年越しそばを食べなければ、一年を終われない
お正月の過ごし方が定番化しているという人も少なくないはず。ライフスタイルの多様化に伴い、みんながお正月における古くからの慣わしをどう取り入れているのか気になりませんか?
そこで今回は、大晦日に縁起をかつぐ意味で食べるとされる「年越しそば」を食べるか否か、Domani読者にリサーチしました。
アンケート調査では、85%もの人が「年越しそばを食べる」と回答。おうちでそばを茹でたり、お店で食べたり、自身で打つことから始めたりと、さまざまに年越しを楽しんでいるといえるでしょう。
年越しそばにまつわるアレコレ
なぜ年越しそばを食べるの?
なぜそばを食べるのかについては諸説あります。一般的には、次のような理由が考えられているようです。
寿命が伸びる・家運が伸びる:長く細く伸びることから
災厄を断ち切る:そばは切れやすいことから
金運向上:金の細工師が、散らばった金粉をかき集めるのにそば粉を使用していたという説から
食べるタイミングに決まりはある?
基本的には、12月31日中であればいつ食べてもOKです。家族の都合のよい時間に食べましょう。
年越しそばはいつ食べてもよいとはいえ、年内に食べ終わるのがベターです。たとえば、夜、大晦日のテレビ番組を見ながら食べるという習慣の家庭は、深夜0時を回る前に食べ終わるようにしましょう。
というのも、前述したとおり、年越しそばには「1年の災厄を断ち切る」という意味もあります。この験かつぎをするつもりなら、年が明ける前にそばを食べてしまわないと意味がないからです。
年をまたいで食べると新しい年に厄を持ち越してしまう!
「年越しそばは、新たな年を迎えるにあたり、幸福を呼ぶ願いを込めて食べるもので、旧年中の災難や厄を落とす意味があるとされています。そのため、年をまたいで食べると新しい年に厄を持ち越してしまうと考えられているんです」(マナーコンサルタント・西出ひろ子さん)
大晦日にしたいこと・避けたいことをもっと知りたい!
おすすめ年越しそば
▲茅乃舎「年越しそば」 1食¥712
【茅乃舎】のだしで味わう〝年越しそば〟
年越しそばのつゆには、「茅乃舎だし」を煮出して、二種の醤油を掛け合わせた専用つゆを。麺には、実際に茅乃舎で発売している二八蕎麦を使用。つゆにも麺にもこだわった、上品で香り高い蕎麦が味わえます。
また、蕎麦・だし・つゆが全てセットになっているので、これだけで簡単に年越し蕎麦が完成するところもうれしい!お好みでトッピングに天ぷらやお肉を合わせて楽しんでも。
年越しそばを食べると、いよいよ一年の締めくくりを感じますよね。食べる意味を思い出しながら、幸福を呼ぶ願いを込めて食べてみてはいかがでしょうか。
【調査概要】
対象:Domaniのメルマガ会員。小学館IDアンケートフォームによる回答。
回答数:340
期間:2024年11月14日〜12月1日
メイン・アイキャッチ画像:(c)AdobeStock
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