まずは自分の肌質がどのタイプなのかチェック
タイプ1. 乾燥肌
肌の水分や皮脂の量が少なく、カサカサな状態になってしまう肌のこと。
紫外線によるダメージやターンオーバーの乱れ、冷暖房による空気の乾燥、さらに摩擦や間違ったスキンケアによるバリア機能の低下も乾燥肌を引き起こす原因になります。加齢による皮脂分泌の低下や栄養不足なども影響している可能性が。
乾燥が進行すると肌がカサつくだけでなく、ピリピリとした痛みを感じたりつっぱったりすることもあります。
タイプ2. 脂性肌
皮脂が過剰に分泌されている肌のことを言います。オイリー肌とも言われ、テカリやベタつきが気になりやすい肌タイプです。
青山ヒフ科クリニック院長の亀山孝一郎先生によれば、皮脂分泌が過剰に増える原因は主に以下の5つだそう。
・女性ホルモンバランスの乱れ
・不規則な生活やストレス
・高脂肪または高糖質な食事
・エラスチンの働きの低下
・うるおい不足
一見うるおい不足とは無縁そうな脂性肌ですが、乾燥が原因で皮脂の分泌量が増えている可能性もあるそうです。
タイプ3. 混合肌
混合肌とは、乾燥した部分とオイリーな部分が混在する肌のことを言います。肌の水分量は少なめ、油分が多いというのが特徴です。
混合肌も乾燥が原因であることが多いそうで、肌表面はベタつくものの、角層が乾燥しているインナードライ肌の可能性があるそう。
自分の肌が乾燥気味なのか脂性肌気味なのか、どちらに傾いているのか見極め、十分に肌をうるおいで満たしてあげることが理想とされています。
タイプ4. 敏感肌
一般的に、肌のバリア機能が低下して外部刺激に弱くなっている肌を敏感肌と言います。
紫外線や外気のほこり、化粧品など、通常であればそれほど刺激にならないものに敏感に反応してしまうのが特徴。原因はさまざまですが、多くが乾燥だとされています。
他にも刺激の強いスキンケアコスメの使用や加齢、もともとの体質も関係しているようです。
タイプ5. 普通肌
普通肌とは、水分や油分のバランスがよい肌質のこと。肌トラブルが少なく、キメが整い肌ツヤもよいとされる状態。もっとも理想とされる肌質です。
【タイプ別】肌質改善のためのスキンケ方法
乾燥肌を改善するスキンケア方法
美容評論家・ジャーナリストの天野佳代子さんに、スキンケアのポイントをお聞きしました!
クレンジングはクリームタイプを。38度のぬるま湯で
「私のおすすめはクリームタイプのクレンジングで、規定量よりも少し多めの量を使い、顔全体にゆったりとやさしくなじませてからぬるま湯ですすぎます。高価なものでなくてもいいので量をケチらずたっぷり使うことがポイントです。その後、肌に残ったクレンジングの油分を洗顔料で落とします。クレンジングと洗顔は入浴時でも構いませんが、38℃くらいのぬるま湯ですすぎましょう。それ以上の湯温では肌が乾燥しやすくなります」(天野さん)
肌代謝が良くなる炭酸洗顔料や角質ケア美容液を投入
▲ソフィーナiP リニュー ムース ウォッシュ 200g 3,630円(税込/編集部調べ)
「花王の炭酸技術について以前、研究所で取材をしましたが本当に素晴らしい!汚れを落とすだけではなく、血行もアップしてくれる。すると代謝がよくなるので肌が持っている潤う力も上がります。くすみや乾燥に悩まされがちな40代はぜひ使ってみてください」(天野さん)
▲タカミ タカミスキンピール 30ml 5,280円(税込)
「肌が薄い、肌が弱いという人でも使えるのがこちら。水のように刺激のない化粧液です。なじませてから3分待ってから化粧水や美容液をつけます。この“3分待つ”というのがしっかり効果を感じるための大事なポイント」(天野さん)
【朝】乾燥が特にひどいときは乳液サンドイッチでうるおいケア
