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2020.12.03

「食べないダイエット」が一番痩せる?管理栄養士が語る成功への近道とは?

「結局食べないのが一番痩せる!」「食べなければすぐに体重が減る!」といったかたちで、「ダイエット=食べない」と認識している人も多いかもしれません。でも、食べないダイエットには落とし穴があります。今回は管理栄養士の方々のお話をもとに、食べないダイエットの危険性とダイエット成功への近道をご紹介します!

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【目次】
食べないダイエットが痩せるのは事実
食べないダイエットが危険な理由
ダイエット中食べない方がいいものはこれ!
ダイエットは「時間」と「食事の内容」が大切

食べないダイエットが痩せるのは事実

体重が減ってお腹が凹む

管理栄養士・健康運動指導士の小島美和子さんによれば、食べ物を食べないダイエットや、炭水化物を抜く〝糖質オフ〟ダイエットなどを行うと、体重が落ちてお腹も凹むと言います。

ただしこれは一時的なものだそう。

体重が減ってお腹が凹む
「確かに炭水化物を抜いて糖質を減らすと、一時的にはお腹がへこんで体重も落ちます。ただし、糖質は生きるのに必須のエネルギー源なので、不足すると筋肉を糖に変え、エネルギーとして使うことに。代謝が落ちて体脂肪が増えやすい体になり、リバウンドもしやすくなります」(小島さん)

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食べないダイエットが危険な理由

過度な食事制限で減るのは体脂肪じゃない

過度な食事制限で減るのは体脂肪じゃない
(C)Shutterstock.com

痩せたいからといって、食べないダイエットをしてしまうと、リバウンドや体脂肪が増えるリスクが高まります。

なぜならこうしたダイエットで最初に減っていくのは「体内の水分や筋肉」だから。

食べないダイエットは栄養障害で体がしぼみ、筋肉も減ってしまいます。そしてリバウンドを繰り返し、筋肉が減少→体脂肪が増加、という悪循環に。

筋肉は脂肪を燃やし、代謝を上げてくれる大事な部分。「食べない」という不健康なダイエットは結局は太りやすい体を作ってしまうのです。

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ダイエット中食べない方がいいものはこれ!

人工甘味料を使った製品

ダイエット中摂取を減らすべきなのは、生きるのに必要な栄養素ではなく、アステルパームなどの「人工甘味料を使った製品」。カイロプラクター 姿勢教育指導士の碓田紗由里さんによれば、これらは味覚を狂わせ甘味依存症になってしまう可能性が高いと言います。

人工甘味料を使った製品
「ダイエットしはじめの人がやりがちなのが、摂取カロリーを減らそうと、人工甘味料を使った製品に手を出すこと。パッと見の摂取カロリーは減りますが、体には決してよくありません。人工甘味料は腎臓に過度な負担がかかり、副作用としては頭痛やめまい、むくみなどが生じる場合も。人工甘味料は味覚を狂わせ、さらに依存性が高いといわれています。例えば、アステルパームは普通の砂糖と比較すると、100〜200倍もの甘さを感じるといいます。これを摂り続けると、『もっと甘いものが欲しい』という状態になり、コーヒーに砂糖を1袋だったものが、2袋、3袋…と徐々に増えていき、甘いもので頭がいっぱい…という状況になるケースも。実は学生時代、私も似たような経験をしたことがあります。甘いものなしでは生活ができない、おなかいっぱいになっても甘いものを食べてしまう、といった『甘味依存症』になり、結果太ってしまうという状況になりかねないので、注意しましょう。健康食品と認識されがちなドライフルーツにも注意。ドライフルーツは高カロリーで砂糖を食べているようなものなので、こちらも避けましょう」(碓田さん)

人工甘味料を使った製品
また碓田さんによれば、「果糖ブドウ糖液糖」にも注意が必要だと言います。

「お菓子などにもよく入っている『果糖ブドウ糖液糖」は最も脂肪を増やす糖なので、気をつけましょう。身近な食料品にも入っているので、食品を購入するときは、食品表示を事前に確認することを習慣づけるといいでしょう」(碓田さん)

