「ご無礼をお許しください」
「失礼いたしました」をより丁寧な表現にしたものが「ご無礼をお許しください」です。「失礼」よりも「無礼」の方が、より礼儀を欠いた状態を指します。「突然ご連絡を差し上げるご無礼をお許しください」のように、メールや文書で使われることも多いフレーズです。
「すみませんでした」
「失礼いたしました」よりもカジュアルな表現です。また「すみませんでした」は、謝罪の言葉のひとつです。距離の近い相手に対して、自分のミスを謝罪する際も使えます。
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「お詫び申し上げます」
「お詫び申し上げます」は丁寧な謝罪の言葉です。自分のミスや不手際で相手に迷惑をかけた際など、「失礼いたしました」が使えないシーンでも使うことができます。
また謝罪の気持ちを強調したいときは「心より」や「深く」を頭につけるとよいでしょう。取引先やお客様など、目上の人に謝罪をする際にも使えます。
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「大変失礼いたしました」の英語表現とは?
海外の方とお仕事をする際、「大変失礼いたしました」と伝えたいシーンもあるのではないでしょうか。「大変失礼いたしました」の英語表現について見ていきましょう。
1:「I’m very sorry for my mistake.」 (間違えてしまい、大変失礼いたしました)
お詫びの気持ちを伝える英語表現として、1番に浮かぶのが“sorry” ではないでしょうか。 “sorry“ はカジュアルな表現ですので、ビジネスシーンにはあまり向きません。親しい人や後輩など、相手を選んで使いましょう。また、“very” “really” “terribly” などをつけることで、謝罪の気持ちを強調することができます。
2:「I apologize for being late.」 (遅くなってしまい、大変失礼いたしました)
「謝罪する」という意味を持つ“apologize” を使うと、ビジネスでも使える丁寧な謝罪の言葉になります。“apologize for~” や“apologize about~” の形で使うことで、何についての謝罪か説明することができます。
3:「Please accept my sincere apologies.」 (大変失礼いたしました)
「謝罪」を意味する名詞“apologies” を使った表現方法です。“accept one’s apologies” は「お詫びを受け入れる」という意味。したがって、例文は「どうかお許しください」というニュアンスで使われます。
最後に
「大変失礼いたしました」について、改めて使い方や注意点を確認しました。日常的に使われる言葉だからこそ、どこに注意して使うべきか意識することは少ないかもしれません。ビジネスパーソンとして、言葉ひとつひとつに注意して、場面に適した表現を使っていきたいものです。
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