「特に乾燥しやすい冬は、洗顔後の肌に、まず乳液をなじませてから化粧水、そしてもう一度乳液という“乳液サンドイッチ”がおすすめです。1回目の乳液は規定量の半分くらいで構いません。肌がふくふくと柔らかい状態になり、化粧水の浸透がよくなります。2回目の乳液はうるおいの蓋をする役割。この時の乳液の量は肌状態に合わせて加減しましょう。乳液サンドイッチをすると冬でも乾燥しにくくなります」(天野さん)
▲(右から)B.A ローション 120ml、B.A ミルク 80ml 各22,000円(税込)
「化粧水はみずみずしくてスッとなじむ感触なのに、とても濃密なうるおいで満たれた感じに。乳液もなじみがよく、ふくふくとした柔らかな肌にしてくれます」(天野さん)
【夜】コクのあるクリームでケア
▲コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアクリーム 50g 11,000円(税込)
「夜の洗顔後はこれだけでも十分と思えるほどのスキンケア効果で、寝ている間に美容成分がじっくり入っていくので翌朝は熟睡した後のようなツヤ肌に。コクのある感触ですが浸透がとてもよく、クリームが苦手という人にこそ使ってほしい!」(天野さん)
脂性肌を改善するスキンケア方法
ビタミンCは脂性肌の人に推奨されている成分として知られています。美容成分の金メダリストと言っても過言でないほどのパワーを秘めています。
過剰な皮脂分泌を抑えながら毛穴を引き締め、ニキビ菌による活性酸素を除去する働きもあるので、炎症が悪化するのも防ぐことができます。さらには透明感・弾力アップ、キメを整える効果も。
洗顔でしっかりと肌汚れを落とした後はビタミンCコスメを使用、その後十分に保湿をすることがおすすめされています。
▲ドクターシーラボ VC100エッセンスローションEX 150ml 5,170円(税込)
ビタミンCを高濃度で配合。肌への刺激がなく、浸透力を高めたコラーゲンなどエイジングケア成分もたっぷり配合。
▲(右)オバジC25セラム ネオ 12ml 11,000円(税込)
ピュアビタミンCを限界濃度で配合。キメ・シミ・毛穴・ハリ・肝斑・シワにもアプローチ。
(左)アンティポディース グロウ リチュアル Cセラム 30ml 6,380円(税込)
オレンジの100倍ものビタミンC、さらにポリフェノールを含有するスーパーフルーツのエキスを使用した美容液。
混合肌を改善するスキンケア方法
混合肌さんは基本的にはベタつきにくい保湿成分配合の化粧品を選んであげましょう。一般的には以下のような成分が高保湿成分と言われています。
・セラミド
・ヒアルロン酸
・コラーゲン
・スクワラン
・グリセリン
…etc
これではベタついてしまうという方は、以下の保湿成分に注目してみましょう。
・BG
・DPG
・プロパンジオール
また、脂性肌の傾向が強い人は、収れん成分配合の化粧品を試してみましょう。
・酸化亜鉛
・クエン酸
・コハク酸
・タンニン酸
・アロエ
・エタノール
…etc
これらの成分を配合したものが推奨されています。整肌成分としてビタミンC誘導体やグリチルリチン酸ジカリウムもおすすめです。
▲[医薬部外品] ラ ロッシュ ポゼ トレリアン 薬用モイスチャーローション 200ml 4,400円(税込)
肌を心地よく穏やかに整えながら、うるおいと透明感のある状態へ。サラサラととろとろの両方を併せ持ったテクスチャーで、ひた〜と肌に浸み込みうるおいをキープ。
敏感肌を改善するスキンケア方法
皮膚科医の松浦佳奈先生に、敏感肌におすすめのスキンケアアイテムを伺いました。
ダブル洗顔不要の摩擦が起こりにくいクレンジング剤を
「短時間でしっかり洗浄ができること、摩擦を少なくすることがクレンジングや洗顔の基本です。洗浄力がいちばん高いのはオイルクレンジングですが、たっぷりの量を使って短時間で洗浄するのがコツ。少ない量でゴシゴシすると、摩擦が起きてしまいますから。ただ、ニキビができている人はオイルは避けてください。オイルがおすすめと言うわけではなく、手早くしっかり、でも肌の潤いを残すものを選ぶことが大事です。
