脚が太くなる原因は?美脚が遠ざかるNG行動
水分を摂りすぎてむくんでいる
水分を摂りすぎていたり、オフィスで座っていたりすることが多いと、不要な水分が体内に滞り脚がパンパンにむくんでしまいます。秋冬なら1日にトイレ6~7回、夏なら5〜6回がちょうどいい水分量です。それ以上トイレに行く場合は、水分の摂りすぎを疑ってみましょう。
また水分を摂るときに冷たい状態で体に入れると、体は冷えてしまいます。冷たいものはなるべく避け、適度に体を動かすことが大切なのです。
デブ立ちをしている
無意識に片脚に重心をかけて、体を傾けて立つ「デブ立ち」。美しい姿勢や立ち方は、美脚やダイエットの基本中の基本です。
姿勢を改善するだけで筋肉のつき方が変わるので代謝が上がり、消費カロリーも多くなります。おへそを背中の方に引っ込め、ちょっと上に持ち上げるイメージを持って、しっかりと腹筋を使い背筋をのばした姿勢を心がけて。
筋肉不足
下半身の筋肉不足でむくみやすい人は非常に多く、20~30代であっても約3割が、下半身の運動機能が低下する「ロコモティブ・シンドローム」に該当しています。特にデスクワークの女性において顕著。
水分が重力の影響で下へ下がって脚にたまりますが、この水分や血液を上へ押し上げるのが、ふくらはぎの〝筋ポンプ〟。ふくらはぎは第二の心臓とも呼ばれます。
30歳を過ぎると下半身の筋肉量は減少していくので、普段からあえて階段を使ったり、電車では進行方向を向いてつり革につかまらずに立つなど、脚の筋肉を使うことを意識しましょう。
体が冷えている
体の冷えは血流を滞らせ代謝が悪くなります。特に足先が冷える人は、しっかりと湯船に浸かることが大切。また、湯船に浸かったら冷たいシャワーを当て冷やし、再び温めるという血管トレーニングをすると、血管が刺激されて冷え性の改善にも!
塩分を摂りすぎている
外食や加工食品は腐敗防止と旨味をアップさせるために、どうしても塩分が濃くなりがちです。そのため、夕方になると脚がパンパンになってしまうという人は、ナトリウムの過剰摂取の可能性も。
過剰な塩分摂取を控え、海藻・野菜・果物などのカリウムを多く含む食品を摂ることが大切です。
姿勢が悪い
猫背
仙骨座り
横座り
割り座
これらは骨盤が歪んでしまう元に。ほおっておくとのペっり尻などの下半身太り、くびれのないウエストなどの原因に。
美脚を作るためのケア方法
むくみに効果的なツボをおす
水分の摂りすぎなどで脚がむくんでしまう場合、ふくらはぎを動かしたらり、かかとの上げ下げで飲んだ分の水を流しことが大切です。
また、「承山(しょうざん)」はむくみに効果的なツボ。ここを刺激するだけて脚はスッキリとします。
脚を高くする
夜更かししてしまい、次の日脚がパンパン…!
脚を高く上げておくだけでも全然違う!
寝る前に手足を高く上げて、ブラブラ体操するのも効果的。
脚を外股にする
脚を内股にすると、下半身の中で一番外に出ている大転子という骨が広がって、腰回りがぼってり見える…。
外股にすれば、大転子が内側に折りたたまれるので、腰回りがシュッとして美脚に見える!
見た目のシルエットを整えるだけで、ダイエットしたかのような効果が!
動きにも意識を向けて!
静止しているときだけでなく、動いているときも注意。バレリーナのように1本線の上を歩くイメージで、つま先を外に向けた外股を基本にして歩くと、スタイル良く見えます。
エクササイズツールを使う
(右)ミューラー ジャパン トリガーポイント™ グリッドフォームローラー®¥5,450
(左)グリッドフォームローラー® STK ¥5,400
筋膜を効果的にほぐすマッサージツール。柔軟性や筋活動を向上させ、血行も促進される。
脚を乗せて前後に動かせば、ふくらはぎがほぐれていく。
ローラーの上に乗ってももの前もほぐしていく。
ストレッチで脚のむくみを解消
まずは背筋を伸ばした状態で椅子に座る。
かかとからふくらはぎの裏側を伸ばすようにして、片足を前に伸ばしたらつま先を引き上げる。
お腹を引き上げながら体を前にスライドさせ、息を吸って吐く。6秒くらいを目安に行ってみて。
ふくらはぎのリンパマッサージ
ボディーローションなどを使ってリンパをマッサージする。手をグーの状態にしたら、脚の両サイドの骨のすぐ下に沿って、膝のあたりまで圧をかけながら10回ほど流していく。
ふくらはぎをマッサージしたら、リンパが集結する膝裏をプッシュし、溜まった老廃物を排出。老廃物を太ももへスムーズに流すことで、ほっそりとした脚線を叶えることができる。
冷えやコリを解消するマッサージ
まずは脚全体にオイルをなじませる。
深い呼吸を繰り返しながら、足の甲の筋と筋の間を足首に向かってプッシュする。
足の裏と指の付け根もプッシュしていく。
骨の側面に沿いながら、くるぶし→膝へと、内側外側の両方、圧をかけながら流していく。
アキレス腱から膝裏に向かって流していき、最後は膝の裏を軽くプッシュ。
骨盤の歪みを整えるストレッチ
まずは片膝立ちをし、手を膝の上に置いておく。
スライドするイメージで上半身を前方に移動させ、後ろの脚の付け根、ももの前をグーンと伸ばす。呼吸するたびに少しずつストレッチを深くしていき15秒ほど伸ばしたら、息を吐きながら最初の状態に戻す。これを反対の脚も同様に。