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【目次】
そもそも「3Dカラー」とは?
立体感を出しつつボリューム感や透明感のある髪に見せるカラー
3Dカラーとは、細かくハイライトやローライトを入れることで立体感を出し、髪にボリューム感や透明感のある印象を与えるヘアカラーです。
暗めのトーンでも軽やかでニュアンシーな印象に仕上がり、外国人風のヘアカラーになることから人気のあるヘアカラーです。単色で均一にカラーをするよりも、こなれたおしゃれ感があるヘアスタイルが楽しみたい方におすすめです。
個性的な大胆3Dカラー
「私らしさ」が追求できるロングヘア
9トーンのチョコレートブラウンの表面とハチ下に、大胆なハイライトを入れた3Dカラー。レイヤーの動きをサポートしつつ、個性的なポイントに。
白髪が気になる場合でも、ハイライトがなじんでくれるのでうまくカバーできます。ワンカールに巻くだけでレイヤーを生かし動きが出やすくなるので、スタイリングも楽々。
柔らかさとツヤを底上げする3Dカラー
立体感を強調したハンサムショート
前髪なしショートとグレージュのハイライトで大人ハンサムに仕上げた髪型。気になる白髪をぼかしつつ、立体感を強調しています。グレージュは深みを感じさせながら日本人特有の赤みを抑えてくれる色。柔らかさとツヤを底上げしてくれる上、根元が伸びても気にならない効果があります。
ONとOFFで二面性を楽しめる3Dカラー
おしゃれ感抜群のカーキベージュのハイライト
8レベルのカーキブラウンをベースにして、14レベルのカーキベージュをハイライトでブレンドしたミディボブスタイル。ONのシーンでは髪を下ろして落ち着いて見せ、OFFのシーンではアレンジでハイライト部分をアピール。髪型によって二面性を楽しむことができます。
透明感のある明るく品のいい3Dカラー
毛先を散らしたラフな巻き髪がぴったり!
こんな3Dカラーなら、職場や子供の学校で浮いてしまう心配やダメージが気になりません!
ベースよりも明るい色味を部分的に入れたカラーなので、明るくても品よく仕上がるのが特徴。全体的な赤みを消したら、グレージュハイライトカラーをたっぷりと加え、柔らかな質感を表現しましょう。
この3Dカラーは毛先を散らしたラフな巻き髪スタイルがピッタリ!32mmのコテで中間からミックス巻きにし、オイルをなじませて仕上げましょう。
動く毛流れが引き立つおしゃれ3Dカラー
レトロな雰囲気のウェーブロング
全体に細かなハイライトを加えたウェーブロングスタイル。ベースはやや明るめのオリーブブラウンカラーです。
ストレートではハイライトが目立ちエッジが強くなってしまうので、大きめのウェーブスタイルにすることでいい感じになじんでくれます。白髪をぼかしつつ陰影をつけ、ヘルシーなムードを漂わせましょう。
白髪に悩む方におすすめな3Dカラー
ブリーチハイライトでつくる3Dカラーで白髪の気にならない美髪に
年齢を重ねるとともに増えてくる白髪。「ちらほら白髪をごまかしたい」「暗くなっちゃうグレーカラーが苦手」「白髪はあるけどヘアカラーをもっと楽しみたい…」そんな方におすすめなのが、サロンでブリーチのハイライトを入れて白髪をまぎらわすこと。サロンでのブリーチについて詳しくご紹介します!
ブリーチハイライトのデメリット
・髪が明るく見えがち
・かたい職場では浮いてしまう
・大量の白髪には不向き
・白髪の部分がキラキラしてくることも
ブリーチハイライトのメリット
・おしゃれ度が上がる
・一度ハイライトを入れたらしばらくファッションカラーを重ねるだけでOK
・ニュアンスカラーも楽しめる
・アレンジしてもおしゃれ
ハイライトの働きが絶妙なカラー
最近ジワジワと話題になっているのが、ハイライトを入れて白髪をまぎらわすやり方。白髪を染めるわけではないため、部分的に生えている白髪や生え始めの白髪隠しにぴったり。
ブリーチでハイライトをつくるため白髪と同じくらいの明るさになり、上から普通のファッションカラーを重ねると、白髪部分:白い、ハイライト部分:明るい、地の部分:暗い…と、3つのトーンがミックスされて髪が表情豊かに。ただしブリーチは一度色を抜くため、色を重ねても落ちやすいのが難点。上からこまめにファッションカラーを重ねるか、退色防止ケアを心がけて。
細かなハイライト効果でひとつ結びも立体的に!
