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2022.12.23

「お金がたまらない」人の特徴とは? 抜け出すためのヒントも解説

 

「お金が思うようにたまらない」そんな悩みを抱えている人には、共通した特徴があるといわれます。今回はお金がたまらない人の特徴、お金をためるにはどうすればいいかを解説。ぜひ参考にしてください。

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お金がたまらない人の特徴とは

毎日頑張って働いても、なぜかお金がたまらない…。そんな悩みを持つ人には次のような特徴があるといわれています。

統計やグラフ、電卓に囲まれたペンギンのぬいぐるみ

家計管理が続かない

お金がたまらない人は、家計管理が上手くできず、継続していないことが多いです。お金の出入りを記録していても、それを改善に活用できていないのであれば、それは家計管理をしているとは言い難いかも。家計簿は定期的に見返し、改善ポイントを見つけることが大切です。

家計簿をつけるのが続かないのであれば、無理に家計簿をつける必要はありません。ただし、支出に関しては簡単に記録をするようにしましょう。スケジュール帳に記録する、アプリを使うなどし、負担がかかり過ぎない方法を見つけましょう。

ATMに頻繁に行く

頻繁にATMに行くという場合も注意が必要です。特に手数料がかかる時間帯に多く利用していないか確認しましょう。通帳や銀行のアプリなどで、入出金明細を調べると明確にわかります。

もし、思ったより手数料を払っていたら、これは見直すべきでしょう。ATMの利用で支払う手数料は決して安くはありません。年間で見た場合、なかなかの支出額になることも。

望ましいのは、1か月の中でATMに行く回数を決めておくことです。どうしても時間外の利用になるなら、生活費は複数日分まとめて引き出し、手元で管理する、あるいは電子マネーにチャージしておくのがよいでしょう。

コンビニによく行く

使い勝手がよいコンビニエンスストアですが、用事がないのについつい立ち寄るということをしていませんか。コンビニは魅力的な商品がたくさんありますから、予定していなかったものを買いがちです。コンビニでの支出総額を調べたら、予想外に大きな出費で驚くということも。コンビニに入る前に、本当に今日行く必要があるかを冷静に考えてみましょう。

「なんとなく」や「ついで」で買う

安くなっていたので「なんとなく」買った。買い物の際に目に留まったので「ついで」にそれも買った。こんなことはありませんか。

「なんとなく」「ついで」に買ったものが役立っていれば構いませんが、そうでないなら控えるのがベター。「なんとなく」「ついで」買いは余計な支出を助長するうえに、無駄な買い物になりがちだからです。

「セール」に弱い

ショッピングセンターやECサイトで「セール」「期間限定」を見たから買い込んでしまうということはありませんか。「セール」「期間限定」という文言を見るとウキウキして勢いよく買ってしまいがちですが、本当に満足できたかどうか、今一度振り返りましょう。

ネットショッピングのイメージ、ショッピングカートから紙袋がスマホに入っていく

ストックが大量にある

日用品を収納しているスペースに、ストック品が大量にある場合も要注意です。防災面で考えるとストックは必要ですが、必要以上にあるのは収納にも悪影響。

もし無計画にストック品を購入しているのであれば、その点を見直す必要があるかも。まずは「何を」「どのくらい」ストックするかを決めましょう。

自由に使っていい金額があいまい

「自由につかっていい金額」があいまいな場合、どうしても使い過ぎてしまいます。毎月きちんと「自由につかっていい金額」を決めてみては。上限を決めることで、その範囲で自由にお金を使うことができますので、かえって気持ちに余裕が生まれることもあります。

目標を決めていない

そもそも、なぜあなたはお金をためたいと考えているのでしょう。

「なんとなく」「お金はためた方がいいから」という理由だと、思うようにお金はたまらないかもしれません。なぜなら、動機があいまいだと、そこに意識が向かないからです。

お金をためたいのであれば、まずは以下のように明確な目標を設定しましょう。
・2年後に○○を購入するので100万円ためよう
・何かあったときにカバーできるよう、3年間で200万円ためよう

このようにはっきりと決めるとそこに意識が向き、行動につながりやすくなります。長期の目標を立てるのが苦手という場合は、3か月や半年などの目標を立て達成することからはじめてみましょう。

お金がたまらないのは、習慣のせい?

お金がたまらない人によくみられる特徴を踏まえると、いずれもその習慣が影響しているのがわかります。ということは、習慣を変えることで「お金がたまらない」から脱出できるとも考えられます。

クレジットカードとコインのイメージ

「お金がたまらない習慣」から抜け出そう

お金がたまらない習慣から抜け出すためには、自分の今の習慣を正確に把握することが大切です。ATMに行く回数、買い物の仕方、ストック品の見直しからはじめましょう。

自分の習慣を正しく把握できれば、改善ポイントも明確になります。明確に把握することで、そこに意識が向くようになり、行動が変わりはじめるはずです。

そうすると、「ふらっとコンビニに行く」「なんとなく買う」「セールだから買う」ことをしそうになると気が付くようになりますので、支出も徐々に減っていくかもしれません。また、それにより、お金のコントロールが容易になり、お金の使い方にメリハリが出るでしょう。

お金がたまる仕組みを作ろう

お金がたまる仕組みを作ることにも目を向けましょう。まずは次のことからはじめてみるのはいかがでしょうか。

買い物をしている家族、車に荷物を詰め込むイラスト

金融商品の特徴を知る

お金を確実にためたい、大きく増やしたいというのであれば、金融商品の特徴を知っておきましょう。

先取り貯蓄をしたいのであれば、お金が自動で引き落としでき、なかなかお金を出せない商品を利用するのがよいでしょう。社内預金制度や財形貯蓄制度があれば、ぜひ利用の検討を。貯蓄する分を差し引いて給与支給されることが多いので、自然とお金がたまります。

また、ネット銀行の活用もおすすめです。銀行によっては振込手数料が無料になったり、口座の中で目的別口座を作ることができたりするため、家計管理がしやすくなります。

難しく思いがちな投資商品について調べてみるのも一つの方法です。つみたてNISAやiDeCoなどを上手く活用することで、税制面で有利にお金を運用することができます。投資商品ですので元本割れのリスクもありますが、大きく増やすことにつながるかも。

金融商品の特徴を知ると、自然にお金の知識も身につきます。その点も大きなメリットといえるでしょう。ただし、間違った情報を信じ込まないよう注意が必要です。不安や迷いがある場合は、金融機関や専門家に相談し、正しい知識や情報を得ましょう。

最後に

お金がたまらない状態には必ず理由や原因があります。「お金がたまらない」状況から脱出するには、自分の習慣や現状を正しく把握することが大切です。またお金をためる仕組みづくりにもぜひ目を向けてみてください。

益田瑛己子

ライター・キャリアコンサルタント・ファイナンシャルプランナー。金融機関の営業職として長年勤務し、現在はライター(ブック・Web)と就職支援をメインに活動中。3人の子供が自立し、仕事と趣味を謳歌している。
ライター所属:京都メディアライン

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