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2023.08.19

「考える力」が人生を豊かにする? 「考える力」を身につける方法とは

 

「考える力」がある人は、困難が生じても、自分で解決方法を見出し、乗り越えていくことができます。これからの時代、「考える力」はますます必要とされるはず。この記事では「考える力」の身につけ方を紹介します。

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「考える力」とは、何を指す?

「自分で考えて動けないのは、考える力がないからかもしれない…」そんな風に感じ、危機感を抱くことはありませんか? 「あなたはどう思う?」と意見を聞かれても、何を言えばよいかわからず、困ってしまうという悩みを持つ人は少なくないかもしれません。

「考える力」とは、課題や疑問に対して自分自身で探求し、新たなアイデアや価値、答えを創造する力のこと。自分の意見を持ち、自分の言葉で表現するには、「考える力」が欠かせません。

本2冊の上に博士帽が乗せられ、その前で豆電球が光っている3Dイラスト

「考える力」が必要な理由

最近身近になりつつある「AI」の存在。「AIに仕事を奪われるときが来る」という話を見聞きしたことがある人もいるでしょう。AIはすでに私たちの生活に入り込んでいて、レストランで料理を運ぶロボットが出現したり、無人レジが急速に広まったりと、人間の仕事をAIやロボットに代替されることが現実になっています。

AIが得意なのは、データを基に計算したり、結論を導き出したりすること。しかし現時点では、「人の感情を汲み取ること」「0から新しいものを創造すること」はAIには難しいとされています。だからこそ、人の「考える力」を磨くことが重要

AIの進化を止めることはできません。今後、私たち人間は、AIと共存する社会で生きていくことになります。それに適応するためにも、人は「考える力」を伸ばす必要があるといえるでしょう。

「考える力」が身に付かないNG行動とは

「考える力」を身につけるには、それなりの行動をする必要があります。ここからは、「考える力」を阻害しかねないNG行動を見ていきましょう。

グラフなどの資料が印刷された紙、タブレット機器

「考える力」を低下させる習慣や姿勢とは?

「考える力」を育むためには、次の行動や姿勢は避けることをおすすめします。

・受け身で人任せ
何をするにも受け身な人は「考えること」を放棄しがち。行動がすべて誰かの指示待ちになっているということはありませんか?

・常識や既存のルールに囚われがち
常識やルール、マニュアル通りにすることは大切ですが、それだけだと発展しません。なぜそのルールやマニュアルができたのか、その背景を考察するのも一つです。

・情報の取り扱いがわかっていない
SNSやネット、誰かからの情報を鵜呑みにしていませんか? その情報が本当に正しいかどうか、随時考えることをしないと、「考える力」は身につきません。

・出来事の振り返りをしない
何かしらの出来事があっても、振り返りをせずに、そのまま流しているということはありませんか?出来事の振り返りをすることは、気づきや発見を得る機会があるということです。

「考える力」を身につけたい! 今すぐできる方法は?

「考える力」は、一朝一夕では身につきませんが、ポイントを押さえて取り組むことで、思うより早く根付くことがあります。「考える力」を身につけたいと思ったら、次のことを意識してみてください。

ニュースが表示されたノートPC、タブレット、スマートフォン

好きなことの要素を取り入れて、学ぶ

「考える力」を磨くには、自らそのように動きたいと思うことが大切です。そこで、自分が好きなことを取り入れながら、取り組んでみるのはいかがでしょうか。

自分が好きでやりたいことは、積極的に情報を取りに行き、行動につなげる人が多いはず。「好き」の駆動力を利用し、「考える力」を身につけていくとよいでしょう。

たとえば、交渉に苦手意識を持つ人がゲーム好きなら、ゲームの要素を取り入れながら交渉を学ぶのも一つ。ロールプレイングゲームをしているとイメージしながら交渉をすることで、楽しさが増すかもしれません。

すべてのことに対して、疑う習慣を持つ

「考える力」があまりない人の特徴に、情報を鵜呑みにするということがあります。SNSやネットで見かけた情報や、伝聞で知った情報に対し、それが事実かどうか、疑問を持つようにしていきましょう。

疑問を持つと、人は自分から調べたり、検証したりしようとします。この「調べる」「検証する」ことこそが、「考える力」を磨くことにつながります。

情報は扱い方を知らないと、ただ振り回されて終わってしまうというリスクがあります。だからこそ、情報に対して疑う習慣を持ち、自分で調べて検証しながら、情報をコントロールする術を身につけましょう。

考える力

視点をコントロールしながら、多角的に観察する

「考える力」は、事象に対する視点をコントロールすることでも磨かれます。一つの出来事に対して、ただ同じ視点から眺めるのではなく、ズームインやズームアウトをしながら視点を変えて冷静に見るようにしてみましょう。

人は、どうしても目の前の事象にばかり気を取られがち。一つのことに集中するのはいいのですが、それだけだと見逃してしまうことも出てきます。大切なのは、全体像を観ながら、冷静に判断すること。そのためには、視点を変えて事象を観察する必要があるということです。

インプットを大切に

「考える力」を身につけるには、「考え方」を知る必要があります。「考え方」の情報は世の中に溢れていますから、どんどんインプットするといいですね。ビジネス書を読むのもいいですし、映像作品から学ぶことも多いでしょう。「考える力」を身につけるには、「考え方」のバリエーションを増やすことが欠かせません。

また、ニュースや時事問題もチェックを。各ニュースに対し、他人がどのような意見を持っているかを調べることも、「考える力」を磨くことにつながります。

ブログやSNSを活用し、アウトプットの機会を持つ

インプットしたら、自分の考えやアイデアを言語化してアウトプットする機会を持ちましょう。インプットだけでは、「考える力」は育ちません。自分の感じたことや意見を要約し、ブログやSNSで発信するのも一つの方法。発信は勇気が要るかもしれませんが、発信することで得られることはとても多いはずです。

最後に

AIが台頭し、AIとの共存が必要になる今後を考えると、人は「考える力」をさらに高めておく必要があります。「考える力」を磨くには、自ら行動を起こすことが大切です。情報を鵜呑みにせず、いろんなことを疑いながら、「考える力」を磨いていくようにしたいですね。

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