ボブを上手に巻く3つのポイント
仕上がりに合わせてコテの太さを変える
一般的に使用されるコテの太さは19mm・26mm・32mm・38mmの4種類です。通常、髪の長さに合わせて太さを変えるため、ボブの場合は19mmもしくは26mmが推奨されています。ただし、髪質や仕上げたいヘアスタイルのイメージによってはこの限りではありません。ボブでも自然なカールに仕上げたい場合は、32mmのような太めのコテが適していることもあります。
巻き方に合わせてアイロンを変える
一口に「巻く」と言っても、さまざまな巻き方があります。たとえば丸みをつけた内巻きワンカール、カジュアルな外ハネワンカール、華やかなミックス巻き。どの巻き方にチャレンジするかに合わせ、使用するヘアアイテムも変えてあげると、より上手な仕上がりを目指すことができるでしょう。
毛先をほんのり内巻きにしたり外ハネにしたりするなら、コテよりもストレートアイロンが適しているそう。頭を丸く見せたいときも、コテではなくストレートアイロンを大きく弧を描くように髪に通すことで自然なシルエットができます。
逆に、カール感を強く出したいときはコテを使うとよいと言われています。ストレートアイロンで巻きをつくることもできますが、ミックス巻きのような華やかなカールもコテが推奨されているそうです。
ブロッキングして巻く
求める仕上がりによってはこの限りではありませんが、髪を巻くときは上下にブロッキングすることが推奨されています。
あらかじめ分けておくことで手早く、そしてバランスの取れた巻き髪ヘアをつくることができるのです。
\ブロッキング方法/
こめかみ上のラインで髪を上下に分け、髪が落ちてこないようヘアピンやクリップを使って上の髪を留める。髪の量が多い人はもう少し細かく分けてもOK。
巻き方でボブの印象はどう変わる?
巻き方が変わると全体的な印象も大きく変わります。巻きの強さや前髪のあり・なしでも印象は変わりますが、外ハネ・内巻き・ミックス巻きがそれぞれ与える印象の違いを確認しておきましょう。
外ハネは「カジュアル」
外ハネはカジュアルな印象が強め。ほかにもクールな印象、ヘルシーな印象、アクティブな印象、モードな印象もあると言われています。
くびれシルエットができやすく小顔見せも抜群。つくり込みすぎず、ラフにスタイリングするとこなれ感が増します。
内巻きは「フェミニン」
内巻きはフェミニンな印象が強い巻き方だと言われています。
大人かわいい、甘い印象だけでなく、上品な雰囲気も漂う人気の巻き方です。外ハネに比べ全体的に丸みあるシルエットになりやすいため、やわらかい印象に見せたい人や頭の形をよく見せたい人にぴったりです。
ミックス巻きは「華やか」
巻きの強さにもよりますが、ミックス巻きは外ハネや内巻きに比べて華やかな印象になりやすい巻き方です。ふんわりとしたやわらかさも◎
髪にボリュームがほしい人、全体的に動きや軽やかさをプラスしたい人にも人気のシルエットです。
カジュアルな【外ハネ】のつくり方
【コテ】顔まわりがキーポイントの外巻きボブ
【ストレートアイロン】小顔見せが叶うくびれシルエット
【コテ・ストレートアイロン】ハンサムなウルフボブ
【コテ・ストレートアイロン】ほのかな外ハネ垢抜けボブ
【ストレートアイロン】ゆるっと色っぽいこなれボブ
【コテ】フェミニンなニュアンスボブ
【ストレートアイロン】前髪なし×抜け感のある外ハネカール
【コテ】顔まわりがキーポイントの外巻きボブ
顔まわりと毛先を外ハネにしたこなれヘア。少しの手間で簡単におしゃれなスタイルに。ハーフアップやひとつ結びなど、アレンジ前のベースとしてもおすすめ!
\巻き方/
プレートが自分のほうを向くようにコテを持ち、顔まわりの髪、中間あたりを挟む。そのまま毛先まですべらせるよう後ろ向きに巻く。カールをつけたい部分で少しだけ力をかけることで、立体感ある仕上がりに。
耳前の髪を分けとったら、Jの字を描くようにしてハーフカール程度に外ハネにする。後ろの髪をブロッキングしておくと、巻き込まずに済む。
耳後ろの髪も同様に外ハネにしていく。2〜3束くらいに分けて巻いていくのがGOOD。髪が広がりやすい人や毛量が多い人は、毛先だけでなく髪の中間からコテをすべらせたほうがボリュームが落ち着いて見えるので◎
【ストレートアイロン】小顔見せが叶うくびれシルエット
ベースは外ハネ、表面のレイヤーは内巻きのくびれシルエット。ハネはほんのりとくせづけるため、ストレートアイロンを使用して。
\巻き方/
髪全体をストレートアイロンで外ハネにする。表面のみレイヤー部分を少しだけ内巻きワンカールにし、くびれシルエットをつくって。質感の軽いバタータイプのバームを塗布したら完成。
【コテ・ストレートアイロン】ハンサムなウルフボブ
いつものボブに飽きてきた人やアレンジ好きの人におすすめのウルフ風ボブ。小顔効果も◎
\巻き方/
ベースを外ハネにしていく。表面は内巻きにし、全体をひし形のようなシルエットにする。