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はじめに
頑張って少し痩せてうまくいった気になって気が緩み、 あっという間にリバウンドをしてしまう… そんなダイエットで苦労している人もいるのでは? 努力しているのに痩せない、その理由はどこにあるのでしょうか? 痩せない理由を解説しつつ、正しいダイエット方法を紹介します。
当てはまったらヤバい? ダイエットしてるのに痩せない人の特徴
痩せない理由1. カロリーコントロールをしていない
ただ闇雲に食べるのを減らすダイエットをしていませんか?
これでは本当に1日のカロリー総摂取量が減っているかはわかりませんし、最低限身体に必要な栄養素が摂れているかもわかりません。
まず痩せるためには、カロリーコントロールが欠かせません。基本的に摂取カロリーが消費カロリーよりも多いと、余分なカロリーが体内で脂肪として蓄積されます。つまりダイエットは摂取カロリーよりも消費カロリーを増やすことが大切。
ただし、過度な食事制限によるダイエットで最初に減っていくのは体内の水分や筋肉です。無理な食事制限によるダイエットはリバウンドや体脂肪が増えるリスクが高まるのでおすすめしません。
確実に脂肪を減らしていきたいのなら、自分に必要な1日の総カロリーはどれくらいで、今日摂取したカロリーはいくらなのかをできるだけ正確に把握し改善していくことが必要なのです。
痩せない理由2. 食べない→満腹を繰り返している
1日の食べ物総摂取量が減っていても、食べない→満腹を繰り返している人は痩せにくいと言われています。太りづらい人は空腹と満腹の振れ幅が少なく、太りやすい人は空腹と満腹の振れ幅が大きいのだそう。
適切な食事量は、次の食事前に適度な空腹感があるかどうかです。
痩せない理由3. 運動をしていない
ショートケーキひとつ我慢することで数百キロカロリーの節約になりますが、これを運動で消費しようとするとかなりの時間と労力が必要になります。そのため、一般的に痩せるためには食事をコントロールすることがもっとも手っ取り早く効果的だと言われます。
とはいえ運動もダイエットとは切っても切れない関係です。
実は基礎代謝の約25%が筋肉で消費されています。つまり筋肉が減れば代謝も当然低下するということ。さらには筋肉はお腹のコルセット代わりになっているため、筋肉が落ちることでお腹もぽっこり出てしまいます。
運動して筋肉量をキープまたはアップさせることで、何もしていなくてもカロリー消費可能な基礎代謝量がアップし、身体にもメリハリができるのです。
食事制限はしているものの運動はほとんどしていないという方は、もしかしたら筋肉量が落ち代謝も低下、痩せづらい身体ができあがってしまっているのかもしれません。
痩せない理由4. 朝食を抜いている
朝食を食べることで体温が上がり、それにより基礎代謝も上がります。朝は睡眠中に下がっていた代謝のスイッチを入れるタイミングなので、絶対に抜いてはいけません。体温が1度上がることで基礎代謝は13%も増えます。これは1日で150kcal以上消費が増える計算。朝食を取らない人の肥満率は、朝食をしっかり食べている人の5倍、というデータも… !
痩せない理由5. 炭水化物を抜いている
炭水化物を抜いて摂取する糖質量を減らすと、一時的には体重が落ちます。ただし糖質は生きるのに必須のエネルギー源。これが不足すると体は筋肉を糖に変え、エネルギーとして使うことになってしまうのです。結果的に代謝が落ちて体脂肪が増えやすい体に。リバウンドもしやすくなってしまいます。
痩せない理由6. 背中が固まっている
自分ではなかなかチェックできない背中ですが、実は美しいボディラインを作るのに大切なポイント。背中は姿勢が悪いと固まってしまい、首のコリ、腰痛などの原因にも。背中が柔軟に動けば代謝が上がり、血液の循環もよくなります。結果的にむくみにくい体質にも。
痩せない理由7. ストレスが溜まっている
痩せない理由… もしかしたらストレスかもしれません。
ストレス発散もできることからやってみるのが大切。難しい方法を設定してしまうと、むしろそれがストレスになってしまう可能性も。過去の楽しかった思い出をひたすら振り返るのもよし、旅行に出かけるのもよし。今住んでいるところから100km離れるといい、と言われています。
また、自分を褒めてあげることもとても大事なこと。正しい姿勢に意識を向けられた、野菜をたくさん食べた、そんなことでいいのです。これだけでモチベーションはグンと上がり、ダイエット成功に繋がってくるはずです。
痩せない理由8. 睡眠時間が足りていない
食事制限もして、運動もして、すごく頑張っているのになぜか痩せない… 。もしかしたら睡眠不足かもしれません。痩せるために理想的な睡眠時間は、個人差はあれど大体7時間。
寝ている間に体はさまざまな働きをしていて、睡眠が担う役割をすべて完結させるには約7時間かかると言われています。その役割のひとつが排泄行為で、寝ているときに、内臓は体内に溜まったいらないものをまとめて外に出そうと頑張ってくれています。
こういった排泄行為を含めた睡眠による効果を得るためには、7時間はしっかりと眠ることが大切なのです。
運動してるのに痩せないのは筋肉のせいかも?
運動して太ったという人は筋肉量増加の可能性が
筋肉は脂肪よりも重いと言われます。
運動して体重が増えたという人は、もしかしたら筋肉量が増加したために一時的に太ったと感じているのかもしれません。
体重がすべての指標ではありません。身体の引き締まりなど変化を感じているようなら、体重が一時的に増えても問題ないと言われています。
ただし、運動をはじめたことで食欲が増し、知らず知らずのうちに食事が増えている可能性もあります。こういった事態を防ぐため、運動を取り入れながらも摂取カロリーの管理は同時に行うことをおすすめします。
また、筋トレは筋肉量をアップさせ基礎代謝量を上げて脂肪燃焼しやすい体づくりにはピッタリですが、運動は筋トレだけでなくウォーキングや水泳などの有酸素運動もぜひ取り入れましょう。
有酸素運動は酸素の力で糖質や脂肪を燃焼させてくれます。筋トレだけ、ウォーキングだけ、という運動の仕方よりも、2つを組み合わせた運動がもっとも効果的だと言われているのです。
食べてないのに痩せないのは栄養不足が理由かも?
栄養不足は痩せにくい体をつくる
炭水化物を抜いて野菜ばかり食べたり、食事自体抜いたりしている人も多いかもしれませんが、これでは筋肉量も代謝も落ちる一方。
体重はキープしていても、体は栄養不足で痩せにくくなっている可能性が高いです。まずはきちんと栄養をとって代謝を上げること。体調が格段によくなり、精神的にも安定するはずです。