欲がない
自分の欲求や欲望にあまり向き合っていない、そもそも欲求や欲望をあまり持ち合わせていないタイプ(40代・滋賀県・子ども1人)
少数意見では、「忙しくて自分の時間がない」「運がない」というものも。悲観的に捉えているさまが見た目や雰囲気ににじみ出るタイプ、外的要因によって幸が薄いように見えてしまうタイプ、自分にはその気がない・ありのままの自分でいるにもかかわらず他人に幸が薄いと印象を抱かれるタイプ、に分けられそうであることが見えてきました。
幸薄い人に見られるその他の特徴は?
「幸薄い」と思われてしまうその他の要因もチェックしていきましょう。
姿勢が悪い
姿勢が悪く、猫背になっていると「暗そう」「疲れていそう」とネガティブな印象を与えがちです。背筋を伸ばして胸をすこし張るだけで堂々として自信に満ちているように見えますから、歩いている時や椅子に座っている時など気を抜いてしまいがちな時こそ意識してみましょう。
声が小さい
声が小さいと、弱々しく覇気がないように見えてしまいます。何か意見を言ったとしても、声が小さいだけで自信がないように捉えられてしまうでしょう。反対に明るくハキハキ話していれば、多少ネガティブなことを言っていても「思い悩んではいない」「ネタにできる強さがある」ように聞こえるのではないでしょうか。
笑顔が少ない
笑顔が少ない人も、楽しいことがない=幸が薄いと思われがちです。同じ外見を持っていても、笑顔で笑い声が絶えない人は快活な、あまり笑わず、笑っても薄く微笑む程度な人にはミステリアスで儚げな印象を抱きます。笑う時には歯を見せてことで、明るく元気な印象に近付きます。
幸薄い人にみられないための対処法<難度別>
「幸が薄い」と他人に言われたり、自分でどこか幸が薄いオーラをまとっているような気がしたり、印象を変えたい場合もあるでしょう。そんなときにはどうアプローチしたらいいのか、みなさんの意見を紹介します。
<心がけですぐにできる! 難度★☆☆>
表情を明るくする
「笑顔でいる」「口角を上げる」と、表情から明るくするという意見が多数。笑顔でいることで、ポジティブな感情が生まれやすくなるという説もあるくらいですから、まず“笑顔で元気よく”を第一歩とするのがよいでしょう。さらに、「背筋を伸ばす」ことを意識するだけでも、凛とした雰囲気が醸し出されます。
見た目を変える
「メイクや服装を明るくする」「自分磨きをする」といった、見た目から入る意見も多く寄せられました。明るい色を身につけてみたり、メイクでメリハリをつけたりするだけでも印象はガラリと変えられます。顔の中でも、チークやリップは色で印象をつくりやすいパーツ。また、眉をしっかりめに描くと、キリッとした表情を演出できます。
明るく振る舞う
表情と共に、はつらつとした振る舞いも心がけられるとよいでしょう。明るく!と先走ってしまうと空回りすることにもなりかねないため、「前向きでいる」「下を向かない」などまずは凛とした姿勢を意識するのがおすすめです。自然とできるようになったら、「気分もテンションも上げる」方法にステップアップしましょう。
ご褒美をあげる
一番簡単にできる方法が、自分自身にご褒美をあげることです。いつもは我慢するようなコスメや食べ物を購入してみたり、ちょっと高価なリラクゼーションを予約してみたり、「プチ贅沢を楽しむ」ことで幸福度を上げることができます。
<少しずつ変えていく 難度★★☆>
自分らしさ
周りを意識しすぎずに、ありのままの自分を受け入れることが大切です。流されやすい人は、「自信をもつ 」「自分の意思を持つ」ことから始めてみてはいかがでしょうか。身についてきたら、さらに「自分の意見を言う」「自分らしくふるまう」ためにどう工夫したらいいのかが見えてくるはずです。
暗さを周りに振り撒かない
「幸が薄い」という印象を抱かれるのは、本人にその気がなくても、どこか暗いオーラをまとっているように感じる場合がほとんどです。マイナスな言動が癖になっている…という人は、「ネガティブな発言を控える」「自分のネガティブな面を見せすぎない」ことを意識しましょう。親しい人に相談するときに留めるなど、ネガティブな感情を吐露するときと感情をフラットにコントロールするときとメリハリをつけられるとベターです。
表現を工夫する
言い方ひとつで、受ける印象はがらりと変わるもの。「はっきりとした言葉遣いをする」だけでも、自信のなさをカバーできたり、曖昧さによるトラブルを回避できたりします。また、悲観的や暗いといったネガティブな印象を払拭することにもつながります。ときには、失敗談を「明るく笑い飛ばす感じで話す」のも一つの方法でしょう。しかしこの方法は、自虐的になりすぎて周りが対応しづらくなるリスクもあるため、注意が必要です。
<気丈に取り組む 難度★★★>
好きなことをする
「自由に好きなことをする 」というのは、簡単そうですが実際は難しい人もいるのではないでしょうか。ほどよく力を抜くポイントを見つけたり、人を頼ったりして、うまく時間をつくる工夫をしてみましょう。好きなことがわからないという場合は、自分が何をしているときに楽しいと感じるのかを振り返ってみるのがおすすめです。
挑戦する
幸が薄く見られる人は、無気力や無関心というイメージを併せ持たれることも。脱却したいと思うなら、あらゆることに「積極的」な姿勢を心がけるのもよいでしょう。「当たって砕けろ」精神で、勇気を持ってどんどん挑戦していけば、成功/失敗にかかわらずエネルギッシュな印象に変わっていきます。
さまざまな方法を紹介しましたが、一番重要なのは、無理をしないこと。無理をしてポジティブに寄せようとしても、本来の自分との差に疲れてしまったり、ストレスに感じたりと悪い方向に向かってしまいます。等身大、もしくは半歩先くらいを維持して、なりたい自分に向けてアプローチをかけていくことをおすすめします。
他人に左右されない「幸せ」のものさしを
他人がどう思おうと、自分自身や生活に満足しているのなら、それ以上のことはありません。しかし、もし多幸感あふれる自分に変わりたいと思うのなら、まずは自分を認め、好きになることから始めてみてはいかがでしょうか。メイクやファッション、意見は、自信や満足度が反映されやすいもの。周りの意見にとらわれずに、「自分の好きなもの/こと」を究めるのがおすすめです。思わぬところから、新しい自分に出会えるかもしれません。
また、小さな幸せをしっかり感じることも効果的。今日は信号にひとつも引っ掛からなかったとか、いつもよりすっきり目覚めがよかったとか、ほんのささいなことでOKです。余裕があれば振り返りノートをつくって、1日のなかで起きた「嬉しかった出来事」を書き溜めるのもよいでしょう。
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