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夕食の高脂肪メニュー

夕食の高脂肪メニュー
ダイエット中もタンパク質はしっかり摂るべきですが、小島さん曰く、あとは寝るだけという夕食の時間のステーキやハンバーグなどは控えた方がいいのだそう。

「確かにお肌や筋肉のためにたんぱく質は必要ですが、夜は高脂肪のステーキやハンバーグ、しょうが焼きなどは控えるのが正解。肉なら夜は脂肪に変わりにくい豚ヒレ肉や牛モモ肉、鶏ムネ肉などを選びましょう。高脂肪の生クリームやチーズなども避けたい食品です。脂分の多いお肉を食べたいときは次の日のランチの楽しみにしては?」(小島さん)

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ワインやビール

お酒を飲むならポリフェノールが豊富な赤ワインがいいと思う人も多いかもしれませんが、ワインやビールなどは糖質が多いので飲むなら20時まで。

プリン体や糖質カットをうたった発泡酒なども注意が必要です。

「ワインやビールなどは、糖質が多いので20時までと決めましょう。最近多いプリン体や糖質カットをうたっている発泡酒は、糖質は抑えられますが、添加物が多いのが難点です。20時以降は糖質が含まれない焼酎やウイスキーなどを選ぶと、翌朝もむくまずすっきり。もちろん飲みすぎはNG」(小島さん)

美容ドリンク

小島さんによると、美容ドリンクにも糖質やカロリーがしっかりあることを忘れてはいけないとい言います。

「コラーゲンやビタミンなどの入った機能性ドリンクは清涼飲料水にその成分をプラスしただけ、つまり糖質やカロリーはジュースと同じと考えて。カロリーオフ、と表記されていても、合成甘味料などの添加物が含まれていることがあるので、とりすぎに注意です」(小島さん)

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単品の食事

単品の食事
例えばパスタだけ、などの単品メニュー。こういった糖質中心の単品メニューはあまりおすすめしない、と小島さんは言います。

「麺類をはじめとした糖質中心の単品メニューだと早食いになってしまったり、午後眠くなりやすかったりするので気をつけて。パスタ単品のメニューはおすすめできないけれど、選ぶならほぼパスタだけのペペロンチーノより、多くの食材を使っているミートソースを」(小島さん)

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ダイエットは「時間」と「食事の内容」が大切

朝は起床1時間以内に、糖質やタンパク質を

朝は起床1時間以内に、糖質よタンパク質を
朝は朝食を食べない、という人も多いかもしれませんが、小島さん曰く「朝は体内時計を1日のスタートに合わせてリセットする大切な時間」。朝食を食べることで体内時計が動き出すのだそう。

「起床後、できるだけ早く朝食を食べることが大切。必ずとりたいのは血糖値を上げる糖質と体温や代謝をアップさせるたんぱく質。丸一日代謝がよく、お腹もひっこみやすい体に。」(小島さん)

朝は起床1時間以内に、糖質よタンパク質を
また、シリアルは栄養価が高く手軽でダイエット向き、と思う人も多いかもしれませんが、小島さんが言うには牛乳をかけても栄養が足りないのだそう。

「シリアルは牛乳をかけても糖質もたんぱく質も足りません。また、砂糖たっぷりのものも多く、急激に血糖値を上げ、脂肪がつきやすかったり食後に眠くなることも。食べるときは原材料と栄養表示を確認し、砂糖無添加で脂質が少ないものにフルーツを加えましょう」(小島さん)

さらに、スムージーだけ、ヨーグルトだけ、サプリだけ、とういうような朝食もおすすめしないと言います。

朝は起床1時間以内に、糖質よタンパク質を
「きちんと食事をとったうえでスムージーを飲むのならよいのですが、スムージーだけでは栄養素もエネルギーも足りません。さらに、冷たいスムージーは体を冷やしてしまうため代謝もダウン。その結果、便秘になりお腹ポッコリ、という人も多い。スムージーを飲む場合、常温のフルーツを使い、しょうがなどを入れるとなお◎。

