Contents
【目次】
準備|ショートボブをうまく巻くために用意するもの
コテを用意する。おすすめは19mm〜26mm
コテには様々な種類がありますが、一般的に使用されているコテの太さは19mm・26mm・32mm・38mmの4種類。太くなるにつれカールの仕上がりがゆるく、大きくなります。基本的には髪の長さに合わせて使い分け、ベリーショート〜ショートには19mm、ショート~ミディアムには26mm、ミディアム~ロングには32mmや38mmがおすすめ。
ただ、髪質や仕上げたいヘアスタイルのイメージによっても適した太さが変わるため、一概には言えません。
例えばクセがつきやすいやわらかな髪質の人が細めのコテを使用すると、カールがきつくなってしまうことも。髪が短い人でも、自然なカールに仕上げたいときは、32mmの太めのコテが向いています。
ふんわりカールを作りたい人はストレートアイロンを
ふんわりとワンカール巻きをするなら、ストレートアイロンがGOOD。コテを使ったときのキュッとした曲線が、ストレートアイロンなら出にくくなります。
ストレートアイロンは後れ毛を巻くときにも便利
ストレートアイロンは、ヘアアレンジ後の後れ毛を巻くのにも便利。毛束の中間部分を挟んだら、手首をひねって返しながら毛束に曲線をつけ、そのまま毛先までスルーさせるのがコツです。2〜3回ほど繰り返えせば、自然なカールに。
基本|きれいなウエーブを作るための巻き方
コテを上手に使うには、ブラッシングやブロッキングといった下準備が欠かせません。下準備を怠ると手早くきれいに髪を巻けない上、髪へのダメージも大きくなります。特にコテの扱いに慣れていない人は、面倒がらずに毎回、下準備をしっかり行うようにしましょう。
また、コテの基本的な使い方として「内巻き」「外巻き」を紹介します。内巻きと外巻きは、左右でコテを当てる向きや巻く方向を変えるのがポイントです。どちらの場合も、巻き終わったら手ぐしでカールをほぐすと、自然な仕上がりになります。
下準備|ブラッシングする
髪が絡まっていたりホコリがついていたりすると、きれいに髪を巻けません。スタイリングに時間がかかり、結果的に髪を傷めてしまいます。まずは髪全体をブラッシングして、絡まった部分をほぐし、汚れやホコリをとり除きましょう。ブラッシングすることで、キューティクルの表面にある髪を保護する成分「18-MEA(メチルエイコサン酸)」が髪全体に行きわたるため、コテの熱から髪を守ってくれる効果も期待できます。
下準備|ブロッキングする
「ブロッキング」とは、髪を上下に分けて、ヘアピンなどでとめておくことです。事前にブロッキングをしておくことで、手早くバランスのとれた巻き髪ヘアを作れます。
まず、こめかみの上のラインで髪を上下に分けます。そして、髪が落ちてこないようにヘアピンやクセのつきにくいヘアクリップ、シュシュなどで上の髪をとめましょう。
実践|内巻きのやり方
右側の髪を内巻きにするときは、髪を挟む部分(フリッパー)が顔の外側にくるようにコテを持ち、巻きたい毛束の中間部分をコテで挟みます。反対側の手をコテの先(クールチップ)に添えて安定させ、毛先が飛び出さないように気をつけながら、コテを毛先まで滑らせましょう。手首を内側に返すようにしながらコテを回転させ毛束の中間部分まで巻いていき、そのまま数秒間キープして髪に熱を伝えます。
クールチップに添えた手を離して毛束の根元部分を持ち、コテを縦にしてゆっくり引き抜けば、内巻きの完成です。左側の髪を内巻きにするときは、フリッパーが顔側にくるようにコテを持ち、手首を内側に返すようにしながらコテを回転させて巻きます。
実践|外巻きのやり方
右側の髪を外巻きにするときは、フリッパーが顔側にくるようにコテを持ちます。巻きたい毛束の中間部分をコテで挟み、反対側の手をクールチップに添えたら、毛先までコテを移動させましょう。手首を前に押し出すようにしながらコテを回転させ毛束の中間部分まで巻いていき、数秒間キープします。クールチップに添えた手を離して毛束の根元部分を持ち、コテをゆっくり引き抜けば完成です。
左側の髪を外巻きにするときは、フリッパーが顔の外側にくるようにコテを持ち、手首を前に押し出すようにしながらコテを回転させて巻きます。慣れてきたら、内巻きと外巻きをミックスさせたり、巻き始めの位置を変えたりしてアレンジを楽しみましょう。
内巻き|ショートボブのゆるふわな巻き方
韓国風ひし形ショートボブ
ほんのりと丸みがある内巻きのショートボブ。韓国風の後れ毛「チャンモリ」のおかげでこめかみの髪の割れをカバーし、小顔効果も期待できます。全体はあご下レングス、骨格に合わせてレイヤーを入れています。前髪は目の上で薄め&やや狭めに作り、サイドバングを意識してカットしましょう。
\巻き方/
髪全体の毛先を、ストレートアイロンまたは太めのカールアイロンを使ってワンカールの内巻きにしていきます。その後、表面の髪を新に分けとり同様にワンカールで巻くことで、カールのずれが生まれ、よりふわっと軽やかな印象になります。チャンモリ部分は毛先だけをやや外向きに動きをプラス。最後は、トリートメントオイルを髪の中間〜毛先に手ぐしを使ってなじませましょう。
輪郭がカバーできる前下がりのショートボブ