私がおすすめするのは、クリニックのJCクレンジングウォーター。手前味噌ですがこれは大好きで、かなりリピートしています。しっかりメイクをしていて皮膚が薄い目元は、ポイント用リムーバーで別にオフするほうが色素沈着せずくすみません。その後、クレンジングウォーターでメイクをオフ。界面活性剤は入っておらず、海藻のエキスなどで化粧成分を浮き上がらせます。保湿成分も配合してつっぱることなく、クリニックでレーザーなどの施術した人でも使っていただける優しい洗い上がりです。ダブル洗顔の必要がなく、まつげエクステをしていても使えるんですよ」(松浦先生)
▲自由が丘クリニック ドクターズコスメティクス JCクレンジングウォーター 200ml 3,960円(税込)
刺激が少ない敏感肌用の化粧水を使用する
「保湿が美肌の命です! 保湿マニアの私がイチオシなのは、dプログラムのローション。敏感肌に最適な低刺激性で、ドラッグストアで手軽の買えるのもうれしいですね。余談ですが、例えば大容量のシートパックって、指で1枚ずつ取るじゃないですか。なので雑菌が繁殖しやすく、それを防止するために防腐剤が入っていることもあるんです。それが肌荒れにつながる場合があるため、シートパックの使い方も見直した方がいいかもしれません」(松浦先生)
▲[医薬部外品] 資生堂インターナショナル dプログラム ホワイトニングクリア ローション 125ml 4,290円(税込)
最後は肌を鎮静しながら乾燥からしっかり守ってくれるクリームを
「水分を肌内部に閉じ込めるため、保湿した後は、きちんとコーティングしないといけません。私はキュレルのクリームを愛用しています。これは、肌の角質の細胞間脂質を構成しているセラミドが入っているので、保湿もできて肌のバリア機能が回復するためのサポートもしてくれるんです。ニキビの上からクリームで大丈夫?と思う人もいると思いますが、ニキビ部分はむしろ乾燥しているので乳液やクリームを使うようにしてください。ワセリンのように油分がたっぷり入っているわけではないですし、サラッとしたテクスチャーです。夏は冷やしてパックするのもおすすめです」(松浦先生)
▲[医薬部外品] 花王 キュレル 潤浸保湿フェイスクリーム 40g 2,530円(税込/編集部調べ)
肌質を改善するための食生活や生活習慣
食生活や生活習慣を見直すことも大事
食生活や生活習慣の乱れ、化粧やヘアスタイルなども肌荒れの原因につながります。少しでも肌質を改善するには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
ニキビや肌荒れを少しでも減らしたいと思っている人は、食生活を見直すことが重要なポイントです。血糖値を急上昇させやすい炭水化物や脂質を多く含む食事は、余分な皮脂の分泌を促しやすいため、肌質を改善するどころか肌環境を悪化させてしまいます。
肌の新陳代謝を高めるためにも、ビタミンB2やB6などの摂取を心がけましょう。ビタミンB2はアーモンドや海苔、卵や豚レバーなどに、ビタミンB6はまぐろの赤身やかつお、鮭、鶏むね肉などに豊富に含まれています。
タバコやアルコール、コーヒーなどの嗜好品は、美肌作りに欠かせないビタミンCの吸収を阻害してしまいます。無理に禁煙や禁酒までしないとしても、回数と量を減らすよう努めましょう。
メイクやヘアスタイルにも注意して
顔のニキビや赤みをファンデーションやコンシーラー、髪の毛などで隠す人も多いのではないでしょうか。油分の多い化粧品を肌トラブルに重ねた状態が長時間続くと、肌荒れが悪化する可能性もあります。
自宅に帰ったらなるべく早くメイクを落とすようにしましょう。また、肌に優しいミネラル100%のコスメに変えてみるのもひとつの方法です。少しでも肌荒れを改善するためには、まとめ髪系のヘアアレンジで患部に触れないよう、清潔を保ちましょう。
睡眠はしっかり取る
