凛としたやわらかメイク|好感度抜群な大人アイメイク
上司や後輩、他部署など、年齢や性別を問わず上手くコミュニケーションをとるには、かわいすぎるメークも強すぎるメークも不向き。やわらかく凜とした印象に仕上がる、好感度の高いメークを紹介します。
How to
1. コーラルピンクと薄いピンクパールを大きめのブラシでミックスし、アイホール全体にふわっと入れます。
2. 赤のアイシャドウをブラシにとり、上まぶたのキワに細く入れます。二重幅よりも細くし、目とのバランスを見ながら2〜3mm幅で入れます。また、目尻まで入れたらそこでストップし、長くのばさないようにします。
3. 赤シャドウは上のみで、下には入れません。下まぶたには薄ピンクパールをブラシでやや広めに入れ、ツヤをプラスします。こうすると目元が明るく輝き、疲れ感を払拭。
清潔感ある目元|ナチュラルな今どきアイメイク
シャドウを何色も使ったグラデや黒ライン&マスカラを駆使してデカ目を追求するのは、もはや遠い過去の話。ミニマムな2品で抜け感を重視して、目指すは強さよりやわらかさや清潔感のある目元。
How to
1. 左のピンクシャドウを指に取り、アイホール全体にのせます。淡色は肌になじみやすいので、指でラフにのせるくらいの気軽さがGOOD。
2. 右のブラウンをチップで目の際に。チップは目尻へ一定方向に数回動かすのみ。ピンクとの境目はなじませず、NOTグラデがポイントです。
3. 下まぶたは目頭から目尻まで全体的にピンクシャドウを入れて明るく。くすみやすい下まぶたには、締め色は潔く入れないのが正解!
4. ビューラーでまつげを上げたら、マスカラを塗ります。目元をしっかり、毛先はサラッと。にじみやすい下まつげにはあえて塗らないのがコツです。
カジュアルな目元|大人のヘルシーアイメイク
オレンジにブラウンをプラスしたアイメイクなら、ヘルシー感が漂いながらもしっとり大人の雰囲気を醸し出せます。
How to
1. チップを使うと色がつきすぎる場合があるので、今回はブラシを使用して軽さを出します。オレンジカラーををブラシにとり、アイホール全体へ。そのあと濃いめのレンガカラーをチップにとり、目のキワから二重幅までグラデーションに。
2. 明るいパールカラーをブラシにとり、下まぶた全体にふわっと入れてツヤと明るさをプラスします。そのあと、レンガカラーを細めのチップにとり、目頭3mm程度を抜いて下まぶたにラインっぽく入れます。オレンジが腫れぼったく見えるのを防げるうえ、しっとり落ち着いた仕上がりに!
3. 黒よりも軽やかで涼しげなニュアンスが漂うネイビーが、オレンジアイシャドウをさらに大人の雰囲気へと昇華。アイラインを入れるのは上のみで、目頭から目のフレームに沿って細く入れ、目尻は少し伸ばして。さらに 上のインラインも目頭から目尻まで引きます。
4. ネイビーのマスカラを上下のまつげに塗り、オレンジアイシャドウとの色のコントラストをつけることで目元がぼやけて見えるのを防ぎます。上下ともにまつげの根本から扇状に広げるように塗りましょう。
まぶたのタイプ別|お悩みカバーでイキイキと
一重・奥二重さんは「下まぶたメイク」で腫れぼったさを回避
一重さんや奥二重さんは、甘めカラーのアイシャドウを使うときどうしても腫れぼったく見えがち。それを防ぐため目尻側だけに色をのせることも多いのでは?
