Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE 家事

2023.04.06

鍋で炊飯するメリットはたくさん! おいしくご飯を炊く方法やコツは?

 

鍋で炊飯するメリットをご存じでしょうか? 鍋で炊飯すると、炊飯器よりも早くご飯が炊き上がります。鍋で炊飯するメリットはいろいろ。本記事では、鍋で炊飯するメリット、おいしいご飯の炊き方やコツなどを紹介します。

Tags:

鍋で炊飯するメリットとは?

私たちの主食であるお米。多くの人が毎日のように食べているものですが、どのようにご飯を炊かれていますか? 最新の炊飯器? それとも土鍋でしょうか? 最新の炊飯器などは、様々な機能が備わり、おいしくご飯が炊けてとても便利。しかし、高価であったり、場所を取る、と考える方も多いようです。

鍋でご飯を炊くことは難しいと思われがちですが、ポイントさえ押さえれば、そんなに難しいものではありません。鍋で炊飯するメリットや鍋でおいしくご飯を炊く方法、どんな鍋が炊飯におすすめなのかを一緒に見ていきましょう。

日本の食の切り絵風イラストセット

1:短時間でご飯が炊き上がる

鍋で炊飯すると、お米を浸水させておけば、そこから30分ほどで炊き上がります。炊飯器で炊くと設定モードにもよりますが、50~60分はかかるもの。炊飯器よりも鍋で炊飯する方が断然早いのです。

2:おいしく炊き上がる

短時間で一気に沸騰させ、鍋の中で激しい対流が生まれます。そのため、お米一粒一粒にムラなく熱が伝わり、ふっくらとしていて甘味のあるご飯が炊けるのです。また、1合だけなど、少量のお米を炊いても、安定しておいしく炊くことができます。

3:冷めてもおいしい

鍋でお米を炊くと、高温で一気に炊き上げるため、お米のデンプンを十分に糊化させることが可能です。十分に糊化したお米は、粘度が増します。粘度があるご飯は、冷めても水分が失われにくく、おいしさを保ちやすくなり、また冷凍・解凍してもご飯の粒が潰れにくいという特徴も。そのため、お弁当のご飯や、たくさん炊いて冷凍しておくのにもおすすめです。

4:場所を取らない

炊飯器でご飯を炊く際には蒸気が出るため、キッチンでも炊飯器の置き場所が限られます。しかし鍋の場合は、戸棚などに片付けることが可能。そのためキッチン周りをスッキリさせ、空いたスペースを有効活用することもできます。

5:災害対策にもなる

災害時、多くの場合、電気がストップします。そのような場合、炊飯器は電力を使うため、炊飯することは不可能に。しかし鍋とガスコンロ、ガスボンベ、お米と水さえあれば炊飯することができます。鍋で炊飯する方法を知っておくと、災害時に役立てることができるかもしれません。

鍋でおいしくご飯を炊くコツは?

これさえ押さえていれば安心! 鍋でおいしいご飯を炊くコツを見ていきましょう。

エプロンをつけて家事する女性の3タイプのイラスト、電子レンジで加熱、具材を和える、鍋を運ぶ

お米は素早く洗う

洗う前のお米は乾燥しているため、洗い始めの水を最もよく吸います。ゆっくり水を溜めながらお米を洗うと、ぬかの匂いをお米が吸収してしまうことに。そのため、お米を洗う際、最初の水は、素早く洗って捨てましょう。また、お米を洗う最初の水は、ミネラルウォーターなどの良質な水を使うのがおすすめです。

しっかり水に浸ける

お米の芯まで水分を届けるためには、炊飯前にお米を水につけることが大切。芯まで水分が行き渡ったお米は、ふっくらと炊き上がります。お米を水に浸す時間の目安は、約30分(冬場なら1時間)です。しかし、あまり長く浸しすぎるのもよくないため、長くても90分くらいに。