残業続きで就寝時間が遅くなったり、子どもの夜泣きで睡眠時間が取れなかったり…。生活スタイルや環境で違いはあれど、睡眠不足は健やかさを脅かす大敵。疲れがリセットされず、体調や肌の質などにダメージが表れやすくなります。
人によって適した睡眠時間は異なりますが、起きた時に心身がスッキリできるのが理想。睡眠が充実していると肌コンディションや思考力もアップします。寝過ぎて疲れたという場合もあるので、自分にあった睡眠時間を模索していきましょう。上質な睡眠を取ることが肌の不調から脱出する特効薬です。
ストレスはお風呂でリフレッシュ
仕事やプライベートの悩みをずっと考えていると、無意識に深刻な顔つきになってしまいます。また心身のストレスにより夜眠れなくなったり、食欲がなくなって栄養不良になるなど、疲れを助長させる要素がどんどん増えてしまいます。
さっとシャワーで済ませてしまうという人は、お湯に浸かる習慣をつけてみましょう。体が温まることで全身の血行が促進し、凝り固まった心身の疲れも癒されるはず。リラックス効果により、眠りの質がアップするなどの相乗効果も期待できます。
バランスの良い食事を心がけて
偏った食生活は美肌の大敵!美肌を保つには、5大栄養素と呼ばれているタンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルをバランスよく取ることが肝心です。
栄養バランスが偏った食事が続くと、健康な体を維持できず、代謝が悪くなり肌荒れや体型の崩れにもつながります。若い頃より太りやすくなったからと、カロリーばかり気にして食事を制限し、必要な栄養が足りなくなるようでは、美しさを保てません。肌荒れを予防するために、野菜や果物、発酵食品を積極的に取り、腸内環境を整えましょう。
また、肉や魚などのタンパク質は、基礎代謝に関わる筋肉を作るもと。体型維持のためには積極的に摂りたい栄養素です。忙しくてバランスの良い食事を用意できないときのために、牛乳や野菜ジュース、バナナなどの手軽な食品を常備しておくのもおすすめです。
肉や魚などの動物性タンパク質は、肌の潤いを保つ細胞間脂質やハリを高めるコラーゲン、セラミドの原料となる必要なもの。ですが、肉食ばかりの食生活では腸内環境が乱れ、吹き出物など肌トラブルを招きます。筋トレ中で肉ばかりを食べていて「ある日突然、肌にブツブツができた」と驚かれる人もいますが、肉食続きで腸内環境が乱れてしまったためです。また、逆に野菜ばかりの食事では、コラーゲンやセラミドなどを肌が作れずに乾燥などの肌あれに直結します。健康で美しい肌のためには偏った食事をせず、野菜、肉、魚、海藻、穀物などできるだけいろいろな食材を摂りしましょう(まいこ ホリスティック スキン クリニック 院長 山崎まいこ先生)
美肌のために積極的に摂りたい栄養素
ビタミンA
皮膚や粘膜のうるおいを保ち、肌のバリア機能をサポートする働きがあります。緑黄色野菜やレバー、うなぎなどに多く含まれます。脂溶性ビタミンのため、油と一緒にすることで吸収力がアップするのだそう。炒め物にしたり、ドレッシングと一緒に食べるのがおすすめです。
亜鉛
意外と見落としがちな栄養素ですが、タンパク質の代謝を活性化し、肌の潤いのカギとなる重要な成分。牡蠣や煮干し、レバーなどの動物性食品や、わかめや海苔などの海藻に多く含まれています。
鉄分
女性は不足している人が多く、鉄分が足りないと皮膚炎が起きやすくなります。レバーに多いのはよく知られています、おすすめはビーツ。鉄分はもちろん、トータルで栄養価が高く「飲む輸血」と言われるほど。
オメガ3脂肪酸
くるみやアマニ油などに含まれるオメガ3脂肪酸。ダイエット食材の印象が強いですが、じつは花粉症などのアレルギーによる炎症を抑える働きがあります。ブリ、サバ、サンマなどの青魚の脂にも多く含まれます。
肌質改善におすすめの食材もチェック
アンチエイジングにもおすすめな「アボカド」
アボカドはギネスブックに紹介されるほど、栄養価の高い食材。具体的にはどんな栄養素が含まれているのでしょうか?