年齢とともにもたつきが気になってくるフェイスラインをうまくカバーしてくれるのが、あごラインのボブ。顔側から後頭部に向けて上がるようにカットしているため(前が下がっている)、スッキリ見せもばっちり。この長さで前髪があると野暮ったく見えてしまうことがあるので、前髪はなしがベターです。前髪がないと顔が縦長に見え、丸顔でもキュッと小顔に! 前髪が長いため、顔まわりの髪が邪魔に感じる仕事の時などは耳にかけておくとストレスフリー。
\巻き方/
26mmのカールアイロンで毛先だけ軽く内巻きに。オイルをワンプッシュして手に広げ、手ぐしを通しながら毛流れを整えて完成です。
ふんわりエアリー内巻き
\巻き方/
ストレートアイロンを使って髪の毛元からアイロンを挟んだら、上に向かって大きく弧を描くようにすべらせていきます。毛先を巻きすぎないように注意しながら、おさめる程度に全体を内巻きにしていって。
外ハネ|ショートボブのカジュアルな巻き方
立体感あるこなれショートボブ
カジュアル系もきれいめ系も相性のいい、前髪なしの外ハネショートボブスタイル。ベースはあご下ライン、毛先を軽く外ハネにすることで全体的に立体感が生まれ、華やかさを演出することが可能です。顔まわりをふんわりと後ろに流すことで、気になるフェイスラインもきれいに。
\巻き方/
まずはストレートアイロンを使って全体のクセを伸ばします。その後中間の毛束をランダムにとり、内巻きにしていきましょう。毛先は軽く外ハネにして。さらにストレートアイロンで顔まわりの毛束を縦に挟んで、外巻きにして後ろに流します。最後はバームをパール1粒分、手のひらにしっかり伸ばしてから髪の内側から全体にもみ込んで完成です。
ヘルシーな軽やかショートボブ
レイヤー効果でひし形シルエットにしたショートボブ。顔型の悩みをカバーし、小顔に見せてくれる黄金バランスです。カットのベースはあごラインのボブ。顔まわりと後頭部にレイヤーを加え、ひし形シルエットにしています。前髪は目の上でやや薄めに作成。肌が透けて見えることで抜け感が出ます。
\巻き方/
ストレートアイロンを使用し、襟足と顔まわりの毛先をほんのりと外ハネにしましょう。前髪は軽く内巻きに。オイルを手のひらに広げたら髪の内側からしっかりなじませ、メリハリがつくように整えて完成です。
硬めの髪におすすめな外ハネショートボブ
\巻き方/
まずは、全体の根元を浮かすようなイメージで乾かしましょう。表面は長さを残しつつ内側を短くカットしているので、乾かすだけで毛先は自然に内巻きに。その後ヘアアイロンで、顔まわりの毛束だけ外ハネにします。少量のヘアバームをしっかり手に広げて溶かし、毛先の内側から手ぐしを通してなじませていきます。前髪は横分けにして流し、毛先をところどころつまむようにして動きと束感をプラスして。
パーマ風|ショートボブのおしゃれな巻き方
ラフなニュアンスショートボブ
うなじやデコルテなど、肌見え範囲が広く抜け感抜群のショートボブ。ラフなカールが優しさやこなれ感をプラスし、女性らしい洒落感もアップ。「髪を切るとボーイッシュな印象になりそう」という不安も解消できる、上品かつ凛としたスタイルです。
\巻き方/
26mmほどの細めヘアアイロンを使用。根元から髪全体にミックス巻きを施していきます。最後はワックスまたはバームをなじませ、束感を出して完了です。
ほのかにかわいいハンサムな波巻きショートボブ
前髪なしのショートボブはクールでモードな雰囲気になりがちですが、波ウエーブをあわせて柔らかい表情に。髪がしなやかに見え、どこかフェミニンなテイストが加わります。そのミックス感が絶妙! パーマをかけておけばスタイリングが楽ちん。アイロン使いに慣れている人は自分でスタイリングしても。顔まわりの長さを残しているから気になる頬骨にも髪がかかってカバーされ、顔をキュッと見せてくれます。
\巻き方/
毛先を外ハネにしながら乾かしてから、表面の髪を3〜4cmの毛束にとってストレートアイロンで内カールと外カールを繰り返して波巻きにします。100円玉大のオイルを手に広げ、カールをくずしながらなじませて。パーマの場合は、髪が半乾きの時にムースをクシャッともみ込むだけでOK。
コテで作るこなれ度抜群のラフウエーブ
\巻き方/
まずはハチ上の髪をクリップで分けておく。26mmのヘアアイロンを使って、ハチ下の髪の毛先を外ハネにしていきます。一度に外ハネにしようとせず、少しずつ毛束をとって毛先だけ曲線をつけるイメージで巻くのがコツ。
今度は分けておいた髪を、根元を立たせるようにしながらランダムに巻いていきます。アイロンは縦に使い、前方向への巻きと後ろ方向への巻きを交互に合わせるのがポイント。
ヘアミルクを指先に少量とったら、手の指の間にまでしっかりと広げましょう。
その手でカールを根元から崩すイメージで、髪全体になじませます。足りないと感じた部分には少しずつ重ねづけし、つけすぎやムラを防いで。
最後は全体のバランスを見ながら、前髪からサイドの毛流れを整えてできあがり!
ボリューミーなウエーブ
\巻き方/
まずは表面の毛束を少なめにとったら、髪を後ろ向きにねじっていきます。32mmのアイロンを使って、ねじった髪の中間部分からリバース巻きに。その後ろの毛束はフォワード巻き、また次はリバース巻き、と交互に重ねていって。
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