でもマンネリ気味になったり個性的に見えたりすることもあり、そろそろ新しいメイクにチャレンジしたい頃ではないでしょうか。そこでおすすめなのが、下まぶたで締めるメイク方法です。
How to
1. 肌なじみのいいブラウンカラーを太めのブラシにとったら、目のキワからアイホール全体(ピンクの線まで)へ入れます。うっすら色づく程度でOK。
2. 濃いめのピンクを薬指にとり、手の甲で一度なじませてから目のキワ5mm程度(オレンジの点線まで)になじませます。中央からトントンと目尻までつけ、その後中央から目頭のほうも塗布しましょう。
3. 1で使ったブラウンを平筆にとり、下まぶた(ピンクの線)へなじませます。目尻から目頭まで、ブラシをスライドさせるようにサラッとのせたら、再び目尻までスライドさせ目尻に色が濃くつくようにしましょう。さらに2で使ったピンクを同じブラシにとり、下まぶた目尻1/3程度にオン。先にのせたブラウンに重ねるようにして、やや幅広くなじませて。
4. 繊細なパール入りのコーラルピンクを薬指にとり、上まぶた中央のみにトントンと塗布します。ここはバランスを見ながらつける量や範囲を調整したいので、下まぶたメイク終了後につけるのがおすすめ。
一重・奥二重さんのアイラインは「ペンシルを使って目頭から」が正解
上まぶたが厚く、アイラインが隠れやすい一重さんや奥二重さんですが、アイラインは目頭から目の横幅をしっかり強調するように引くのが正解です。目の縦幅を大きく見せようとするとアイメイクが濃くなったり、目が小さく見えてしまったりすることも。目の横幅を強調したほうが、目力アップが叶うのです。
How to
1. 使用するのはオーソドックスなブラウンのペンシルタイプ。上まぶたがかぶることを考慮し、目頭5mmほど外して太めに引きます。まつげの上2〜3mmあたりからペンシルを当てたら、キワに向かって少しずつ斜めにラインを引いていきましょう。インラインまで引くとパンダ目になりやすいので避けて。目頭5mmはキワのみに細く、目尻から先は目のフォルムに沿って3〜5mmほど延長します。
2. 平筆を使って肌とラインの境目をぼかしていきます。目頭から黒目上まではキワ以外を広めに、黒目から目尻は境目だけをぼかしましょう。目頭から黒目、黒目から目尻で太さを変えることで、目を閉じたときのアイラインの悪目立ちを防ぎます。アイラインがガタついてしまった部分は、ブラシにアイラインを少量足し、その部分をなじませるときれいに修正可能です。
完成!
コスメ|40代の目元は使うアイテムも大事
深みある色合いを表現できるアイペンシル
▲エスティ ローダー ダブル ウェア ウォータープルーフ ジェル アイ ペンシル 05 ¥4,950(税込)
大人の強さを表現するのにぴったりな、深みあるグレーカラーアイライナー。なめらかな描き心地のジェルタイプで、にじみを防いで長時間キープ。
くすみを払拭するイエロー×ブラウンアイパレット
▲(中)シアーで落ち着きあるマスタードイエローと、キャメルベージュやグレーがセットになったパレット。柔らかさとモダンを感じる目元に仕上がる。アディクション ザ アイシャドウ パレット 010 ¥6,820(税込)
(右)王道のブラウン3色とイエローの配色。ウィンターローズオイルがベースのパウダーで、まぶたにしっとりなめらかにフィット。重ねても色が濁らず、深みと大人の品格を高めてくれる。ゲラン オンブル ジェ NO.940 ¥10,780(税込)
(左)繊細な輝きをまとったイエロー。目元をいっそう晴れやかに演出。赤みブラウンやベージュの色もセットされ、黄みが強く出ないのが◎ SUQQU シグニチャー カラー アイズ 10 ¥7,700(税込)
アラサー&アラフォー女性に聞いたアイメイクに欠かせない愛用品
1年以上続くマスク生活でより重要になったアイメーク。おしゃれに敏感な働く女性たちは、今どんな目元メークを楽しんでるの? というのは気になるところ。そこで、アラサー&アラフォー女性が愛用しているアイシャドウを、弊誌読者集団・Domanistとオンラインサロンメンバーに見せてもらいました。
DomaniLabメンバー・吉田美帆さん・損害保険会社勤務
▶SUQQU シグニチャーカラーアイズ 02 陽香色 ¥7,700(税込)
ヘアメークさんにおすすめされて初めて買った〝SUQQU〟のアイシャドウパレット。これひとつでおしゃれな目元になれちゃいます。パレットって使わないカラーがありがちですが、これは全色使えるところも優秀!
Domani専属読者モデル・浅野里絵さん・ヨガインストラクター
▶(上)THREE シマリングカラーヴェール ステートメント04 ¥3,850(税込)
お気に入りで何度もリピートしている〝THREE〟のアイメークシリーズ。「アルカミストツイストフォーアイ」を塗ってから、その日の気分で「シマリングカラーヴェール ステートメント」をのせています。リキットでもムラにならずのびがよくて発色がキレイ! 自然な仕上がりが気に入っています。
ベスコスランクイン! 40代におすすめのアイライナー
抜け感メイクが主流の今、アイラインをがっつり引くのはちょっと勇気がいる。だけどマスク生活で目元しか出ないから、アイラインなしだと目元がボケちゃいそう。そこで、美のエキスパートたちが注目しているのがニュアンスカラーのアイライナー。人気を集めたのはこちらでした!