「ハイライトを入れることで全体が明るくなり、白髪がボケて目立たなくなります。使うのはファッションカラーなのでやわらかく見えますし、ハイライト効果で立体感もバッチリです。」(kakimoto arms 新宿店 トップカラーリスト 安岡勲さん)
ブリーチって傷まないか心配……。
「全体ではなく細かく毛束を取るため、実は15%ほどしかブリーチしません。また、ブリーチ部分がのびてきたらその毛束だけをリタッチする方法もあります。ダメージがなくはないです が、そこまで傷まないテクニックなんですよ」(kakimoto arms 新宿店 トップカラーリスト 安岡勲さん)
パーソナルカラーで3Dカラーを選ぶ方法も
パーソナルカラー診断で最も似合うヘアカラーに!
ヘアカラーでもパーソナルカラーはとても重要。人によって地毛の色や血色を含めた肌の色、瞳の色、唇の色は違うので、似合う色もそれぞれ異なります。
美容院「kakimoto arms」では、カラーのスペシャリストであるヘアカラーリストがパーソナルカラーに基づくカラーを提案してくれます。欧米では一般的なヘアカラーリストですが、日本では「kakimoto arms」が初めて養成し、ヘアカラー文化を定着させたパイオニア的な存在でもあるのです。
パーソナルカラーをもとにベストなヘアカラーをセレクト
まずは肌の色で「青みピンクを感じる血色の肌のブルーベース」か「サーモンピンクやオレンジピンクなどの色味を感じる血色の肌のイエローベース」に分け、さらに瞳や唇の色の情報もあわせて明るい色味か暗い色味かを判断し、パーソナルカラーを決定します。
さらに「明るくしたい」「透明感がほしい」など大まかな希望を伝え、そこに髪の状態(長さや痛み具合)を加えて総合的にカラーを決めてくれます。
似合う色を知るとおしゃれの幅が広がる!
さらにリクエストすると一緒にやってもらえるのが「パーソナルカラー診断」。これはヘアカラーリストが色のドレープを使って自分に似合う色を診断してくれるもの。例えば洋服を選ぶとき、同じピンクでもコーラルピンクは似合うけどサーモンピンクは似合わない、といった自分に似合う微妙な色味の違いを感じたことはありませんか?
パーソナルカラー診断ではヘアカラーリストさんのアドバイスのもと、同じ色の中でもどのカラーが自分に合う色なのかを知ることができます。
3Dカラーはこうしてつくられる!
(1)髪をいくつかの束にわけて細く線状にブリーチする
▲アルミホイルを巻いているところがブリーチしている箇所
(2)ブリーチをした髪としていない髪を一緒にカラー剤で染める(ちなみに単色染めはブリーチの工程がなく、髪をすべて同じカラー剤で染めること)
ブリーチした髪としていない髪は色の入り方が違うので、陰影がつき立体感が生まれます。髪に躍動感が出て、かきあげたりする何気ないしぐさも魅力的に。ヘアアレンジはもちろん、ただひとつに束ねるだけでも断然おしゃれにアカ抜けて見えるんです。印象も柔らかくなるのでおすすめです。
ハイライトなら白髪も怖くない!
年齢を重ねると白髪の悩みが増えてくると思いますが、そんな場合もハイライトの「グレイカラー」という技術で解決!これは白髪をあえて残しながら他の髪にハイライトをいれ、白髪とハイライトをミックスしてなじませてしまうという方法。根本が伸びてもどれが白髪がわからず、うまくぼかしてくれるのです。
ライフスタイルに合わせてカラー方法をアレンジしてくれる!
そして忙しいワーママ世代には施術時間や美容院に行く頻度も気になるところですよね。施術時間はヘアカラーのみであればハイライトは2時間程度、単色染めは1時間程度です。
動きのあるミディアムヘアの3Dカラー
ナチュラルで軽やかな髪を演出するベージュ
肌馴染みがいいベージュ系カラーも、3Dカラーにすることで巻いたときにより動きのある印象に仕上がります。派手な色味にはできない方にもおすすめな色です。細かく入れたハイライトがツヤと透明感を演出します。
透明感のあるマロングレージュベースを3Dカラーで
ダークトーンでも地味見えしない透明感ミディアム
大人の女性らしい髪色にしたいけれど、透明感も欲しいと考えている人には「マロングレージュカラー」がおすすめです。柔らかくフェミニンな印象になるマロンカラーをベースに、グレーとベージュのハイライトを加えることで、暗めのトーンでも透明感のある雰囲気に仕上がります。女性らしい優しさの中にクールさを加えることができます。
大人っぽく洗練されたイメージの3Dカラー
外国人風な3Dカラーのおしゃれショート
「ブラウンベージュカラー」は、ベージュのハイライトで透明感と明るさを出しつつ、全体はブラウンのベースでツヤと深みを出すカラーです。ベージュの柔らかさとブラウンのツヤで華やかな抜け感をプラスするのがポイントです。華やかな印象のカラーを加えることでより女性らしい色っぽさをまとうことができます。