・オレイン酸、リノレン酸
アボカドの20%近くは脂肪ですが、オレイン酸やリノレン酸のような不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、体にたまりにくく悪玉コレステロールを減らす働きを持ちます。
・ビタミンE
抗酸化作用があり、血流を活性化する効果もあるビタミンEが豊富です。細胞の新陳代謝を高めて若々しい肌を維持し、肌荒れの改善・肌の潤い維持が期待できます。
・ビタミンC
免疫機能を高め、抗酸化作用を期待できます。肌の透明感を高める効果も。
・食物繊維
不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含み、便秘を防いで生活習慣病の予防も期待できるでしょう。
・葉酸
胎児の発育に欠かせない葉酸も多く含みます。妊婦さんだけでなく貧血気味の人にもおすすめです。
食べ過ぎには要注意
いくら優秀な食材だとは言え、アボカドばかり食べるのはNG。アボカドの平均的なカロリーは1つあたり250キロカロリー前後、脂質は24グラム程度です。カロリー・脂質ともに高いため、食べ過ぎにはご注意を。1日の適量は半分程度と言われています。
ビタミン豊富で美容に◎!ダイエットにもおすすめな「キウイ」
中くらいのキウイ1個(皮を入れて90g程度)の可食部のカロリーは40kcalほど。低カロリーな上栄養価も高く、質の高いフルーツです。
美肌やダイエットにうれしいキウイの栄養価
キウイには美肌に欠かせないビタミンCがたっぷりと含まれています。さらにキウイは摂取後の血糖値上昇度合いを示すGI値が低く、食後の血糖値は急激に上昇せずゆるやかに変化し、太りにくい食材と言えます。
そしてキウイに含まれる酵素「アクチニジン」は、タンパク質の分解を促進する働きがあります。お肉や魚などのタンパク質が豊富な食品と一緒に食べることで、消化をサポートしてくれる役割も。ダイエットだけでなく、健康、美容にもうれしいフルーツなのです。
美肌・ダイエットの大敵、便秘を解消する
便秘解消に大切な食物繊維は不溶性食物繊維と水溶性食物繊維に分けられますが、これらは2:1の割合で摂るようにするのが腸にとって理想だそう。
キウイは、まさにこの割合で食物繊維を含む果物。食物繊維が豊富な食品の中でも、お通じ改善に最適なフルーツなのです。
肌質に大きく関係している「腸」の環境改善にはヨーグルトがおすすめ
ヨーグルトは、腸内環境を整えてくれる乳酸菌を豊富に含む食品として広く知られています。さらにカルシウムやタンパク質も多く含まれており、ヨーグルトを食べることで体に良いことがたくさんあります。具体的なメリットやヨーグルトの働きについてご紹介しましょう。
便秘、下痢の解消に期待できる
私たちの腸内には、善玉菌と悪玉菌が存在しています。善玉菌は有害な物質を体外に運ぶ役割をしており、この善玉菌をいかにコントロールするかが腸内環境を整える重要なポイントと。運動不足や水分不足、ストレスなどによって腸内の善玉菌が減少すると、腸内環境が悪化して便秘や下痢が引き起こされてしまいます。解消のためには善玉菌を増やすことが大切です。
ヨーグルトには善玉菌のビフィズス菌や乳酸菌が豊富に含まれています。便秘や下痢は腸内環境の悪化を知らせる腸からのサイン。サインを見過ごさず、ヨーグルトを上手に取り入れて腸の健康を目指しましょう。
肌の調子を整えてくれる
肌荒れの原因には生活習慣やストレス、環境などさまざまなものがありますが、腸内環境の悪化もそのひとつ。ヨーグルトは、お肌の調子を整えたいときに有効な食品とも言われています。
ヨーグルトを食べ続ければ、正常な腸内環境の維持に役立ちます。体の内側からきれいになり、自然と肌荒れしにくい状態をキープできるようになるでしょう。スキンケアによる美肌作りも必要ですが、ヨーグルトを食べて体内から美しい肌を育てるのもおすすめです。
アレルギーを抑えてくれることも
ヨーグルトは、花粉やウイルスなどのアレルギー症状を抑えると考えられている食品です。免疫細胞の過剰反応を落ち着かせることで、アレルギー症状を緩和するのだそう。また、免疫力アップにも貢献し、健康維持のためにも摂取したい食品です。
手軽に食べれるのでおやつにも◎!「アーモンド」
アーモンドは、トップクラスのビタミンE含有量を誇る食品。抗酸化作用や血行促進作用で、エイジングケアに役立つでしょう。
「飲む点滴」の甘酒の美容効果がスゴイ!
美と健康をサポートしてくれる栄養が凝縮
甘酒にはブドウ糖、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラルなどが豊富に含まれていて、日々の健康と美容をサポートしてくれる栄養がギュギュッと詰まっているのです。
腸内環境を整えて便秘の予防にもつながる
さらに甘酒には腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を改善してくれる働きも。「最近胃腸の調子がイマイチ…」なんていう方にもおすすめです。
老廃物を流し美肌効果にひと役
そして何よりビタミンB群が豊富!ビタミンB群は血行と代謝を促進し、皮膚や粘膜の状態を整えるとか。美肌のために欠かせない栄養素です。
このようにいいこと尽くめの甘酒。昔は夏バテを防ぐ栄養ドリンクとして飲まれていたようですが、最近はスーパーなどでも手軽に購入できるのでシーズン問わず取り入れていきたいものです。
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