(左)SUQQU
ニュアンス アイライナー
03 ¥3,300(税込)
コシのあるフェルト筆と、それに適した液剤を追求してできた究極の洒落色アイライナー。太細の描き分けも自在。おすすめはグレー。太く1本引くだけで、軽やかでスタイリッシュな目元ができあがる。
旬なキーワード“ニュアンス”をまさに表現したアイライナー。何色とも言いがたい色味、透け感のある発色で、目元におしゃれな“ニュアンス”を添えてくれます。キツくならないのに目元の印象をぐんとアップしてくれるので、働くシーンでも母親としての時間も、間違いなく使いたくなります。(ビューティエディター 松村有希子さん)
(右)コーセー ヴィセ リシェ
ブラウンズ クリーミィペンシル
BR304 ¥1,045(税込/編集部調べ)
ヴィセ リシェからは絶妙なニュアンスのブラウンライナー6色のうち1色がランクイン。髪の色や瞳の色、なりたい印象に合わせてぴったりなブラウンを選んで。こちらは肌になじむヌーディなブラウン。プチプラだから何色か集めてその日の気分に合わせても!
マスカラもアイライナーも黒で締めるのも、ビビッドカラーでわかりやすいアクセントをつけるのも気分じゃない今季。こんな色が欲しかったという、ニュアンスたっぷりのグレージュブラウンやアーモンドブラウンがプチプラでそろうから、色チ買い必至。大人の眼差しにアンニュイな色気や、これ見よがしじゃない知性と余裕を添えてくれます。(美容ライター 長田杏奈さん)
ワーママ美容賢者が選ぶベストコスメマスカラ
マスクをしていてナチュラルなまつげだとぼやけた印象になりがち。今選ぶべきマスカラは、しっかりまつげを強調してくれるタイプ。まつげのカールをしっかりキープできるのにするんと落としやすいのが、1秒の時間もムダにできないワーママにはうれしいもの。美まつげを作れる、今手に入れたいベストなマスカラはこちら!
(一番左)
コーセー
ファシオ
パーマネントカール ケア マスカラ
01 ¥1,320(税込/編集部調べ)
まつげにつけると均一な膜を形成し、光をキレイに反射してすっぴん風の自然なツヤ感がかなう。強度のある植物性ワックスがつけたてのカールをきっちりキープするのに、お湯オフOK。美容液がたっぷり入ってケアもばっちり。
落ちにくく、キープ力に特化したものが多い印象のファシオ。なので、夏のまつげに選ぶとしたら間違いなくこのブランド。色のバリエーションも多く、とっても優秀! (美容ライター 木更容子さん)
(左から2番目)
RMK
ハイボリュームマスカラ
01 ¥3,850(税込)
粘着性のある柔らかなボリュームワックスを配合で、まつげへの密着度を高めて太く濃いまつげを実現。360°ボリュームブラシがまつげの根元にグッと入り込み、1本1本の毛を全方向からキャッチしてカールアップ!
産後薄くなってしまったまつげも、これひと塗りでボリュームアップ! 大きめのブラシですが短く細いまつげをキャッチしてくれて、あっという間に密度を上げてくれます。(ヘア&メイクアップアーティスト 陶山恵実さん)
(右から2番目)
かならぼ ビーアイドル
愛ラッシュマスカラ
01 ¥1,540(税込)
「落ちない」「カールキープ」「セパレート」を、元NMB48の吉田朱里さんがアイドル目線でかなえたマスカラ。ひと塗りで上げて、美容成分がケア。イチオシはアイドルブラウンカラー。抜け感をキープしてナチュラルな目元に仕上げるから、ママにもお似合い。
プチプラなのに、落ちなくてグッと根元からカールアップしてくれる高コスパアイテム。黒もいいけど、カジュアルでいたい休日の子供との公園遊びや、ベージュトーンのファッションにはブラウンがマッチ。まつげもアップしながら、バランスコーディネートができます。(ヘア&メイクアップアーティスト 小澤実和さん)
(一番右)
カネボウ化粧品 ルナソル
フラッタシングパワーアイラッシュ
01 ¥3,850(税込)
夏にぴったりなマスカラ。濡れたようなツヤの濃密な漆黒で、存在感際立つまつげを演出。ひと塗りで目の輪郭を強調し、重ねるほど強く大胆なまなざしに。高いカールキープ力で、美しい仕上がりが持続する。
マスク姿が定番の今、黒々とした印象的なまつげに仕上がるので目元が際立って見えます。しかも、小さい目にもフィットするやや細めのブラシ。下まつげや細かい毛もしっかりカールアップしてくれます。うれしいのはお湯でも落とせること。洗顔時に一緒に落とせると手間が省けるし、まつげエクステをしているときでもOK。(美容ライター 中尾慧里さん)
旬のアイテムやカラーを取り入れて、色ののせ方やラインの引き方を少し帰ることで、目元の変化を感じる40代の悩みをカバーする仕上がりに。アイメイクのアップデートの方法をぜひ参考にしてください。
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