また、お米を浸ける水は、低い温度が好ましいとされています。そのため、夏場の浸水時は、冷蔵庫に入れておくのがおすすめです。

10分間で沸騰させる

おいしくご飯を炊くポイントは、10分で水を沸騰させること。お米の量やコンロによって、沸騰する時間は異なります。自宅のコンロやIHは、どのくらいの火加減だと10分で沸騰するのかを把握しておくとよいでしょう。

蒸らす

炊飯が終わったらすぐに蓋を開けたくなりますが、まだ我慢です。ここから10~15分、蓋を閉めたまま蒸らします。炊き上がってすぐは、まだお米の内部まで十分に水分が行き渡っていません。芯が残ったような食感になることも。鍋を火から下ろして、蒸らすことで、お米の内部まで水分が行き渡り、ふっくらと柔らかいご飯に仕上がります。

ふっくらおいしいご飯を鍋で炊く手順

では実際に、鍋でふっくらとおいしいご飯を炊く手順を見ていきましょう。

鍋 炊飯

1:お米を洗う

ボウルとザルを重ねてお米を入れます。そこにたっぷりの水を入れて、1回目は手で2~3回軽くかき混ぜ、サッと洗って水を切りましょう。再度、ボウルに水を入れ、今度は手で8~10回まわすようにかき混ぜてください。これを2~3回繰り返します。

2:お米を水に浸けておく

洗ったお米はザルにあげて水気を切り、鍋に入れます。さらに水を入れ、約1時間(夏場なら30分くらい)浸けておきましょう。水の分量は、お米に1合に対して水200mlが目安です。

3:中火で炊き始める

お米に水を吸わせたら鍋に蓋をして、火にかけていきます。最初は中火で加熱。10分ほどで沸騰させるようにしましょう。

4:沸騰したら弱火に

沸騰したら、今度は弱火にします。そこからさらに12分ほど炊きましょう。

5:蒸らす

鍋を火から下ろし、まだ蓋は取らずにそのまま15分ほど蒸らしたら、おいしいご飯のできあがりです。

炊飯におすすめの鍋とは?

ご飯を炊くのに、特別な鍋が必要なわけではありません。普通の鍋で炊くことが可能です。しかし鍋には様々な素材のものがあります。ご飯を炊くのにおすすめなのは、どんな鍋なのか見ていきましょう。

ホーロー鍋(鋳物)

おしゃれなデザインが多い、ホーロー鍋。重い蓋のものは気密性が高くなり、水分を逃しません。そのため、みずみずしいご飯に炊き上がるのが特徴です。

アルミやステンレス製

ホーロー鍋と比べると軽く、扱いやすいのがメリットです。また、熱伝導性に優れており、短時間で沸騰させることができます。しかし焦げ付きやすいので火加減やお手入れには注意が必要です。

土鍋

土鍋は緩やかに熱が伝わり、ムラなくふっくらとご飯が炊けるのが特徴です。ひび割れたりする可能性があるため、使い始めは目止めなどのお手入れが必要になることがあります。

ガラス性の鍋

ガラス製の鍋は透明なため、鍋の中の様子がわかりやすく、初めて鍋でご飯を炊く人にもおすすめです。沸騰までに時間がかかったり、また重く割れる可能性もあるため、取り扱いには注意が必要。しかし電子レンジが使えたり、匂いうつりしにくいというメリットがあります。

最後に

鍋で炊飯するメリットや方法などを紹介しました。ボタンを押せばご飯が炊ける炊飯器は、もちろん便利です。しかし、鍋でご飯を炊くメリットもたくさんあることがわかりました。鍋での炊飯は、慣れればそんなに難しくありません。おこげを作ったり、お好みの固さでご飯を炊くこともできますし、自分好みのご飯を追求するのも楽しみのひとつです。

鍋でご飯の炊き方を覚えておくと、災害対策にもなります。いざというときにも、役立ててください。

あわせて読みたい



Read Moreおすすめの関連記事







スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!