに空気を読んで、立ち入らないから(30代・広島県・子ども6人以上)
・人見知りで人付き合いが苦手なタイプなので、子どものことに関して必要最低限の付き合いしかしていないが、逆にそれが私にとっては最良(30代・東京都・子ども2人)
・無難な関係を維持している。保育園で会ったら挨拶と世間話をするくらい(30代・千葉県・子ども1人)
・適度な距離をとっているから(40代・福岡県・子ども2人)
・あまり干渉しない(40代・兵庫県・子ども2人)
・浅く広くを心がけているので、あまり深入りしないようにつきあっています(30代・長野県・子ども2人)
・ケンカもないし、会えば話す程度の距離感です。少し寂しく、もう少し踏み込めたらいいのかなとか、でもやっぱり迷惑かなと思いながらも、今の距離感がちょうどいいのかな(40代・埼玉県・子ども1人)
・子どもや家族のことでも他愛のない話をたくさんしています(30代・群馬県・子ども2人)
食事会をする
・よくみんなで集まってランチやディナーをします(30代・新潟県・子ども1人)
・長女の幼稚園時代のママともたちと、定期的な食事会を開催している(40代・群馬県・子ども2人)
困った時に相談できる
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・何か困ったときに相談できる。べったりしすぎず、適度に距離を保って接すことができる(40代・千葉県・子ども2人)
・つかず離れずで、困ったときに相談できたり、たまたま会えばいろんな話ができて楽しい(30代・長野県・子ども3人)
・不安なことがあったときに相談できる。 子もち同士気持ちをわかりあえる(30代・兵庫県・子ども1人)
一緒に遊びに行く
・コンサートなどのイベントに誘ってくれる(40代・東京都・子ども2人)
・時間ができたら子どもを交えて遊びます(30代・岐阜県・子ども2人)
・3か月に一度のペースでママ友と子どもと遊びに行きます。わたしにはちょうどいいペースで、お互い楽な関係が築けています(30代・愛知県・子ども1人)
・保育園時代から家族ぐるみのつきあいで、一緒に旅行に行ったり、飲み会をしたり、不定期に集まイベントを開催しています(40代・東京都・子ども2人)
いい関係
・何年も変わらない、いいおつきあいが続いている(40代・岡山県・子ども2人)
・相手にとってはどうかわかりませんが、私にしてみれば、職場の友人や幼なじみとも違って、ちょうどいい関係です(30代・岡山県・子ども1人)
・特にトラブルがないところ それがいちばん!(30代・大阪府・子ども1人)
コミュニケーションが楽しい
・ラインをしたり、ランチに出掛けたりしています(30代・熊本県・子ども2人)
・定期的に連絡のやりとりやママ会をしている(30代・東京都・子ども1人)
・毎週子どもの習い事の待ち時間におしゃべりをしています。お互いに、その時間を楽しみにしています(40代・千葉県・子ども1人)
頼りになる
・学校関係のママ友はいい人が多く、困ったことがあるとすぐ助けてくれる人が多いです。それも嫌な顔ひとつせずに、助かってます(30代・東京都・子ども2人)
・困ったときなど、電話をするとすぐに駆け付けてくれます(40代・長崎県・子ども1人)
・私が仕事をしていて、子どもが暇をもて余しそうなとき、預かって一緒に遊んでくれたりする(40代・高知県・子ども3人)
信頼できる
・子どもはもう大学生ですが、幼稚園や小学校のときママ友とは、今でも定期的に会って何でも話せて信頼できる関係を築けています(40代・兵庫県・子ども1人)
・子どもの繋がりから始まったつきあいですが、今では家族でも繋がれるほど、それぞれを尊重し合える、大事な友達です(30代・北海道・子ども1人)
・ママ友のうち数人ですが、なんでも話せるし、なんでも相談しあえる間柄になりました(40代・埼玉県・子ども1人)
いろいろ誘ってもらえる
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・何かに誘ってもらえるから(30代・愛知県・子ども3人)
・私たちが引っ越すときに、子どもの送別会を開きたいと言ってくれた(30代・埼玉県・子ども2人)
話しだすと長くなる
・顔見れば話し出し、つい長くなる(40代・埼玉県・子ども3人)
変な人がいない
・特に変な人がいない(40代・埼玉県・子ども2人)
就職先を紹介してもらった
「職場やママ友との付き合いが苦手…」もしかしたらシャイな性格のせい?
・就職先を紹介してもらった(40代・高知県・子ども2人)
トータルでみれば、「わかり合っている」仲だけれど、「深入りしすぎない」そして「何かあったときに助け合う」というのが理想の関係。では、そのためにどんなことを心がけているのか、以下でひもといていきましょう。
【体験談】続いてママ友との付き合いを良好にするためにやっていることは?