朝はヨーグルトだけ、という女性もいますが、乳酸菌やカルシウムは普段の食事のベースがあってこそ働くもの。ヨーグルトだけでは完全とはいえません。また、乳製品は思いのほか脂肪分が多く高カロリー。悪玉コレステロールを増やす飽和脂肪酸も多いので、低脂肪や無脂肪を選んで。」(小島さん)

朝は起床1時間以内に、糖質よタンパク質を
「サプリはそもそも、体に大きく影響を与えるほどの栄養素を含んでいないので、サプリだけで補おうとするのはムリ。また、そもそも普段の食事で、たんぱく質、脂質、炭水化物といった重要な栄養素がとれていない人がサプリをとっても、きちんと活用されません。チアシードやキヌアなどのスーパーフードも同様です」(小島さん)

おなかがひっこむ朝ごはんの正しい食べ方!

昼は栄養価の高いものをしっかり食べる

昼は栄養価の高いものをしっかり食べる
小島さんによれば昼は一番エネルギーを消費したり、必要な栄養素が吸収されやすい時間帯なので、できるだけ多くの種類の食材を使ったバランスのいいメニューを食べた方がいいと言います。

「昼は食べたいものを食べる絶好のチャンスです。揚げ物や脂の多いお肉を食べても太りにくいので、好きなものをしっかり楽しみましょう。ただ、コンビニのお弁当は食材の数が少なくなりがち。できるだけ多くの種類が使われている幕の内弁当などを選ぶようにして」(小島さん)

昼は栄養価の高いものをしっかり食べる
ダイエット中だからと、チキンがのったサラダだけ…というような野菜中心の食事は避けた方がいいそう。

「糖質は体に貯えられる量に限りがあるため、食事のたびに補給が必要。野菜中心の食生活をすると確かに一時的に体重は落ちるかもしれませんが、筋肉が減ってお腹に脂肪がたまりやすく、ボディラインもたるんで老けた印象になってしまいます。リバウンドしやすく、増えたぶんの体重は脂肪になって返ってくるという残念な結果に…」(小島さん)

くびれ婦人になるための正しいランチYES or NO

夜は20時までに食物繊維豊富なメニューを

夜は20時までに食物繊維豊富なメニューを
小島さんによれば、夜は体内時計が休息モードになり、脂肪をため込みやすい時間なので、できるだけ早く夕食を食べた方がいいのだとか。積極的に食べたい食品は、血糖値を急激に上げず、脂肪がつきにくいもの。主菜は肉より魚や大豆製品を、食物繊維もしっかり摂るのが良いそうです。

もしも夕食が遅くなっても「食べない」という選択は絶対にダメだそう。

「どんなに遅くなっても食事を抜くのは絶対にNG。遅くなることがわかっている日は昼食に揚げ物などエネルギーの多いメニューを食べるか、夕方におにぎりを食べるなどの対策を。家に帰ってから、魚や豆腐など低脂肪のたんぱく質と野菜のおかずを食べるようにすると、体型をキープしつつ、必要な栄養素はしっかりとれます」(小島さん)

また炭水化物を抜くのも、代謝を落とす原因になるので避けた方がいいのだとか。

「翌朝までにエネルギー不足に陥り、代謝が落ちて脂肪が増える原因に。糖質は単独でとるとお腹ポッコリにつながります。ただ、食物繊維と一緒にとると血糖値の上昇がゆるやかになり朝までの間に少しずつエネルギーとして使われます。その結果、脂肪にも変わりにくい。夜の炭水化物は食物繊維の多い麦ごはんや雑穀入りのごはんを」
(小島さん)

夜は20時までに食物繊維豊富なメニューを
おすすめは時短にもなる「お刺身」。調理の油も必要ないので、ダイエット中の夕食に最適だそうです。

「肉の脂は代謝を悪くしますが、魚の脂はむしろ代謝をアップしてくれます。そのまま食べられるお刺身は調理の油も必要なくてイチ推し。ただ、調理にバターやチーズを使ってしまうと高脂肪に。野菜と一緒に煮るだけで一品完成する魚の缶詰も時短に便利です」(小島さん)

「食べてないのに太るんです」な人の夕食習慣

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