ダークカラー(暗髪)ってどんな色?
黒髪よりも柔らかいカラー
その名の通り「暗い髪色」であるダークカラー。しかし真っ黒よりも少し明るく、柔らかさがあるのが特徴です。落ち着いた印象にしたいけど、黒髪だと重くなる…という方から人気を集めています。
アッシュカラーやグレージュなど、トーンは低いもののほんのり透明感があり、ナチュラルなニュアンスを帯びているが魅力です。
ダークカラーは色気を演出できる!
暗めの髪色は重く見えたり毛量が多く見えたりするイメージがあるかもしれませんが、最近ではヘアカラーのバリエーションが増えたことで、暗めでも髪に透明感を出したり、ツヤを与えることが可能と言われています。ダークカラーのヘアに赤リップなど、映えるメイクと合わせて色っぽさと大人っぽさを楽しむ人も増えているそう。
髪をいたわる、という意味でもブリーチや明るいカラーを避けて、色落ちしづらい美しいダークカラーの人気が上がっているようです。
ダークカラーの王道はアッシュ系
5トーンのアッシュグレー
5トーンのアッシュグレイカラーの暗髪。一見黒髪に見えるダークカラーも、光が当たると透け感が出るので立体感と透明感のある髪に。
9レベルのブルーアッシュ
フェイスラインをうまくカバーしてくれるあごラインのボブスタイル
9レベルのブルーアッシュは、赤みを抑え、暗めのトーンでも透け感が出て知的な印象に。
アッシュベージュ
厚みを残した重めのボブ
黄みを抑えてしなやかに見えるアッシュに、ベージュを加えた色。肌色もキレイに見える。
バイオレットアッシュ
襟足をタイトにしたショートヘア
アッシュとバイオレットを1:1でミックスしたカラーに。ツヤのある落ち着いたカラーで、大人女性にぴったり。
6.5トーンのネイビーブルーアッシュ
毛量が多い人におすすめな前下がりのグラデーションボブ
6.5トーンのネイビーブルーアッシュ。光に当たると透けてやわらかく見えるツヤカラー。
シルバーアッシュ
▲画像提供:@tomohiro_anzai
光沢感のあるシルバーにくすみカラーのアッシュを加えると、柔らかく見えるシルバーアッシュカラーの髪が出来上がります。日本人の髪の赤みをアッシュでしっかり打ち消すことでできる、どこかしなやかさを感じる美しいヘアカラーです。光に反射してキラキラと輝き、ふんわりと透けるような髪質に仕上がります。
透明感とやわらかさのあるグレージュカラー
6レベルのダークグレージュカラー
メリハリのある【くびれミディアム】で小顔に見せる!大人世代が気になるフェイスラインをカバーするためには、ひし型シルエットで視線を分散させるのがポイントです。カットする際、鎖骨上でくびれるように顔まわりにレイヤーを入れてメリハリを。髪表面にもレイヤーを施すことで毛先に動きがでて、ふんわりとしたボリューム感も手に入ります。
前髪は眉毛が隠れるギリギリの長さにカット。透け感がでるよう薄めにつくることで巻いたときにニュアンスが加わり、カジュアルだけど大人っぽい雰囲気になります。
6レベルのダークグレージュカラーなので、オフィスや学校でも浮きません。スタイリング剤はナチュラルなツヤ感と束感をつくれるワックスを使用し、品よく華やかに仕上げて。
アッシュグレージュ
アッシュグレーよりやわらかい印象に!
▲画像提供:@gene.nu
シックな暗色よりも、女性らしい柔らかな色味を求める人にはアッシュグレージュがぴったりです。落ち着きのある色なので、派手にし過ぎたくない人や、鮮やかなカラーは入れたくない人に向いています。
また、オイル系のヘアワックスを使って髪に束感を出すと、アッシュグレージュのツヤ感をさらに引き出してくれます。しっとりと濡れたような見た目になり、モード感がプラスされるので、クールな印象に仕上がります。
ダークカラーが映えるヘアスタイルは?
ダークカラー×ハイライトを入れたボブヘア
カジュアルもきれいめスタイルも相性がよく、簡単に決まる前髪なしのボブスタイル
ベースはあご下のラインでカットしたボブスタイル。毛先を軽く外ハネにすることで立体感が生まれ、華やかさを演出することができます。顔まわりは後ろにふんわりと流すとフェイスラインもきれいに。
アラフォー世代が気になる白髪を自然に目立ちにくくしてくれるハイライトカラーもポイント。暗めのベースカラーにハイライトを細かく入れることで深みのある色合いになります。
切りっぱなしのボブヘア
赤みを抑えて、退色しても目立ちにくいマットやグレーなどが暗髪におすすめのヘアカラー。暗くても透明感のある色であか抜け度アップ!
暗髪も巻くだけで華やかに
ボブスタイルも手抜きに見せない
ボリュームと華やかさがアップ!こなれたリッチ感が出て、お仕事シーンにも対応できます。毛束をぐるぐるとねじってから、32mmのヘアアイロンでランダムに巻くだけ。巻いた毛束を裂くようにほぐし、さらにドライヤーの冷風を当てればOK!毛束を持ち上げて内側からスプレーワックスを吹きつけ、カールをキープします。