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多かった回答は「〜〜しすぎない」という「程よい距離感」。ママ友ばかりでなく、いまどきの人づきあいでは、大事なことなのかもしれません。
ほどよい距離感
・お互い踏み込みすぎない(40代・千葉県・子ども2人)
・家庭の状況をお互いに詮索しないこと。話したいことだけをお互いに話すこと(30代・兵庫県・子ども2人)
・適度な距離感を保つ(30代・兵庫県・子ども1人)
・深入りしない(40代・三重県・子ども2人)
・自分の友達とは違って、子どもに関わる付き合いだと思って一線を引いて接すること(30代・東京都・子ども2人)
・浅く広くを心がけています(30代・長野県・子ども2人)
・お互いの子育ての方針(受験や習い事など)を尊重、否定したりはしない。 それぞれが働いていて忙しいので、普段はあまり干渉することはしない(40代・東京都・子ども2人)
・適度な距離感(40代・茨城県・子ども2人)
・家庭の事に深入りしない(40代・埼玉県・子ども3人)
・プライベートを掘り下げない(40代・福岡県・子ども2人)
話しすぎない
・全部を共有しようと思わない(30代・群馬県・子ども2人)
・プライベートなことは、深く聞かない話さない。自慢に聞こえるようなことは言わない(30代・埼玉県・子ども2人)
・細かいことは詮索しない、人の噂話はしない(30代・愛知県・子ども1人)
・自分の子どもの話ばかりしない(30代・東京都・子ども1人)
・余計なことは言わない(40代・東京都・子ども2人)
・自分の話ばかりしない。相手の話を聞いたり、相手のペースを乱さないようにしたりしています。(30代・群馬県・子ども2人)
定期的に連絡
サバサバ系女子の特徴は?自称サバサバ女子の特徴と対処法もチェック
・まめに連絡をする(40代・高知県・子ども2人)
・たいした用がなくても、定期的に連絡を取り合うようにしています(30代・福岡県・子ども1人)
気の合う人と関わる
・一緒にいて、話していて楽しいと思える相手としか付き合わないようにしている。 子どもの成長や進級進学とともに「おつきあい」が増えていくと、同じようには行かないだろうと思う(30代・兵庫県・子ども1人)
・本当に気の合う人とだけ関係を続けていって、そうでない人とはもうつきあわないようにしています(40代・兵庫県・子ども1人)
気を遣い過ぎない
・特に工夫はしていないが気を遣い過ぎないことが大事(30代・熊本県・子ども2人)
・相手に合わせる(40代・群馬県・子ども2人)
気を使う
・親しき仲にも気遣いあり。保育園のママ友たちは私よりもだいたい若いので、気を遣って嫌われないようにしています(40代・神奈川県・子ども2人)
・自己開示のためにとよく話すようにしていました。 ママ友はもちろん、その家族に対しても、気遣うようにしています(30代・兵庫県・子ども2人)
礼儀
子どものお友達への大量手土産で困ったら・・・「フライング タイガー」へGO!
・礼儀はわきまえている(40代・東京都・子ども2人)
・感謝の気持ちをしっかり伝え、お礼をする(40代・高知県・子ども3人)
・自分がされて嫌なことはしない。 ズカズカプライバシーに入ってくるようなことはしない(30代・長野県・子ども3人)
ママ友をつくらない
・そもそも、ママ友をつくりません。そうしたらつきあいで悩むこともないので(40代・埼玉県・子ども2人)
・ママ友なる愚友をつくらないこと(30代・千葉県・子ども1人)
共感
・共感を大事にする(30代・京都府・子ども3人)
困った時は相談
・困った時は相談できる人がいる(30代・北海道・子ども1人)
悪口を言わない
・悪口を言わない。あまり小まめに会わない(40代・兵庫県・子ども2人)
一緒に食事をする
卒入園のホムパに!ママ友にレシピを聞かれちゃう♡15分で完成「チーズタッカルビ」&「蒸しポン酢チキン」【巷でウワサ♡の人気家電でつくる、働くママのお助けレシピ】
たまにランチにいくこと(40代・香川県・子ども2人)
自然
自然な流れに任せて人付き合いをするのが一番(40代・千葉県・子ども2人)
隠し事しない
・隠し事をしない、余計なことは言わない(30代・福岡県・子ども2人)
思いやる
ママ友へのプチギフトで絶対喜ばれるのは〝乃が美〟の「生」食パン!
・相手を思いやること(40代・千葉県・子ども1人)
・友達として、大変そうだと思ったときは、相談にのったり手助けをするようにしています。心配して声をかけるだけでもいいと思います(30代・東京都・子ども2人)
SNSにコメント
・ママ友がSNSで投稿などしたら、必ずコメントする(30代・山形県・子ども2人)
嘘をつかない
・嘘はつかない。見栄を張らない。素の自分でいることが大事だと思います(40代・新潟県・子ども2人)
LINEの返信をよく考える
・LINEの返事は推敲してから送るようにしている(40代・東京都・子ども2人)
愚痴らない
・愚痴を言わない(30代・千葉県・子ども2人)
持ちつもたれつ
・持ちつもたれずの関係を大切にしている。(40代・長崎県・子ども1人)
上手な人づきあいの秘訣「〜〜しすぎない」の具体的方法がたくさん詰まったのが、書籍『すててもやめてもうまくいく ママたちの「こうしてやめれば大丈夫」BOOK』。たとえば、「LINEグループでも「ピント外れ力」 を駆使して“ちょっと通じない人”になってみましょう。深入りせずにすむいい方法です」など、多少は鈍感なくらいがちょうどいい!(「ピント外れ力」 を駆使すべし! 面倒なママ友グループLINE対処法より)
最後に
前出の霜田里絵先生は、「人づきあいのスタート時点から、SNSを含めて頑張りすぎるのは危険。最初にすごくいい印象・いい人づきあいから入って、後から抜けていくより、その逆のほうがいいと私は思います」とアドバイスします。「最初は少しぶっきらぼうなくらいで、状況を見ながらつきあいを深めていくほうが、周囲への印象もいいはずです」というように、すべてのコツは「力を抜くこと」これができれば、人づきあいは楽しいものになるはずです。(今さら聞けない!ママ友と仲良くなる方法【働く女性の質問箱】)
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