人と比較しがち
一般的に、嫉妬という感情は誰かを羨ましく感じたときに生じるものです。何かにつけて自分と誰かを比較してしまう人は、どうしても嫉妬することが多くなります。パートナーの周囲に女性の影が見えれば、その人の容姿や性格、生活などを気にせずにはいられません。いちいち自分と比較して、安心したり嫉妬を覚えたりするのです。
このような人は、どんな状況にも満足しにくい人といえます。端からは十分に恵まれているように見えるのに、それでよしと思えません。誰かと比べては嫉妬や不安を覚え、現状を嘆いてしまいます。
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嫉妬をしない方法
パートナーと良好な関係を築くには、強い嫉妬心はぐっと押さえることが必要です。嫉妬しやすいと自覚している人は、なるべく嫉妬心を起こさないよう頑張ってみましょう。嫉妬に悩む人におすすめしたい、嫉妬への対処法を紹介します。
自分の時間を楽しむ
パートナーのことばかり考えていると、どうしても嫉妬することも出てきがちです。パートナーにばかり集中するのは止め、自分だけの時間を充実させましょう。「やることがない」という人は、新しい趣味を見つけたり、興味のあることを深堀りしたりしてみてはいかがでしょうか。自分だけの世界や時間を作り、パートナーのことを一切考えない時間を作るのです。
自分のことに集中し自分と向き合う時間を長く持てるようになれば、平穏に見える日々への感謝も感じられるようになります。誰かと比較して落ち込むこともなくなり、自己肯定感も持てて、穏やかな毎日を過ごせるようになってきます。
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ポジティブ思考を意識
嫉妬を感じたときは、湧き上がってくるネガティブな感情をポジティブに変換することが大切です。たとえば、彼の側にいるスレンダーな美人に嫉妬を覚えたら、あなたも自分磨きに精を出してみてはいかがでしょうか。エクササイズやスキンケアに注力し、あなたの美人度をアップさせるのです。
「あんな美人にはかなわない」ではなく「自分も美人になってやる」と考えれば、落ち込まずに前向きな気持ちを保てます。また、嫉妬心が湧いてきたときは、「彼にとっては、私が一番」と口に出すのもおすすめです。彼がパートナーと認めたのはあなたなのですから、彼にとってあなた以上の存在はいません。彼の気持ちを信じて、強気でいることも大切です。
干渉しすぎない
パートナーがSNSなどやっている場合、いちいちチェックするのはやめましょう。SNSをやっていない場合でも、彼のスケジュールや予定に口を挟んだり、事細かに確認したりするのは避けるべきです。余計な妄想や不安が膨らんで、嫉妬の原因となります。嫉妬を感じず良好な関係を保つには、パートナーを信頼し、個々の自由や価値観を尊重することが大切です。彼が自分の所有物ではないことをきちんと理解し、彼と自分を重ねすぎないよう注意しましょう。
相手に嫉妬心を伝えることも必要
「嫉妬は醜い」「こんな気持ちがあることを知られたくない」と思っていませんか?ネガティブな感情を押し殺していると、いつまでたっても気持ちが晴れません。そういう時はつらい気持ちに押しつぶされる前に、思い切って相手に話してみましょう。嫉妬で重くなった気分もスッキリし、お互いへの理解も深まります。
また、あなたは自分が嫉妬深いと思っていても、実はパートナーの方に問題がある可能性もあります。パートナーが常にたくさんの異性とコンタクトを取ったり出かけたりしているなら、それはパートナーに改めてもらわねばなりません。相手の不誠実な態度が嫉妬の原因ならば、「他の異性と親しくなりすぎないで」「出かけるときはきちんと連絡して」など、釘をさすことも必要です。
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友達への嫉妬をなくす方法も
友達から幸せな報告や成功話を聞いたとき、モヤモヤしたことはありませんか?友達を見て羨ましく感じる気持ちも、嫉妬です。友達に嫉妬したときは、どのように対処するのが望ましいのでしょうか。友達への嫉妬をなくす方法を紹介します。
相手を認める
友達に嫉妬を覚えたら、まずは相手のよさや努力を素直に認めることが大切です。たとえば友達が「大きなプロジェクトを任された」「昇進した」など聞いたときは、「そのために友達はどれほどの努力をしたのだろう」と考えてみます。あなたが抱えている問題から逃げていたときに、友達は目標を持って邁進していたのかもしれません。
人は、相手のよい面ばかりを見て、裏の努力や苦労を無視しがちです。友達に嫉妬を覚えたときは、その努力や大変さにまで目を向けてみましょう。そうすれば、素直に「おめでとう」「すごいね」と言えるようになります。
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自分を磨く
友達に嫉妬を感じたら、自分磨きのチャンスです。友達が羨ましく見えてしまうとき、多くの人は「負けた」「後れをとった」など感じています。このネガティブな感情をプラスに変え、「自分も頑張ろう」と奮起しましょう。
友達のキャリアアップに嫉妬したなら、仕事を頑張ったり資格取得の勉強を始めたりします。一方、友達のスタイルのよさに嫉妬したなら、あなたも身なりや姿勢を整えて、きれいな女性を目指すのです。嫉妬を原動力に行動すれば、ネガティブな感情は発散されます。成功して友達から「すごいね」「さすがだね」など言われれば、嫉妬しがちな自分から成長できるかもしれません。
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